2016年6月23日木曜日

過半数にとっても届かないと安倍さん

安倍さんの言葉を素直に受け取るなんて、アホを自認しているようなものだ。
 これはひっかけだ。

 第一、自民党が自ら世論調査をしていない訳がないではないか。
 そもそも、熊本地震の前では、衆参同日選を決意していたのだぞ。
 その決意の背景には、当然、独自の世論調査があったはず。

 衣の下から鎧がみえる—てな話を谷垣幹事長がしていなかったか。

 --ここから--

2016/05/10()
 自民党の谷垣禎一幹事長は記者会見で、民進党や共産党などの野党が夏の参院選に向けて統一候補の擁立を進めている状況について「自民党や自公政権に一矢報いるためだけにやるのは志が小さいのではないか」と批判。

 谷垣氏は「一矢報いたいという気持ちを野党として持つのは当然だろうが、それだけでは『ごまめの歯ぎしり』だ」と指摘。
 「国政選挙ではどんな日本の方向づけをしていくかを与野党で戦わせるべきではないか」と述べた。

 --ここまで--

 こんなセリフ、幹事長が過半数届かないという見通しの元で言うものか。
 おそらく。
 安倍さんは、エベンキ族達から国会議員の席を殆ど奪い取る—そういうつもりなのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 安倍首相はNHKの報道番組で、参院選で57議席以上を獲得して自民党の単独過半数を実現する可能性について、「とてもそこまでは届かない状況だ。最初から困難な目標だと思っていた」と述べ、達成は難しいと示した。

 自民党の非改選議席は65で、単独過半数を取れば27年ぶりとなり、党内には「単独過半数を狙うべきだ」(麻生副総理)との積極論も出ていた。

補足、感想など

 安倍さんは、老獪な政治家だ。
 本心をちらっとも見せない。

 記事にあるセリフなど、単なる「ひっかけ」と見るのが本当だ。
 かなり、自信があるのだな。安倍さんは。

 谷垣さんのセリフと比較してみよ。
 谷垣さんはバカ正直なものだから、本心をうまく隠せないのだ。