▲どうやら、対日本の瀬戸際外交・拡大路線を一旦ひっこめるようだ。
ふ~ん。
長期戦で、日本から「譲歩」を引き出そう—と戦法を変換させたか。
しかし。習国家主席のメンツはどうした?
あぁ、中国国内で新聞など報道規制すれば、「習国家主席のメンツ」がどうした—なんて、大声で叫ぶ国民もいないか--。
しかし、日本企業の中国脱出、日本人観光客の減少に歯止めがかかるまい。
その原因は明白だ。
先見の明のない指導者の思慮のない「決断」が原因だ。
かるはずみに日本人を舐めた行動をとったことこそが、習近平国家主席のしょっぱなからの「躓き」だ。
こうしてみると、習近平さんは、中国版「ルーピー鳩山」さんということだなぁ。
思考回路が非常によく似ている。
まぁ、長期政権は無理であろうなぁ。
以下、新聞から抜粋。
中国の軍艦によるレーダー照射問題で、中国政府側が日本政府に対し、軍の見解としてレーダー照射の事実はないと伝えてきたことが
明らかになりました。
日本政府関係者によりますと、中国政府側が非公式に伝えてきたのは7日です。
現段階での軍の調査結果として、レーダー照射の事実は
ないと伝えてきたということです。
中国外務省・華春瑩副報道局長:「最近、日本は危機をあおって緊張を作り出し、中国のイメージダウンを図ろうとしている。このやり方は、日中関係改善の努力に反している」
中国外務省の報道官は記者会見で、現在の問題は、日本が尖閣諸島の海域で船や飛行機を違法に活動させ、中国の領土主権を侵害
していることだと改めて主張しました。
▲補足、感想など
短期決戦から長期戦に切り替えたということか。
いいさ、と思う。
日本も自衛隊を国防軍に切り替える実に都合のいい口実ができる。
安倍さんは、今年の夏、参院選が終わるまでは、テーブルの上下とを使いわけで、言動を慎んでいくだろう。
まぁ、テーブルの下では思い切り相手国をけっとばしているのだが。
尖閣諸島の問題でもそうだ。「日中友好は大事」と唱えながら、一歩も引いていない。
捏造慰安婦の件でも、河野談話の修正は急がない—とかいいつつも、慰安婦への国からの強制をまったく認めていない。
この姿勢で、この夏の参議院選を乗り越えようとしているのだ。
恐らく、参議院選でも民主党は「惨敗」であろう。
安倍政権の本格的な動きは、この秋からだな。もう怖いものなし—でドンドンつっぱしるぞ。
最後に大事なことを繰り返そう。
尖閣諸島は日本の領土だ。日本と中国との間に領土問題は存在しない。