2013年2月9日土曜日

習近平国家主席のわめき声を聞け。その2


▲中国が「長期戦」に切り替えたようだ。
 このまま、ヒステリックに一方的に攻めても、対日本ではうまくいかない。

 それなら、一呼吸休んでのち、また、攻撃するか---とエスカレートすることを一旦、控えることにしたのだろう。
 また、暫くすれば「攻撃」してくるさ。<このブログでもふれたが、中国は日本の技術・資本なしてもやっていけるさ--と考えているのだ>
 まぁ、日本企業・資本の脱中国、日本人観光客の減少はこれからも続こう。
 それは日中お互いさまだ。

 なお、レーザー照射を軍の独走—という声があるが、多分、習国家主席は知っていたはず。
 このあたり、日本のマスコミに騙されまい。

 以下、新聞から抜粋。

 政府が中国海軍艦艇の射撃管制用レーダー照射を発表して以降、東シナ海での中国軍の挑発が 沈静化していることが、分かった。
 フリゲート艦は沖縄県・尖閣諸島の北方海域に展開しているものの 動きは小さく、連日続いていた戦闘機などの領空接近は途絶えた。

 中国共産党指導部が挑発を自粛する よう指示したためとみられ、政府は照射が「軍の独断」だったとの見方を強めている。
 東シナ海上空では昨年9月以降、中国海軍のY8哨戒機とY8情報収集機が日本領空に連日接近。

 12月からはY8を護衛する形で空軍戦闘機J10も近づき始めた。
 緊急発進(スクランブル)する航空自衛隊の F15戦闘機や警戒監視中の海上自衛隊P3C哨戒機などが入り乱れ、偶発的な衝突が懸念されていた。

 政府高官は「年末から一触即発の状態が続いていたが、6日以降は驚くほど静かになった」と指摘。
 別の高官も「フリゲート艦を尖閣北方から後退させることはないが、この3日間の領空接近は皆無だ」と語る。
 レーダー照射では、党指導部の指示か、軍の現場の独断だったかが焦点。

 防衛省幹部は「指導部の 指示であれば照射を即座に正当化した上で、反発のメッセージとして別の形で挑発に出る準備をしていた はずだ」と分析する。
 逆に、挑発が沈静化したことで、国際社会の批判を恐れた指導部が慌てて挑発の自粛を軍に命じたとの 指摘が多い。

 パネッタ米国防長官も中国に自制を求めており、政府の積極的な公表が中国軍の挑発を 封じる上で奏功したといえる。
 中国では今月10日に春節(旧正月)を迎え、政府は祝賀ムードの中で軍が挑発を再開させるかにも 注目している。
 仮に挑発に出てくれば、今度は指導部の指示であることは明白だ。


▲補足、感想など

 ばかな。軍の独走などである筈がない。
 そもそも、この騒動の発端を考えても見よ。
 ちょっと脅してやれば、日本人はすぐ引っ込むさ—と日本人を舐めた「軽々しい決断」をしたのは、習近平国家主席その人ではないか。

 自分で引き起こしておいて、結局、日本からなんの「譲歩」も引き出せなかった場合、「メンツを失うのは習国家主席その人だ」
 ましてや、国家主席となって初めての「仕事」なのだぞ。
 最初からケチがついて、これから10年もやれるものか。
 だから、引っ込まない。
 少し、タイミングを見計らって、なんどでもしっこくやるさ—と考えているのだろう。

 安倍さんもなぁ。
 この7月までは大きなトラブルは抱えたくはない—と考えているのだろう。
 しかし、中国側から日本国民の誰もが「理不尽だと思える攻撃」に対しては、反撃するだろう。
 その方が確実に「支持が高まる」

 う~ん、中国の習近平さんとしては「攻撃の仕方」が難しいなぁ。
 日本の国民の大部分が理不尽だ—と思えるような攻撃をすれば、昨年末、「自民党」を圧勝させたのと同じく、安倍さんに「点数を稼がせてしまう」

 さて、さて、どう攻撃してくるかなぁ。
 日本には中国様に「尾を振る」新聞社が一杯いる。
 一息入れる間は、この親中国の新聞社でも利用するのかな。
 あぁ、そう言えば、早速、麻生さんを攻撃していたなぁ。