▲ニュースを読んで、第二次大戦・朝鮮戦争というものの「戦後」が終了したなぁと感じた。
また、同じくかっての「米ソの東西対立」というものも終了したのだな、とも思った。
また、同時に日本という「虎」が完全に野に放たれたのだな、とも感じた。
同時並行して起こることなのかどうかは分からない。
どちらが原因でどちらが結果なのかも分からない。
おおよそ、そういうタイミングとなったということであろう。
韓国はより中国寄りとなり、日本からより離れた関係となろう。
それは韓国の国民が選択したことであり、自らの選択の結果は、自分でその果実を刈り取らざるをえまい。
この事は、また、日本にいる朝鮮系の人間と日本人との関係にも波及しそうだな。
中国ブロックにとりこまれた朝鮮系の人間に対して、日本人は疎遠な関係になっていこう。
全体から言えば、東アジアでの大きなターニングポイントということか。
以下、新聞から抜粋。
米国防総省は、韓国に駐留している第1機甲戦闘旅団の任務を来年で終了させ、今後は9カ月ごとに米本土から交代の部隊を派遣する「ローテーション配備」に変更する方針を発表。
来年12月に予定されていた在韓米軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移管は再延期されたが、米軍の「韓国撤退」傾向は変わらない。
「反日親中」で突き進む朴政権には衝撃となりそうだ。
「旅団を常時配備するのとローテーション配備では重要度が違う。練度も違い、戦力も落ちるはず。これまで交番を置いて地域を守ってきたが、今後はパトカーで巡回するようなもの」
s元空将はこう語る。
発表は、国防総省の報道部長が行った。
第1機甲戦闘旅団は1965年から駐留し、氏は「朝鮮半島の防衛に不可欠な役割を果たした」と語った。
一般的に、米軍の機甲戦闘旅団は、実戦部隊で4、5000人規模。北朝鮮に対峙する在韓米軍は現在、約2万8000人だけに、今回の変更は小さくはなさそうだ。
米軍は財政難から陸軍現役兵力の大幅な削減に取り組んでいる。在韓米軍についても組織再編を進めているが、背景はそれだけではなさそうだ。
前出のs氏は「米軍は1990年ごろから、在韓米軍の縮小・撤退を考えていた。
当時、韓国全土で激しい反米運動がわき起こった。
私が在韓米軍幹部に『米軍は韓国から撤退したらどうだ?』と聞くと、幹部は『日本を守るために米軍は韓国にいる』と答えた。
つまり、『日本がOKなら撤退したい』と受け取れた」と証言する。
米ハドソン研究所首席研究員のh氏は、「世界を斬る」で、「米国防総省の首脳間に、韓国が米国の同盟国・日本をあまりにも敵対視しているため、『米軍を朝鮮半島に駐留させておくことに意味があるのか』と批判が強くなっている」と指摘。
韓国・聯合ニュースは、戦闘旅団が交代配備となるニュースを淡々と伝えた。
s氏は「米国から韓国へのメッセージでもある。『日本をあまり敵視するな』『中国と接近していいのか』など、さまざまな意味が込められているはずだ」と。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
これは、東アジアでの勢力圏?の交替であり、太平洋戦争・朝鮮戦争をふくめた「戦後」というものの終焉だ。
そして、また日本という「虎」が完全に野に放たれたという「瞬間」を意味しているのであろう。
1950年からの朝鮮戦争で米軍は4万人の戦死者をこの朝鮮半島で出した。
その流した「血」の記憶を忘れさせるほと、この韓国に「米軍」を置いておくという意味が無くなったということでもある。
文字通り、韓国の駐留米軍における「戦後」が終焉したのだ。
野に放たれた日本は、近い将来、自衛隊を国防軍に格上げし、軍事的な自主性を強めながら、米軍とは近い距離を保つように努力するであろう。
また、冒頭でふれた。
韓国が中国ブロックにとりこまれた結果をうけて、日本に在住する「半世紀以上も日本人の洗脳工作に携わった」朝鮮系洗脳工作員達の封じ込め・排除の動きが加速されるであろう。
全体を言えば、半世紀以上もの「戦後レジーム」が終焉し、日本における「新レジームの構築」が始まったのだと捉えればいいのかな。