▲拠出の時期は未定か。
条件?となった慰安婦像移転については、安倍さんがふれ、稲田さんがふれているからなぁ。
完全に無視して、二階さんあたりだけの意向では拠出できないということだろう。
まず、韓国の新聞から抜粋。
韓国と日本政府が9日、昨年末の日本軍慰安婦合意に基づく被害者支援事業を議論したが、最終的な合意には至らなかった。
私たちの側は実務的な合意は事実上終わったと説明、日本側は協議の核心の資金出資時点は「未定」と主張。
チョン外交部東北アジア局長と金杉外務省アジア大洋州局長は、庁舎で会議を始め、8時間ほど協議を続けた。
双方は合意に基づいて、発足した「和解・治癒財団」に日本側が出資する10億円の使途と出資時期を調整。
政府当局者は協議について「かなりの進展があった」とし「今日の協議の結果をもとに、それぞれの上部に報告をし、結果に応じて後続措置を取っていく」とした。
続いて「今日の合意内容を報告して決定すると、大きな枠組みでは、整理がされるのではないかと思われる」と説明。
外交消息筋も「かなり良い協議がされた」とし、日本側出資金の使用方向について、「私たちが考えている方向と日本が考えている方向に大きな差はなかった」とした。
一方、日本側は財団の事業の方向については進展はあったが、最終的な判断は自国政府に報告して判断すると。
当初から私たち側が出資金を被害者の希望に合わせて使うように、また直接の利益を返すのが望ましいとの見解。
しかし日本は直接支援金を支給する形は賠償の性質につながると、間接的な方法を好むことが分かった。
ただし日本大使館前の少女像撤去の問題を日本政府が10億円の出資と直接連携する可能性は小さいが、自国の世論の関心事なだけに、障害として作用する。
一方で日本は、私たちの側にムン、民主党元代表の独島訪問に抗議した。
当局者は、「話があり、断固として適切でないと強く遺憾を表明した」。
2016年08月10日
▲補足、感想など
10億円は、財団への拠出金。
賠償金ではない—と日本側が言ったということだろう。
いつ10億円を拠出するかは、日本側の判断だ。
冒頭でふれた。
慰安婦像の日本大使館前からの移動については、安倍さんもふれ、稲田さんもふれている。
これを無視できるのか?
無視するとするならば、余程の理由付けが必要だ。
二階幹事長、額賀さん、河村さん、公明党の山口さんあたりで、この「余程の理由付け」をでっちあげるかな。
いや、楽しみ、楽しみ。