▲加藤紘一という人のニュースを見ながら、この人は--と思う。
この人が、若いころ、将来は首相候補とか言われた—って信じられないだろう。
幹事長とかもやっていたなぁ。
この人の20代-40代は華々しいものであった。
確か、45歳くらいで、防衛庁長官をやっていなかったか。-スピード出世だったと記憶する---
エリートコースをまっしぐらに歩んできた筈が、どこからか狂ってしまった。
そうなった理由は一体なんだろう。
それは、と筆者は思う。
この人、右顧左眄しすぎる--。
人間として、政治家として、この部分は絶対に譲れない—というなにか「芯」の部分を感じない人だ。
そのあたりが嫌われるのだろう。
また、中国という国に余りに「取り込まれ過ぎている」
以下、新聞から抜粋。
加藤紘一元自民党幹事長は、中国海軍艦艇によるレーダー照射問題について、
「ほんとにやったのかな…」と述べ、
映像や写真などの証拠があるとする日本政府の主張に疑念を示した。
加藤氏は「中国は3、4日調べて『照射してない』と(発表した)。
レーダーを照射することがよくないという認識はお互いにあるはずだ」と中国側を擁護。
中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島をめぐっても「領土問題を話し合わないといけないと言うと、
日本では非国民になる」と述べるなど、政府の「領土問題は存在しない」と立場と異なる主張を展開した。
旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」についても「安倍晋三首相がどう書き換えるのか、
注目している」と、見直しを牽制するかのような発言も行った。
▲補足、感想など
加藤紘一という人を見ていて思うのは、「この人、カンの鈍い人だな」ということ。
戦国武将に例えて見れば、武田信玄の息子である武田勝頼のような人だと思える。
武田勝頼という人は決して無能な人ではない。
ただ、親父が「武田信玄」という戦国でも屈指の逸材であったため、いつも比較され、その名声に圧し潰された人だ。
また、時代をみる目がなくて、長篠の合戦では織田・徳川の鉄砲に対して騎馬軍団で争うという「時代遅れ」の戦法で大敗した。
人を見る目を持たず、最後の最後には自分の家来に裏切られて非業の最後となった。
いや、話がどこかへいった。
加藤さんが、仮に戦国の武将ならば、おそらく、早々に討ち死にしてしまう。---そんな「カンの鈍さ」を感じる。
上の記事を読んでも、結局、「中国の傀儡」ごとくになって、中国の単なる代弁者となっているのだろうなぁ。