▲まぁ、信用のない国だから、当然か。
いや、経済の根底にあるものが「信用」だということが、どうしても理解できない民族だということ。
だましだまされる、裏切り裏切られる—不信国家。
上から下までアホばっかりの衆愚国家。
未来さえ、自分自身のだまし・裏切りで潰してしまう国だ。
以下、新聞から抜粋。
2017年8月23日、朝鮮日報によると、韓国政府が福祉・雇用創出の財源を確保するため来年20兆ウォン(約1兆9300億円)以上の赤字国債発行を計画、本格的な財政赤字の様相を呈してきた。
金東ヨン経済副首相は、国会の予算決算特別委員会で、「来年の赤字国債発行規模は20兆ウォン台半ばの水準とみている」と述べた。
今年上半期の税収が前年同期比で12兆ウォン(約1兆1600億円)以上増加したにもかかわらず赤字国債を発行するのは、政府の歳出過多が原因と指摘している。
韓国の政府債務は2015年現在、676兆2000億ウォン(約65兆4000万円)で、国内総生産(GDP)の43.2%を占めている。
同年時点での他国の状況をみると、ドイツは78.5%、英国116.4%、日本229.2%となっており、韓国の債務残高がまだ低いことが分かる。
経済協力開発機構(OECD)平均(112.2%)と比べると3分の1の水準だ。
しかし、所得水準や高齢化の状況などの違いを考慮すると、GDPに対する政府債務比率が他国に比べて決して安心できる水準とは言えない。
国会・予算政策処が、主要国の1人当たりのGDPが2万7000ドル(約290万円)に達した時点の政務債務比率(GDP比)を分析した結果、韓国35.9%(2014年)、ドイツ45.5%(1994年)、英国52.3%(98年)、日本61.6%(91年)となり、韓国と諸外国との比率の差はかなり小さくなる。
また、韓国が高齢化社会(65歳以上の人口の割合が14%以上)に突入すると予想される2018年の政府債務比率は40.9%と予想されるが、これはフランスが高齢化社会に入った1979年の32.6%より高い。
ドイツも72年の高齢化社会突入時の比率は36.8%で、韓国より低かった。
さらに予算政策処は「韓国の政府債務の増加速度が非常に速く、徹底した管理が必要」と指摘している。
2000?16年に韓国の政府債務は、年平均11.6%増加している。
これはOECD加盟32カ国の中で4番目に高い値だ。
予算政策処は「韓国の政府債務の増加スピードは、財政危機を経験したポルトガル(8.9%)、スペイン(7.0%)、ギリシャ(4.9%)よりも速い」と指摘している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「また国債発行か、もう国の借金はつくらないでくれ」「金が足りないからといって簡単に国債を発行してどうする?今管理をしなければ大変なことになる」「5年後には国家破産だな」「この借金は誰が払うんだ?」など、赤字国債発行への否定的な意見が多く寄せられた。
また、「国家運営失敗の責任を取って、公務員の給料の一部を国家の債務返済に充てねばならないと思う」「李明博(イ・ミョンバク元大統領)、朴槿恵(パク・クネ前大統領)が国の蔵を空っぽにした」と、過去の政権や公務員を批判する声も目立った。
▲補足、感想など
なにか、無駄に長い文章ではある。
アレコレ比較しているのだが、じゃ、核心はなんなのだ?
確か、韓国は超緊縮財政政策をとっていなかったか。
それを踏まえての、赤字国債発行で借金がどうこうという話か。
5月頃の記事をみよう。
--ここから--
2017/05/24(水)
韓国銀行は23日、今年3月末現在の家計債務が1359兆7000億ウォン(約135兆円)となり、統計を取り始めた2002年末以降で最高を記録したと発表した。
ただ、1-3月の増加幅は17兆1000億ウォンで、昨年10-12月(46兆1000億ウォン)を大幅に下回った。
例年1-3月には年末のボーナス収入などで借り入れが減る傾向があるが、昨年1-3月の家計債務の増加幅(20兆6000億ウォン)と比べても、増加ペースは鈍化した。
金融監督院によると、家計債務の増加規模は4月以降も減少している。
4月1日から5月12日までに金融機関による家計向け融資の伸びは10兆ウォンにとどまり、前年同期(12兆7000億ウォン)を21.3%下回った。
しかし、家計債務が本格的に増え始める以前の2013-14年と比較すると、増加ペースは依然速い。
同院関係者は「家計債務の増加ペースが安定的となるように債務者の返済能力審査、金融機関のリスク管理を強化していく」と話した。
琴元燮(クム・ウォンソプ)記者
--ここまで--
個人で不動産投資でもしているという意味なのかな。
また、大前さんの韓国経済についての意見もみてみよう。
--ここから--
2017.04.17
韓国製品には技術やデザインの「模倣」が多い EPA=時事
韓国経済はかつて、「日本を追い抜く」「世界を牽引する」と喧伝された。
それが今、苦境に喘いでいる。
なぜ韓国は、経済の面で先進国になりきれないのか? 大前研一氏が解説。
一般的に1人あたりGDPが2万ドルを超えると中進国、3万ドルを超えると先進国とされる。
だが、3万ドル経済に向かおうとする中進国は、しばしば為替や労働コストが高くなって競争力を失い、3万ドルに近づくと落ちるという動きを繰り返す。
これが「中進国のジレンマ」だ。
韓国経済も、調子が良くなるとウォンや労働コストが高くなり、そのたびに競争力を失って落ちるという悪循環に陥っている。
なぜ韓国は「中進国のジレンマ」から抜け出せないのか?
最大の理由は、イノベーションがないことだ。
日本は素材を中心とした広範な分野のイノベーションと生産性向上によって、為替や労働コストの上昇を乗り越えた。
スイス、イタリア、フランス、ドイツなどはブランド、マーケティング、デザイン力による高級化・高価格化というかたちでイノベーションに成功した。
韓国は、そのどちらもできていないのだ。
詳しく説明しよう。
日本型のイノベーションも、スイスやイタリアのようなイノベーションも、多額の投資が必要である。
たとえば、日本企業はR&D(研究開発)とマーケティングにそれぞれ売上高の7%くらいを使うのが普通。
創薬型の製薬会社の場合はR&Dに売上高の10~20%を投じるのが当たり前だ。
また、「パテック・フィリップ」「フランク・ミュラー」「ウブロ」といったスイスの高級機械式時計メーカーのようなハイエンドの商品は、マーケティングに売上高の3割を投入することも珍しくない。
トヨタ自動車の「レクサス」もアメリカ市場でブランドを確立するために巨額を投じ、デポを増やして修理時や車検時の代車などできめ細かいサービスを展開し成功した。
そうした投資をしてイノベーションを生まない限り、日本や欧米先進国を超えていくことはできないわけだが、韓国企業にそのような発想はない。
多くの韓国企業と仕事をしたことがある私の経験では、R&Dやマーケティングには、せいぜい売上高の2~3%しか投資しない。
R&Dやマーケティングにカネと時間をかけるより、日本や欧米の技術やデザインをパクってスピードと規模で勝負すればよい、という発想なのである。
だから大半の韓国企業はブランドを確立できず、かといって生産性を向上して大きくコストを下げることもできないため、価格がハイエンドとローエンドに二極化した今の時代の中で、消えつつある中間価格帯に取り残されているのだ。
その上、韓国は産業の“厚み”がなく、中小企業に日本のような技術力がない。
多数の韓国の中小企業の人たちと話したことがあるが、彼らは一様に「大企業の単なる外注・下請けでしかない」と嘆いていた。
日本の場合、大企業は傘下の中小企業が新製品の開発やコストダウンなどについて何か良いアイデアを出したら、それによってもたらされた利益を折半するというようなインセンティブ制度が珍しくない。
だから日本の中小企業は技術レベルが非常に高く、層が厚いのである。
一方、韓国の場合は財閥系の大企業が目先の利益だけにこだわっているため、傘下の中小企業がイノベーションや生産性向上の提案をしたとしても全部搾取されるだけで、日本のように大企業が中小企業を育てて産業の裾野を広げるという土壌がないのである。
かてて加えて、韓国は産業構造の転換もできていない。『日経ヴェリタス』による2016年の世界の企業の時価総額ランキングでは、首位から12位まで、ずらりとアメリカ企業が並んでいるが、上位に入っているのは、1位のアップル、2位のアルファベット、3位のマイクロソフト、6位のアマゾン・ドット・コム、7位のフェイスブックという昔はなかったICT(情報通信技術)企業である。
ところが、韓国ではアメリカのような21世紀型の新しい産業、新しい業種がほとんど生まれていない。
財閥系の大企業が「従来の延長線上でいっそう努力する」というアナログ思考のやり方なので、産業構造が20世紀のままになっているのだ。
以上のような問題があるため、韓国は大きく飛躍することができず、いつまでたっても「中進国のジレンマ」から抜け出せないのである。
※SAPIO2017年5月号
--ここまで--
なにか、民族としての得手不得手という感じがするな。
儒教の影響の強い国は、なかなか新規のものはでにくいのだ。
中国、朝鮮半島を見よ。
得手のところで勝負しろよ--とい
うことか。