2015年6月29日月曜日

米国とともに中国を叩く—と安倍さん。

まぁ、まるっきりウソでもなさそうだな。
 酒によった安倍さんが、本心をチラっとのぞかせたのだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 安保法制のターゲットは中国」、「米国と共に南中国海の中国を叩く」日本の週刊誌とウェブサイトは安倍首相の発言を掲載。
 官邸は 発言について、メディアに非公開を迫った。
 記者はこれらの情報を週刊誌やウェブサイトに流した。

 「週刊現代」によると、安倍首相は東京の中華料理店「赤坂飯店」で「オフ懇」を開いた。
 「オフ懇」というのは安倍首相と メディア関係者の連絡会で、政権を擁護・支持する報道を行うよう 求める。

 安倍首相はワインを飲み、発言を始めた。
 国会答弁、安保関連法案の話題になると、安倍首相は「自説を語りだし、民主党の岡田克也代表を批判し、「意味がない無駄話ばかりをして いる」、「民主党はおしまいだ」と発言。

 安倍首相は集団的自衛権について、 「安保法制は中国が狙いだから、やると言ったらやる」と述べた。
 安倍首相は、中国との戦争を計画していることを認めた。
 安倍首相はさらに、 集団的自衛権を行使して米軍と共に、南中国海の中国を叩くと述べた。

 中国を批判したほか、安倍首相は米国や米大統領に 対しても恨み言を漏らした。
 6月の米会議 でTPP関連法案が紛糾した際に、安倍首相は「アメリカは何やってんだ、 オバマは何やってんだ!」と憤った。

 日韓国交正常化50周年で、日韓の外相が会談 することになった際には、「待ってれば韓国の方からアプローチしてくる」、 「慰安婦問題は3億円あれば解決できる」と述べた。

 安倍首相の発言内容は、「非公式の記録」にされた。
 「日本のメディアの記者は、これらの非公式の発言内容に日々 接しているが、国民にまったく知らせていない。日本メディアはこれらの情報を手にしているが、表面的なモノしか報じない」と指摘。
 これらの情報が明るみに出ても、安倍政権の態度には何の変化も見られない。

 ソース:中国網日本語版 2015629

補足、感想など

 中国じゃあるまいに--
 安倍さんの言うことなど、まぁ、日本人の想定の範囲内さ。
 どこがショッキングなんだ?

 また、日本のメディアが国民へ知らせていない—てなことがなんの意味があるのだ。
 日頃の安倍さんの言動の断片、断片をつなぎあわせれば、上の表現など「当然だ」と日本人なら感じるさ。

 なにか鬼の首をとったような言い方を中国人はしているが、鬼の首でもなんでもありゃしない。

 中国との戦争をうんぬんではない。
 日本は、中国と武力衝突しても構わないという覚悟をしているということだ---中国から脅されて日本が黙って、引っ込むということはありえない--ということだ。護衛艦の一隻やそこら、沈んても構わない--と覚悟しているということさ。

 安倍さんの民主党の岡田さんへの評はそのとおりだろうな。
 無駄話しをしている—まさしく。民主党はおしまいたろう、そのとおり。

 安保法制は、中国が狙いだから、やるといったらやる—これもその通りだろうな。
 Tpp について、アメリカに恨みを言った—という解釈は間違いだな。
 オバマさんにハッパをかけた—というのが正しかろう。

 日韓の問題にしても、ほっておけば、韓国からすりよってくる—というのもその通りだろうな。
 慰安婦問題が3億円で片付く—というのは筆者には理解できない。
 なにか、安倍さんなりの判断・情報があるのかもしれない。

 えっと、これがオフレコか。
 そうじゃあるまい。
 意図的にリークしたのではないかな。

 いかにも、中国人が安倍さんがこんなことを言っている—とか、日本人に知らせてやろう--的なことを考えているようだが、そうではあるまい。

 なんというか、安倍さんは、アドバルーンをあげて、中国とか韓国とかの反応、民主党などがどう動くか見ているのではないのかな。

 中国人も、安倍さんを甘くみたら駄目さ。
 秘密の筈が、ちっとも秘密ではなくて、はなから漏れることを想定した「秘密」かもしれないのだぞ。