▲なんというかなぁ。
中国・習近平国家主席の精神はもう「病んでいないか」。
筆者にはそうとしか思えない。
記事ではやたらと、日米関係に隙間風が吹く—と言いたいらしいのだが。
いや、日本はアメリカが冷たいなら冷たいのでいいのだよ。
それなら、原爆の所有、原潜の建造・所有とそこまで一瀉千里だ。
米国が、日本という「虎を野に放つ」という決心をしているならば---ね。
クリントン前国務長官は、確かに日本という「虎を野に放」ちたくない—と考えていた。
しかし、ケリーさんは必ずしもそうではないようだ。
そのあたり、もうケリー国務長官の姿勢いかんに関わっている。
いや、話がどんだところへ。
日本は、まだ理屈というか価値観がより一致するアメリカという国を選択しているということだ。
「病んだ」中国とは関わりたくない-ということさ。
以下、新聞から抜粋。
中国国営の新華社通信は、日米首脳会談について、安倍総理大臣が、沖縄県の尖閣諸島に関して、アメリカのオバマ大統領から後押しを得ようとしたものの、願いはかなわず、「冷遇された」と主張しました。
安倍総理大臣とオバマ大統領との初めての日米首脳会談について、中国国営の新華社通信は23日、「安倍総理大臣はアメリカで『冷たい処遇』を受けた」と題した論評記事を配信しました。
記事は、安倍総理大臣が、今回の訪米を通じて日米同盟を強化し、中国の台頭を抑えることをねらい、オバマ大統領からの後押しを得ようとしたと分析しています。
しかし、「アメリカは尖閣諸島の問題で、日本と一緒になって、みずからの利益が損なわれることは望まなかった」として、「頭の熱くなった日本の指導者は冷遇された」と主張しました。
そのうえで新華社通信は、「中国は著しい経済発展を続け、米中の経済、政治、軍事、それに文化の交流は深くなっている。
アメリカにとって中国の戦略的な重要性は高まっており、尖閣諸島の問題で軽々しく中国と対決することはない」としています。
中国としては、アメリカにとって中国経済などが重要だと強調することで、尖閣諸島に関して、日米が連携を深めて、中国と対じしないよう、けん制するねらいがあるものとみられます。
▲補足、感動など
冒頭で中国・習近平国家主席の「精神が病んでいる」--と書いた。
しかし、これは自らの「軽率な」「日本人を舐めた」決断が大元であろう。
国家主席になりたてで、「大ホームラン」を狙ったようなものだ。
しかし、一旦、それが三振に終わると、次から打つ手打つ手がすべて悪いほうへ悪い方へでる。
日本を責めれば責めるほと、日本を・日本人を保守的に追いやる。
昨年の末、民主党政権 → 自民党政権 へ追いやったのも、この中国の政治的な失敗が大きかろう。
また、記事にあるように、日米離間を狙えば、それは冒頭でふれたように、日本は原爆所有、原潜の建造・配置を決心せざるを得まい。
習近平国家主席が望んでいるように、「ハハァ、中国さまのおっしゃるように尖閣諸島は中国さまのものでございます。なにもかも日本が悪うございました」などと決して日本人は言わないよ。
これ以上、日本を攻撃すれば、そこにあるのは「日本の原爆所有・原潜の建造配置」なのだ。
文字通り、「虎に翼を与える」ようなものだ。
だから。
もう一度、確認しよう。
尖閣諸島は日本の領土だ。日本と中国との間に領土問題は存在しない。