▲日本の終戦記念日を迎えた。
韓国は、解放?されて71年なんだそうな。
終戦後71年を迎えて、表題のようなことを韓国ば言っているようだ。
統一? 新冷戦? はてさて、なんのことやら。
以下、新聞から抜粋。
韓国は日本による植民地支配の解放から15日で71年を迎える。
解放後、理念対立と朝鮮戦争を経たが、経済成長と民主化を成し遂げた。
しかし、分断状況を乗り越えられずにいる。
朝鮮半島をめぐる、米国、中国、ロシア、日本などの対立も続いている。
◇分断の悲劇続く
1945年8月15日。解放を迎えたが、喜びは長く続かなかった。
自ら勝ち取った独立ではなかったため、韓国は自国の運命を自ら決めることができなかった。
米国とソ連との冷戦状態の中で、朝鮮半島は分断される悲劇を防ぐ手段も、力もなかった。
数百万人の死傷者を出した朝鮮戦争を経て、朝鮮半島は分断され、米国とソ連の対立は一層深まった。
1990年に分断国家だったドイツは統一されたが、朝鮮半島の対立はそのままの状態が続いている。
北東アジアでは米国と日本、中国とロシアを軸にした冷戦の構図が浮かび上がる。
朝鮮半島は構図の中心に位置する。
北朝鮮は4回目の核実験のほか、長距離弾道ミサイル発射実験を強行し、朝鮮半島情勢は再び揺れ始めた。
国連の安全保障理事会は
北朝鮮制裁決議を採択し、米国、日本、欧州はもちろん、中国とロシアも制裁に積極的に参加する姿勢を示した。
韓国政府は「北の非核化なしには南北交流・協力もない」という原則の下、南北関係の「最後の砦」とされた開城工業団地の操業を全面中断する決断を下した。
これまでにない強力な北朝鮮制裁が半年近く続く間も、北朝鮮は弾道ミサイル実験を繰り返すなど、挑発をやめなかった。
◇THAAD配備問題が対立の種に
こうした状況で韓国と米国が北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するため、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を決めると、対北制裁をめぐる各国の立場に亀裂が生じ始めた。
中国とロシアが朝鮮半島へのTHAAD配備は「北東アジアの戦略的均衡を破壊する行為」とし、強く反発したのだ。
今月には国連安全保障理事会が北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射を非難する声明の採択を推進したが、中国がTHAAD配備に反対する文言を声明に盛り込むことを求めたため
合意に至らなかった。
THAAD配備をめぐる対立は米国と中国を軸とする朝鮮半島の新冷戦構図を浮き彫りにした。
米国が韓米日の同盟強化を通じて
中国を包囲する戦略を取る一方、中国は自国本土や沿岸への米軍などの接近を拒絶する「接近阻止・領域拒否(A2AD)」戦略を取っている。
中国は朝鮮半島にTHAADが配備されれば、韓米日のミサイル防衛(MD)協力が強まり、A2AD戦略に支障が出ることを懸念しているとされる。
◇新冷戦構図が浮き彫りに
解放後に超大国の衝突によって朝鮮半島が分断されたように、北東アジア地域で起こっている
超大国の衝突は朝鮮半島統一に「芳しくないムード」をつくると、専門家たちは口をそろえる。
ソウル大張研究員は「解放後の中国、ソ連、米国などの対立により
こう着した分断が今まで続いている。
現在は大国の戦略的利益に基づき、朝鮮半島の分断が固まり、対立構図を金正恩
朝鮮労働党委員長が戦略的に活用している」と指摘する。
韓国の立場としては韓米同盟を強化すれば、中国との対立が深まる状況に陥ったという。
シンクタンク研究所の洪研究室長も「超大国間の緊張が高まっている状況で、韓国も(THAAD配備決定で)新冷戦構図になることに一部関わった」と。
◇統一に向けた環境づくりが必要
専門家たちは、韓国政府が北東アジアの対立構図を緩和し、朝鮮半島統一に友好的なムードをつくる戦略的な目標を持つべきだとアドバイスする。
張研究員は「北朝鮮は北東アジアの対立構図を利用して戦略的目標の達成を推進している。
韓国は対立を緩和し、協力構図になるようビジョンと戦略を持つべきだ」と述べた。
洪室長は「安保は単に軍事力だけで成り立たない。対話と協力を通じ、安保不安を解消するとともに、防衛力も備えるべきだ」と話した。
▲補足、感想など
そもそもと思う。
韓国人って、北朝鮮との統一を望んでいるのか?
そこがおかしいだろう。
仮に北朝鮮の金総書記がどうたらなって、統一するという機会がきたと仮定しようか。
韓国人がそこに見るのは、貧しい・非訓練の・働く意欲に乏しい数千万人の人間だ。
彼らを訓練し、働かせる場所を提供し—とか考えていると、どれだけの費用がかかることか。
また、今のドイツをみれば分かるように、元の西ドイツ人から東ドイツ人は、二級市民扱いされている。
まぁ、こいつら、使い物にならない—てなことを元西ドイツ人達に思われているのだ。
どれだけニートな北朝鮮人でも、韓国人から二級市民扱いされて、我慢しているか?
それこそ、刃物をもって暴れまくるだろう。
つまり、韓国人の言う「統一」って、単なる(見込のない)スローガンなのだ。
まぁ、カネ集めの口実とでも解釈していれば、一番当たっているか。
また、冷戦がどうたら書いてあるが、完全な間違いだろうな。
中国とソ連が組むということはない。
なぜって、プーチンさんは、中国の習近平さんが嫌いだし、まぁ、はっきり言えばバカにしている。
なにかあれば、すぐ逃げ出す準備をしているような指導者を、プーチンさんが信じる訳がない。
コイツとは、絶対に一緒に仕事はできない—と思っているのだ。
それは、たまたま、現在は世界からつまはじきされて、似たような状況にあるから致し方なし—と同じようなことをやっているように見える。
でも、それは単にそう見えるだけだ。
要は、現在の状況は、日米を中心とする「産業革命組(日本は正確に言えば、100年遅れなのだが、進歩の速度が高くて、もう産業革命組に並んでしまった)」の諸国が、産業革命に200年も遅れる大ノロマ国家=中国をなだめすかして、産業革命組のシステムにとりこもうとしている—そういう状況下なのだ。
なんせ、中国って、図体ばかりでかいが、頭の悪い指導者を選んでいるものだから、右に左に振れまくるのだ。
しかし、もう撃つ弾がなくなれば、どうしようもあるまい。他者を攻撃しようもあるまい。
ことここに至って、imf
あたりが、鼻面をとって引き回せるようになったところだ。
どこに核心があるのかな。
やはり、経済というものは「合理性」の元に発展していくものだ。
ところが、中国人という民族は、ちょっと成功すると増長し・天狗となって、「合理性」を見失ってしまうのだ。
そこから、恣意性というか、情緒>>合理性 のような判断をしはじめ、昨年夏の株式市況にゲンナマをつっこむ—てなバカなことを始めるのだ。
欲望の渦巻く株式市況を「自分の意のままに動かせる」などという発想—そのものがもはや、合理性を見失い、資本主義というものを見失っている。
要するに、中国共産党の指導部の頭が悪いのだ。
頭が悪い故に、imf
に鼻面をとられ、引き回される状況となったのだ。
これから、産業革命組のつくったシステムの中に中国はとりこまれていくだろうな。
それしか、生きる道はないのだから。
いや、話がどこかにいった。
まぁ、はっきり言って、韓国の新聞の書いた記事って、「核心を完全に見失っている」