▲いつか見た風景だな、と感じた。
かって、アセアン諸国もこんな感じではなかったかなぁ。
カンボジアとかベトナムとか----ラオスとか
紛争ばっかりで、いつになったらtake
off するんだ?という感じだった。
それを、日本が根気よく面倒を見てきたのだ。
いや、そりゃ、日本が—とか強調すれば嫌味となる。
でも。
なんどでも、なんどでも、日本が面倒を見てきたことは確かだ。
そうして、やっと、アセアン諸国全体が平和となって、ミャンマーあたりも景気がいいらしい。
ご同慶の至りではある。
で。
アセアンが一応、形がついたので、次はアフリカだ—ということかな。
アフリカはそもそもヨーロッパ諸国のテリトリーであろう。
それを、ヨーロッパが難民問題で混乱している内に、日本が勢力圏に入れよう—としているということなのかなぁ。
以下、新聞から抜粋。
安倍首相はケニア滞在中、アフリカ開発会議(TICADVI)の行事の合間を縫い、12カ国のアフリカ諸国首脳と会談をこなした。
“マラソン会談”の背景にはアフリカで存在感を強める中国を念頭に巻き返しを図る狙いがある。
「日本企業のウガンダ進出を促進したい。貿易、投資環境の整備をともに進めていきましょう」
ウガンダのムセベニ大統領との首脳会談に臨んだ安倍首相は呼びかけた。
同国には送変電網整備のため136億円を限度額とする円借款の供与方針を伝達。
ナイジェリアのブハリ大統領との会談ではインフラ整備のほか人道支援などの支援継続を表明。
首相は会談した首脳に対し、円借款などの具体的支援策を提示した。
最後の市場と称されるアフリカへの「未来を信じる投資」であるだけでなく、国連安全保障理事会常任理事国入りに向け支持をとりつけたいという思惑もにじむ。
同時に、日本とインフラ整備を競い合う中国に対抗する狙いもある。
TICADでとりまとめられた「ナイロビ宣言」に「質の高いインフラ投資」が据えられたのは、日本の技術力のアピールといえる。
政府関係者は「中国による安価なインフラ整備に対抗するには日本の『質』を理解してもらうしかない。一連の個別首脳会談はその契機となったはずだ」と話した。
▲補足、感想など
インドネシアのジャコたらジョコたらいう大統領がなにか言っていたなぁ。
中国と日本からの援助を競争させて、できるだけお金を取りたい—てなことを。(この薄汚い根性をみよ--乞食根性とでも言えばいいのか)
なにか、カンチガイしていないか。
国を良くするのは、自分達であろう。自分達の手を使って、自国の繁栄を目指すものであろう。
金をとって、自分のポッポに入れたいなどと思う国家指導者というものを憎む。
日本は、お金を渡すわけではない。
魚の取り方を教えるのだ。
そのところをカンチガイするな。
記事にあるアフリカの国の指導者にも、インドネシアのジャコたらいう大統領と同じようなことを考えている人間がいるだろう。
日本は魚の取り方を教えるのだ。
仕事を自分達でつくり、お金を稼ぐ方法を教えるのだ。
自分の足で立て。
他人から施しを受けようとするな。