2014年11月5日水曜日

アジア各国が、域内金融統合を—と韓銀総裁。

お笑い、韓銀総裁—というところか。
 自分のところが、破綻しかけると、早速、域内金融統合だとさ。

 朴大統領は、もう、なにもかも中国様にお縋りすると決心したのではないのか。
 この前、麻生さんに、頭を下げてお願いにくるなら、日韓での通貨スワップを考えてやってもいいよ—とか言われて、これじゃまずい--というので、別の手を考えたということだな。

 でもさ。
 お縋りする中国様も不動産バブル崩壊寸前で、背中に燃え盛るタキギを背負って、顔まで火の粉が飛んでくるのだが、そこは中華思想の親玉、そしらぬ顔をして、世界へ向かって、日本の向かって上から目線でものをいう。

 アメリカも、日本も、中国がもう追い詰められたネズミ状態だということを知っているから、「窮鼠、猫を噛む」という出来事(例えば、中国軍が尖閣諸島に上陸するとか)が発生しないように、まぁまぁという態度をとる。

 すると、日本は中国を恐れているのだとか、中国に劣等感をもっているのだとか—考える。なら、もっと日本を恐れさせてやろう、日本からなにか巻き上げてやろう--とか考える。

 中国人の情勢の分析能力の弱さというのは、自分自身で情報を制限しているからだな。
 もう、アホだろう。
 国民へは情報を制限したとしても、国の方向を決める人間が、その制限された情報の中で分析するなんて。
 上の人間は、なんでも知っていなくてどうするんだ?

 以下、新聞から抜粋。

 韓国銀行(中央銀行)の李総裁は、韓銀と国際通貨基金(IMF)が共催する会議に出席し「アジア各国が国家間協力を強化し域内金融統合をさらに発展させていくべきだ」との考えを示した。
 李総裁はアジア地域内の金融・外国為替市場の不安定さを拡大させる要因として、域外金融市場に対する高い依存度や金融部門の発展の遅れを指摘した。

 アジア経済が世界経済の中心となるまでは域内国家間の緊密な貿易が大きな役割を果たしたが金融部門の統合は進んでいないのが現状だ。
 また、李総裁はアジア国家間での金融統合発展のため、「一部国家の金融不安が域内金融システムに拡散しないようにすべきだ」と強調した。


▲補足、感想など

 記事を何回読んでも、アホらしいとしか言いようがない。
 日本は、経済破綻しかけた韓国、中国の面倒をみる気はないよ。

 韓国は、麻生さんから言ってくれた通貨スワップすらも、要らない—と言っているではないか。
 だから。
 中国様へおすがりすればいいこと。

 ただ、そのおすがりする中国様が、冒頭でふれたように不動産バブル崩壊寸前だというだけのことだ。

 こうなりゃ、もう中国様と一蓮托生ということだなぁ。
 仮にImf のお世話になるというなら、ご一緒に。