▲安倍さんには対抗馬がいない。
石破さんでは、安倍さんには対抗できない。
また、北方領土の解決については、安倍-プーチンという個性でなければ解決すまい。
また、憲法改正についても時間がかかる。
で。
安倍さんの3選問題というものが浮上している。
これに対して、小泉進次郎さんがなにか言っている。
小泉さんの言い出した意図・目的ってなんだろう。
以下、新聞から抜粋。
自民党の小泉進次郎農林部会長は、党総裁の任期延長論が浮上していることに「なぜ今なのか理解できない」と疑問を呈した。
延長論は二階俊博幹事長らが言及している。
小泉氏は「(安倍晋三首相の総裁任期が満了する)2年後、政治がどうなっているかなんて誰にも分からない。急いで議論すべきことか」と述べ、党内で議論する場合は執行部に十分な説明を求める考えを示した。
▲補足、感想など
どこらに核心があるのだろうなぁ。
冒頭でふれた。
はっきり言えば、「有能な後継者」がいないのだ。
冒頭でふれた。
プーチンさんとの北方領土問題について、継続協議ができるような政治家がいるか?
プーチンさんがその後継者たる政治家を信用しないだろう。
こいつは、きっとオレを騙(だま)すにきまっている---と思っているのだ。
要するに、大きな困難な協議をするときには、根底で個人としての信頼関係が必要なのだ。
このことを理解しているから、安倍さんがオバマさんに牽制されながらも、プーチンさんとの信頼関係をとぎれさせないように努力しているということだ。
さぁ。
記事の小泉進次郎さんの発言の意図とはなんだろうか。
石破さんとかオレにもチャンスを与えろよ—という意味なのか。
石破さんが言うなら分かるが、小泉進次郎さんは、まだ、黙っている方がいいだろうな。
ヨーロッパで30代で首相となる場合があるが、あれは西欧諸国の「階級社会」という牢固たるシステムにのっかったものだ。
日本ではあれほどの階級社会にはなりえない。
すると、政治家として首相クラスとなるには、50代後半からくらいだ。
はっきり言って、小泉進次郎さんが「云々する」には、早すぎる。
ノーコメントを決め込め。
大きな目でみると。
安倍さんは自分の手で、北方領土問題、憲法改正問題をなんらかの形で解決に結び付けたいのだ。
そのための「3選」であり、能力のある対抗馬、後継者が見当たらない状況では、3選は「妥当な判断」だと言えるだろうな。