2015年6月30日火曜日

戦争に善悪、正邪なんぞあるものか。かっとなったからだ。

自分がケンカした時のことを思い出してみよ。
 善悪、正邪なんぞしったことではないl。

 相手のやることに我慢ができなくなったからだ。かっとなって無意識に手がでたのだ。
 先の大戦についての訳の分からぬ議論など無駄なことさ。

 日本は明治維新の時点で、技術的な面でいえば英国の産業革命に100年遅れ、帝国主義という領土拡張策については、17世紀の大航海時代に鎖国政策をとり、自分でドロップアウトしているから、300年近く遅れているのだ。

 この100年/300年遅れの日本という国と、産業革命組の諸国との間で、軋轢が起こったのは、20世紀前半、中国の領土においてだ。
 100年遅れなりに日本には「あせり」があったし、産業革命組の諸国には、先行組の「驕り」があった。
 こうして、軋轢が強くなり、日本は産業革命組のやり方に我慢ができなくなって、殴りかかったものだろう。

 振り返ってみて、善悪・正邪なんてものが判断できるか。
 そんなもの、関係ない。
 要するにかっとなって、相手のやり方に我慢ができなくなったのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 日中戦争や太平洋戦争などの戦争をめぐって、「国策を誤った」と認めるかどうか、国会の委員会で質された中谷防衛大臣は、「歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と繰り返し、「国策の誤り」については明言しませんでした。

 「70年前の戦争、政策を誤ったと、間違った戦争であったと、ことから戦後出発したと理解してるんですが、間違えた戦争だった、政策が誤ったということは、なんで言葉としておっしゃらないんですか。明確に言えないわけですか」(民主党 長妻代表代行)

 「これはこの内閣として申し上げておりますけれども、村山談話を含めて歴史認識に関する歴代の内閣の立場は全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいくと。そして基本的には歴史の問題等につきましては、歴史家に任せるべきであると」(中谷元 防衛相)

 民主党の長妻代表代行は、安全保障関連法案が成立した場合、戦争を始めないためには、運用を担当する防衛大臣が過去の戦争の教訓を認識することの重要性を指摘しました。
 その上で、柳条湖事件から満州事変、太平洋戦争へとつながる一連の戦争に踏み込んだ当時の政府の政策判断について、「国策を誤った」と考えるかどうかを質しました。

 中谷大臣は「政治が軍をコントロールできなかったことは問題」だとする一方で、「国策の誤り」については明確に答えず、「安倍内閣として、過去の内閣の立場を全体で引き継いでいる」と繰り返した。

 長妻氏は、一連の戦争に対する「国策の誤り」をめぐっては、安倍総理も明言していないことを指摘したうえで、「安倍内閣の体質なのかと疑う。“間違った戦争だと思いたくない”というふうに受け取られても仕方のない答弁だ」と批判。

 (2911:30

補足、感想など

 けっ、民主党の長妻さんって、日本人じゃないのだろう。だから、こんな質問ができるのだ。
 戦争に間違ったも正しいもあるものか。
 馬鹿馬鹿しい議論だ。

 戦争には勝ったか、負けたか—しかあるまい。
 その意味で、先の大戦は惨めな敗戦であり、日本人は反省しなければなるまいな。

 でも。
 20世紀の前半であれば、100年遅れの日本人は、100年先行した産業革命組の諸国に対して、「100年遅れなりの意地と根性」をどうしても見せつけなければならなかったのだ---

 明治維新以来の150年という歳月をおおまかに振り返って見た時、「100年遅れのノロマ民族=日本」の歩んできた道は、あせりはあったものの「健気」というか「新興国の気概に溢れた」歩みだぞ。

 なにが間違った戦争か。
 民主党の国会議員など、皆、朝鮮系であり日本人ではあるまい。
 日本人ではないから、そんな言葉が言えるのだ。

 まぁ、口に出さなくてもいいけど、「戦争」に正邪・善悪などない。