2013年2月12日火曜日

なぜ、日本は右傾化するのか。


▲表題は、韓国の新聞記事からとったものだ。
 右傾化?
 さてさて、なんのことだ。
 日本人が日本の歴史を誇りにおもってなにか問題があるのか。

 以下、新聞から抜粋。

 朴槿恵(パク・クネ)政権が25日スタートし、韓国と日本が新指導者の時代を迎える。
 両国とも表面的には韓日関係強化を打ち出している。
 特に安倍総理は就任後すぐパク・クネ当選者に特使として送り親書を伝達するなど柔軟ジェスチ アーを取っている。

 だが、安倍政権は韓国中国、ロシアと竹島)、尖閣列島、北方領土等、領土問題につい て強硬立場を見せる。
 慰安婦と過去の問題について日本政 府の公式立場を翻意しようとしている。
 安倍政権の回帰は経済沈滞で日本の国際的地位が弱まり自信が欠如し たことと一脈通じる。
 昨年、東日本大地震と福島原発事態で危機に置かれ、日本製品 が韓国などに押されて国家信用等級が墜落するなど日本社会は危機に直面している。

 日本人全 体が抑圧された状況でストレスの噴出口が必要であり、これが日本の保守化を加速さ せているわけだ。
 日本の保守化は報道機関とインターネットなどが煽っている。
 実際、産経と読売が平和憲法改正、集団的自衛権、自衛隊の国防軍転換などを主張している。
 ここに‘ネトウヨ’と呼ばれる右翼ネチズンらがインターネ ット等を通じて声を高め保守支持者を広めている。

 彼らは昨年8月李明博大統領の独島訪問後、日本国内反韓流拡散の雰囲気を主 導して世論作りをしている。
 このような日本の現象が端的に見られるのは‘憲法改正’ に対する世論だ。

 第二次大戦を起こした戦犯国・日本が再び戦争を起こせないように自国防衛以外の目的では軍事力を行使できないよう規定した平和憲法整備問題が社会全般で活発に議論されている。

 自民党は同盟国が攻撃を受けた場合、日本が攻撃を受けたと見なして反撃できる権利であ る集団的自衛権の行使、平和憲法改正を通じた自衛隊の‘国防軍’転換、領土・領海警備強化の ための‘領海警備法’制定、自衛隊の人員・装備・予算の拡充などを推進する意向を明らかにして いる。

 自民党と公明党が力を合わせる場合、憲法改正を除いた法案や予算案は全部単独処理が可能 だ。
 憲法改正などは公明党が反対しているが、自民党は石原慎太郎が率いる日本 維新の会、みんなの党などと政策聨合を推進するものと見られる。

 他にも竹島の日行事、歴史教科書歪曲問題、政治家たちの靖国神社参拝など‘右向け右’に対する日本国内の動きが強まっている。
 日本の右傾化に対して日帝植民地を経験した韓国を含むアジア諸国は「日本が軍国主義に回帰するかもしれない」と憂慮 している。
 日本の右傾化がアジア全体の安保に不安要素として作用しているのである。


▲補足、感想など
 昨年8月か。
 李韓国大統領の日本の天皇陛下への侮辱発言は、そもそも”なかった”ことになっているのだなぁ。
 都合の悪いことは、すべて”なかったことに”なるのか。

 戦犯国?って。
 それをいうなら、韓国も”戦犯”だろう。だって、1945年まで”日本国民”ではないか。
 日本を戦犯というなら、韓国人も同じ”戦犯”だし、同罪だ。
 ふん、と思う。
 ばかばかしいことを言うから、足をすくわれるのだ。

 韓国とか中国がどう言おうと、日本は自分で自分の国を守る—という「普通の国」になっていく。
 それは、アメリカ自身ももはや、世界の警察官を自認するほと、世界経済で突出した存在ではありえないからだ
 記事にあるロシアとの北方領土問題は、おそらく、この安倍政権が続く5-6年以内で、解決される問題であろう。
 中国との尖閣諸島、韓国との竹島問題は、これからも続く。
 その騒動の中で、日本の自衛隊の国防軍への格上げ、記事にある集団的自衛権という部分に踏み込んでいくことになろう。

 日本の隣に中国とか韓国・北朝鮮のような「性悪の国家」が存在することが、日本が「普通の国家」になることを促進しているのだ。
 まぁ、結構な話ではないか。

 それにしても---と思う。
 中国の習近平さんって、よほど頭が悪いなぁ。
 昨年の秋か。尖閣諸島で一騒動を起こそうと決断した時、なにを考えていたんだ?
 
 ちょっと、日本人を殴りつけてやれば、すぐにへたれるさ、すぐに音を上げて、「尖閣諸島は中国様のものだ」--とか日本人が言い始めると考えていたのか。
 日本人の本質を理解していないというか、日本人を舐めた”判断”が、自分の国家主席というポストを危うくするとか考えなかったのか。
 まぁ、国家主席となったばかりだったからなぁ。
 今、ここで「点数を稼ぎたい」「名前を挙げたい」という名誉欲に駆られたのだろうなぁ。
 一世一代の「不覚」というべきか。

 いや、話がとんだところへ。韓国の話だった。
 竹島の問題は、数年先にでも、国際法廷へ裁判でもってあがるという話になろう。
 それまでに、経済的にトコトン、締め付けておいて----

 中国との尖閣諸島を巡る騒動は、習近平さんの個人的なかつ国家主席としての「メンツ」をどう保つか--という実にばかばかしい話だから、さてさて、どういうことになるやら。<案外、能力不足で--とかで、1年くらいで交替するかもしれないなぁ>