2016年6月5日日曜日

日本と中国との間での戦時賠償問題は、完全に解決済みだ

表題は当然のことなのだが。
 これに対して、中国が卑劣な謀略を使い、この戦時賠償問題が解決済という約束をなし崩し・骨抜きにしてやろうと企んでいる。
 そして、この企みは、日本にいる媚中派の国会議員達(日中友好議員連盟など)を巻き込んでなされたものだろう。

 多分、自民党の高村さんあたりが、その日本側の代表であり、首謀者であろうな。
 ふん、この媚中派国会議員め、恥を知れ。

 以下、新聞から抜粋。

 日本の三菱マテリアルと第2次世界大戦中に日本に強制連行された一部の中国人 労働者がど、北京で和解に合意した。
 和解協議によりますと、三菱マテリアルは強制連行された中国人被害者に対し 賠償金を支払うほか、記念碑と専門基金を設立し、他の被害者及びその遺族らを探すとしています。

 一方、一部の被害者団体及び被害者は、三菱マテリアルの今回の賠償対応には 誠意が欠けているとして、引き続き訴訟を行うとしています。
 専門家は、各民間団体及び個人のそれぞれの訴求は尊重されるべきだが、 これらの違いが中国の民間団体全体が日本に対し求める賠償のプロセスに影響は与えないと分析しています。

 清華大学現代国際関係研究院の劉江永教授は、 「日本の他の企業も、今回の三菱マテリアルの対応を見習い、自主的に和解を申し出て、歴史の罪を認めるべきだ。そうすれば中日関係全体に良い影響があらわれるだろう」と示しています。

補足、感想など

 ふん、と思う。
 この記事、単純に読むと、その核心部分が見えない。

 話を整理してみよう。
1.日本と中国との間での1945年までの戦時賠償問題は完全に解決済みだ。
 いまさら、日本はなにをする必要もない。賠償も謝罪も必要はない。
 南京大虐殺って? なにそれ、美味しいのか? 
 強制連行? なにそれ、美味しいのか? 

2.日中関係の悪化から、1945年以前の案件について、中国人から個人補償しろ—とかの訴えが日本の裁判所に訴えられるようになった。でも、上の戦時賠償問題は解決済みの立場から、日本の裁判所では門前払いとなる。

3.そこで、中国人が中国の裁判所へ訴えるようになった。
 三権分立など知った事かという中国の裁判所で、中国共産党の意向を受けて、日本企業の敗訴する可能性が高まったのだ。
 ただ、裁判の判決は、中国国内にしか及ばない。
 だから。
 中国国内に差し押さえるべき財産の無い企業は敗訴したって、痛くも痒くもない。

4.この三菱マテリアルの場合、中国国内の鉱山等に権利などをもっているのだろう。
 すると、中国人の労働者から訴えられ、共産党の意向を受けて、中国の裁判所は、日本企業の敗訴という結果となる可能性が高い。<三菱マテリアルは逃げられないということ>

4.そこで、中国の裁判所と三菱マテリアルは、中国版司法取引のような形で、日本の一企業からの独立した判断として「補償する」という形をとって、冒頭でふれた「日本と中国との間での戦時賠償問題は解決済」という約束を「骨抜き・なし崩し」としたものだ。(恐らく、この中国版司法取引に日本の高村さんあたりの政治家が関与している)

5.背景にあるのは、「日中間での戦時賠償は解決済み」という約束だ。
 仮に、三菱マテリアルを中国の裁判所で敗訴にしてしまうと、日本側が「解決済み」を反故にした—と沸騰するであろう。
 じゃ、満州に残した日本人の財産を補償しろ、黒竜江省あたりでやっている爆弾処理をやめてしまえ。oda などやめてしまえ—という声が日本全国から噴出する。

6.だから。
 この三菱マテリアルの企業での補償というのは、日中間での戦時賠償問題は解決済みという約束を「骨抜き・なし崩し」にしてやろうという、中国の謀略なのだ。(日本の媚中派の政治家達と結託した---

7.精華大学の似非教授の言っていることに騙されるな。
 冒頭でふれた。
 日中間での戦時賠償問題は完全に解決済みだ。これを反故にするのならば、日本人が満州に残した財産の補償をせよ。爆弾の処理などやめてしまえ。oda などやめてしまえ。

8、最後のこの戦時賠償問題が解決済みという約束をなし崩しにしてやろう—という中国の謀略に加担した、日本の媚中派、日中友好議員連盟の自民党議員をご紹介しよう。
 名前を覚えておいて欲しい。選挙の際には十分に考慮してほしい。

 高村さん、鶴保庸介さん、西村明宏さん、橋本岳さん、平井卓也さん、甘利明さん、松島みどりさん、後藤田正純さん、西村康稔さん、井上信治さん、愛知治郎さん、今津寛さん、大塚拓さん、鈴木馨祐さん、逢沢一郎さん、平将明さん、菅原一秀さん、左藤章さん