▲イスラム教徒の理論的攻撃にはなかなか太刀打ちできない。
ヨーロッパ諸国で、イスラム教徒が大手を振るっているのはそのあたりなのだろうな。
ただ。
イスラム教徒の怖さ・不気味さは、その「郷に入っても郷には絶対従わない」という非寛容性、非融和性なのだ。
世界のどこに入っても、オレはオレの生き方を守る—と言っているのだ、オレ達のやり方を認めろ—と。お前の方が折れろ・お前の方が受け入れろ—とのみ言うのだ。
そして、弁が立つ—表題のごとく。
以下、新聞から抜粋。
ビーチに繰り出したいフランスのイスラム教徒の女性たちには、
つらい夏だったことだろう。
全身を覆うイスラム教徒の女性用の水着ブルキニの着用を禁止する条例に対し、
フランスの最高裁にあたる国務院が違憲とする裁定を下したにもかかわらず、
複数の自治体が依然として罰金を科している。
一部で指摘されているように、ブルキニはフード付きのウェットスーツと
大差ない。
つまり、ブルキニをめぐる見解の相違は、
ブルキニそのものというより、背景のイデオロギーと関係がある。
だとすると、こんな疑問が湧いてくる。
逆に、欧米のビーチで
一般的な体の線や肌をあらわにするビキニは、どのように
定番の座を獲得したのだろうか?
▲補足、感想など
ブルキニというのは、全身を覆うほどの水着であろう。
個人の特定もできないほどの--。
筆者なら、その不気味さ、テロリストが特定できないように利用するリスクも考えれば、禁止するという方に賛成する。
このあたりは、いわば常識であろう。
ところが、この常識を「人種差別」だとか「民族差別」がどうたらと言って、記事のごとくにフランスの最高裁が許容しているのだ。
ドイツのメルケルさんばりのアホな判断であろう。
日本でもどうようなことが起こっている。
それをご紹介したい。
--ここから--
2010/10/18(月)
日本のイスラム教徒永眠の地は 土葬の墓、住民ら反発
日本に住むイスラム教徒の間で墓地不足が深刻だ。
土葬のため、地域住民から理解を得られず、行政の許可がなかなか下りない。
土葬に嫌悪感を抱く人が増えたのと2001年の9・11テロの影響でイスラム教徒への偏見が強まったためという。
外国人が約10万人、日本人が約1万人と推計される国内イスラム教徒の多くが日本で永眠の地を求めている。
「新墓地建設 絶対反対!」。栃木県足利市板倉町の小高い山の入り口を看板が囲む。
200メートルほど入った所に、東京都豊島区南大塚にモスク(イスラム礼拝所)を置く宗教法人日本イスラーム文化センターが墓地を作ろうとしている。
同センターは2008年春、板倉町の住民に墓地建設について説明した。
約990平方メートルに75区画を作る計画だ。遺体はイスラム教の教えに従って土葬する。
住民は反発した。
説明から10日ほどで72人分の反対署名を集め、足利市と同センターに提出した。
理由として挙げたのは、土葬であること、イスラム教であること、自然を壊すこと。
住民の一人は話す。
「この地域は閉鎖的な考えの住民も多く、異宗教に理解が浅い。住民の心の中を乱さないでほしい」
近くの女性(87)は「宗教のことはよくわからないけど土葬が嫌だ」という。
一方で、建設予定地の近くに先祖の墓がある男性(62)は「日本人も外国に移住し、墓を作っている人はたくさんいる。反対はできない」と話す。
--ここまで--
冒頭でふれた。
日本は、原則的に火葬だ。
郷に入っても郷に絶対に従うものか—という非融和性をもつ人達と、隣り合っていきることは難しかろう。
イスラム教徒が日本にこれ以上増えることに反対する。