▲コイツ、オレを騙すつもりだろう—という社会で生きる面倒くささを思う。
商品を買っても、お釣りをごまかすだろうとか、偽札を渡すつもりだろう—とか考えていると、それを考えるだけでも大変だ。
東南アジアとか、中国とか、そんなことばかりを考えて行動しなければならない—というのは堪らない。
日本で暮らして、生きやすいのは、そのあたりだな。
騙される、偽札を渡される、釣り銭をごまかされる—という可能性が殆どない。
だから。
暮らしやすい。
以下、新聞から抜粋。
中国を訪れたことのある人ならば、中国では比較にならないほど偽札が存在することを知っている。
店で買物をして現金で支払う場合、中国では紙幣が本物かどうかを確認する場合が見られるため、日本を訪れた中国人は買い物の際に「日本では偽札かどうかの確認がない」として驚く。
中国メディアは、日本では買い物の際に現金で支払っても誰も紙幣の真贋を確認しようとしないと指摘し、「それどころか、日本では紙幣鑑別機を見たことがない」と記事を掲載した。
記事はまず、「日本人は偽札を掴まされることが怖くないのか」と疑問を投げかけつつ、日本人が紙幣の真贋を確認しないのには「日本紙幣は世界でもっとも偽造が難しい紙幣であり、偽札が流通していないことが理由として挙げられる」と紹介。
さらに、日本紙幣に偽造を防ぐためのさまざまな技術が使われていることを紹介し、日本紙幣は偽造が極めて難しく、偽造しようとしてもコスト面で割に合わないと指摘。
また、日本は信頼関係や信用で成り立つ社会が構築されていることを指摘し、紙幣はおろか、一般的な製品においても偽物や偽造は極めて少ないと紹介。
仮に偽造を行えば、社会的な信用を失ってしまい、極めて大きな社会的な代償を支払うことになると伝えた。
つまり、日本で偽造紙幣が流通していないのは、「技術的に偽造が困難であること」のほかに、偽造発覚時の社会的信頼の失墜という代償という2点が大きな理由だと指摘。
日本人は完璧主義者であり、信頼や信用を重んじる厳格な民族だと主張し、「だからこそ日本は世界の強国となったのだろう」と指摘する一方、「こうした特質は今の中国人に欠けている点だ」と論じた。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
相互に信頼しあう社会は、コストも安いし、ストレスが小さいのだ。<対して、中国、韓国は、だましだまされる不信国家ということか>
また、偽札の確認、お釣りがごまかされていないかどうか—などなら、その分、時間が掛かっている筈。
それが無いだけでも、売買というものが短時間でできるということであろう。
中国人のこういうことに対する対応の方向性がなんかなぁと思う。
紙幣鑑別機を作るというのも方向性だが、記事にあるように、偽札をつくられないような紙幣にしたらどうだ。
そっちにお金を掛ける方が、社会全体のコストからすれば安上がりだろう。