▲いや、どうでも言いたければ言えばいいこと。
ならば、と思う。
日本がチンピラ国家なら、中国は腰抜け国家であろう。
そもそも、国家の指導者がいつでも国外へ脱出できるようにしているなんて—そんな国家を見たこともない。
ロシアのプーチンさんは、ロシアの大地と討死を覚悟しているし、安倍さんも、この日本という島国で討死を覚悟している。オバマさんだってそうだ。
そんな中国の指導者が、他国と戦いとなった時に、一番前へ出て戦うか。
それこそ、一番先に安全なところへ抜け出しているだろう。戦場に残されたのは、指揮官のいない下っ端ばかりになろう。
だから。
中国という国は、「腰抜け国家」なのだ。
以下、新聞から抜粋。
中国国際情報紙「環球時報」は、「安倍首相が日本をどんどん“チンピラ国家”に近づけている」
と社説を掲載。
以下はその概要。
安倍首相は、尖閣諸島に近い沖縄県の石垣海上保安部を訪れ、「尖閣は間違いなく、歴史的にも国際法的にも
日本固有の領土だ。
私たちは一歩たりとも譲歩する考えはない」と強調。
日本の最高行政長官によるこうした“むだ口”が中日関係の
緊張状態をさらに深めた。
中国側の”口”は最大の抑制を保っているが、日本側の“口”はどんどん悪くなっている。
日本の政治家たちは中国を挑発する競争でも
しているかのように、中国社会を刺激する言論を繰り返している。
彼らには中日関係に対する責任感は微塵もないようだ。
安倍首相の強硬姿勢を“怖い”と感じる中国人は1人もいないことを、日本人はよく知っておくべきだ。
我々はただ、「箸にも棒にも
かからないヤツ」だと見ている。
安倍首相の言動は“怒る”価値すらない。
安倍首相率いる日本と関係を緩和させようという期待も抱いて
いない。
日本が我々に向ける「強硬と蔑み」をそっくりそのままお返しするだけだ。
政治家たちは日本社会を小国にありがちな“過激主義”に向かわせており、日本はどんどん“小日本”に近づいている。
傲慢な日本は、
もはや中国の戦略的ライバルでもなんでもない。
日本は我々に“チンピラ国家”という言葉を連想させる。
“チンピラ”への対処法は、時に相手にせず、時に叱り飛ばすこと。
一線を超えるような事態になった時には、容赦なく懲らしめればよい。
長い間、痛みを忘れないような一発をお見舞いすればよいのだ。
▲補足、感想など
中国人という民族は--。
いや、どうとでも言えば---。
記事のような文章を読むと、なるほど、中国人は英國の産業革命に200年も遅れるはずだな、とつくづく思う。
清の時代、イギリスがアヘンをもって貿易にきたとき、清の態度も、今、記事にあるような対応をしたのだろうな。
その後、清-英國の摩擦が大きくなって、アヘン戦争に突入するということになる。
どこに核心があるのだろう。
中国人は、科学的思考というものができないのだな。
いや、科学的思考はできるのだが、頭が余りに回るために、自己肥大した「中華思想」が、その科学的思考を上からべたっと塗りつぶしてしまうのだな。
そういえば、胡錦濤さんが北京オリンピックの開会式で、「中国5千年の歴史云々」としゃべって、その時、筆者は上と同じような感想を述べた記憶がある。
胡錦濤さんは、中国でも屈指のテクノクラートであろう。
確か、理科系の学部であったと記憶する。
そういう科学的思考の訓練を受けた人でも、オリンピックの開会式というような多くの目にさらされる時、虚栄心が、中華思想が他のものを圧倒してしまう。<中国には5千年もの歴史はない--ということ>
これは、もう中国人という民族のもつ宿痾<しゅくあ>だな。
中国人は、中国大陸の住むかぎり、この中華思想から抜け出すことはできそうもない。
土壇場に追い詰められても、「虚勢をはってしまう」。
虚飾をひきはがした「自分の姿」を直視できない—とでもいえば真っ当な言い方かな。
中国人は、中国大陸にいる限り、自分の「虚栄心」のために滅びそうだな。