▲かなり確度の高い情報のようだ。
12月にプーチンさんと北方領土問題について話し合う予定だから、そこでなんらかの成果があるのかもしれないな。
以下、新聞から抜粋。
臨時国会が召集される永田町で、安倍首相が来年1月の通常国会冒頭で衆院を解散するとの観測が広がる。「1月20日解散、2月19日投票」の日程案まで浮上。
12月の日ロ首脳会談で北方領土交渉に進展があれば、それを追い風に衆院選に持ち込めるとの声が与党内にあるためだ。
確保した衆参両院の「改憲勢力」3分の2以上の議席を割り込むリスクはあるが、総選挙で勝利すれば、総裁任期延長と2020年東京五輪を現職として迎える。
安倍首相が「アベノミクス加速国会」と位置付ける臨時国会が召集される。
26日に首相が行う所信表明演説に対し、27日から衆参両院の代表質問が行われる。
蓮舫新代表体制となって初の国会論戦に臨む民進党の動向など注目点もある中で、永田町最大の関心事となっているのが「衆院1月解散説」だ。
7月の参院選で衆参の改憲勢力で3分の2以上の議席を確保。
それでも、早期解散説が浮上する背景には、2020年東京五輪を現職として迎えるという、安倍首相の悲願がある。
現状の党則では、自民党総裁の任期は1期3年で連続2期まで。
18年9月までしか首相の座にとどまることができない。
しかし、来年3月5日の自民党大会で党則改正が実現されれば、首相として五輪を迎えることが可能になる。
ただ、党内では党則改正に対し異論も根強い。
反対の声を封じ込めるには、総選挙での勝利がお墨付きになる。
そのためには、来年1月解散がベストのタイミングとなる。
〈日ロ首脳会談〉
安倍首相は12月15日、山口にロシアのプーチン大統領を招いて日ロ首脳会談に臨む。
懸案である北方領土交渉を進展させれば、解散総選挙への大きな追い風になる。
〈区割り前〉「1票の格差」是正のための衆院小選挙区定数6減などを反映させた新たな区割り案が来年5月に勧告される。
1月解散なら、公明党が重視する来年夏の東京都議選と日程が離れ、候補者調整が必要な新制度の導入前でも十分対応できる。
〈与野党の状況〉連立与党を組む公明党も年明け解散に抵抗感はない。
井上義久幹事長は今月の党大会で「現行の区割りで衆院選が行われる可能性も十分ある」と言及。
一方、野党第1党の民進党は蓮舫代表を選出し新体制を発足させたが支持率は上がっていない。1月解散なら準備不足を突く利点もある。もともと自民党大会は1月。
次回も来年1月を予定していたが、3月に延期され、早期解散説に拍車がかかっている。
政治評論家・浅川博忠氏
「1月解散の可能性は十分にある。当然、総選挙を行えば議席を減らす可能性があるが、安倍首相はリスクよりも野党、特に民進党の脆さを見ている。臨時国会の論戦で蓮舫新代表がどこまでやれるかは注目だ。さらに、キーマンは早期解散に否定的な二階俊博幹事長とみる。首相でも幹事長の意見を聞かずに解散には踏み切れない。いかに納得させられるかが重要になってくる」
▲補足、感想など
3期やることにこれだけ、こだわるって。<昨年ぐらいかなぁ、2期で充分という反応だったが、それを3期にとするところになにかありそうだな>
目的が上掲の記事の中身と違うのではあるまいか。
このブログで何度もふれた。
北方領土問題は、安倍-プーチンという組み合わせでしか解決しない。
だから。
この12月の山口県での会談だけでは恐らく片付かないのだ。(分からないが--)
安倍さんは、3期やれば、その任期中ならば解決までもっていける—と思っているのだろう。
また、憲法改正についても、3期やれば、目処がつけられる—と考えているのではないのかな。
上掲の記事は、筆者がふれたような部分をうまく隠しているのだろうな。
安倍さんの意向で?
それだけ、北方領土問題は、慎重で、時間を掛けなければ進展しない—そういう問題なのだろうな。