2016年6月16日木曜日

中国が周辺国家にケンカを売りまくる

苦しいのだな。中国は--
 苦しくって苦しくって堪らないのだ。

 大きいのは経済的な苦境に落ち込んでいるということだろう。
 中国国内であれば、人間なんて山ほどいるから、少々殺したって構いはしない。
 弾圧すれば、人はものも言わなくなる--

 でも。
 お金ってやつは、中国人のお得意な中華思想とか、メンツなんてものとは関係なく、合理的に動く。
 要するに、情実ってやつが通用しない。

 今、中国株式の暴落におびえているのだ。
 資金が海外へ脱出してしまえば、中国経済は破綻してしまう----

 で。
 このどうにもならない苦境を外に向かって、当たりまくり・嫌がらせをしてやろう—と。
 まずは、インドから。

 --ここから--

 領有権を争い、インドの実効支配下にある印北部アルナチャルプラデシュ州に今月、中国人民解放軍が侵入した。
 印国防省当局者が、明らかにした。
 中国は、インドが日米両国と安全保障で連携を強めていることに反発、圧力をかけた。

 中国兵約250人は、東カメン地区に侵入し、約3時間滞在。
 中国兵は3月に、カシミール地方でインドの実効支配地域に侵入し、インド軍とにらみ合いになった。アルナチャルプラデシュ州への侵入は、約3年間、確認されていなかった。

 9日は、中国海軍が艦船を尖閣諸島周辺の接続水域で航行させた時期と重なる。
 インドは日本近海で、日米とともに海上共同訓練「マラバール」に参加した。
 訓練は米印が実施してきたが、日本の恒常的参加が決まっていた。

 インドは、今月のモディ首相の訪米では、中国が軍事拠点化を進める南シナ海に言及せず、中国に配慮を示した。

 --ここまで--

 日本へは。

 --ここから--

 中国海軍情報収集艦 日本領海に一時侵入

 防衛省によりますと、午前3時半ごろ、中国海軍の情報収集艦1隻が鹿児島県口永良部島の西で、日本の領海に侵入し海上自衛隊のP3C哨戒機が確認。

 情報収集艦は南東の方向に進み、午前5時ごろ領海を出た。
 中国海軍の艦艇が日本の領海に侵入するのは極めて異例。

 中国海軍の艦艇を巡っては、9日未明に沖縄県の尖閣諸島の沖合で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったのが確認され、外務省が抗議。

 --ここまで--

 苦しくなればなるほど、外側に向かって攻撃する—てのは、韓国と同じだな。
 要するに、韓国人って中国人そっくりということなのだな。
 これで、日本側がかっとなって、中国艦へ体当たりでもしてくれたら、国民の目線が反れる。

 で。
 こういう中国の孤立ぶりが記事となっていた。

 --ここから--

 中国は外交でも国際社会から孤立を強める。
 中国雲南省で開かれた中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相による会合で、ベトナムなど加盟国と中国が対立する南シナ海の領有権問題をめぐる議論が決裂、
 共同記者会見も開かれず、中国の王毅外相が1人で会見するという事態となった。

 フィリピンが提訴した常設仲裁裁判所の判断が示される見通しとなる中、中国は孤立回避に向けてラオスなどの友好国の取り込みを図り、 対立国との一致点を模索したが、ASEAN側は中国との調整を放棄、南シナ海の人工島造成や施設建設について「信頼を損ねる動き」と非難、不信感をあらわにした。

 王毅外相は記者会見で「中国とフィリピンの間の意見の相違はASEANとの問題ではなく、協力関係に影響はない」と強調。
 ASEANの対中交渉の窓口であるシンガポールの外相が会見に参加しなかったことについては「フライトやスケジュールの問題」と説明。

 4月には中国の劉振民外務次官がASEAN各国に対し、仲裁の結論に同調することは「危険な動きだ」と発言。
 これが「恫喝」と受け止められ、反発が広がり、中国外交は失敗に終わった。

 --ここまで--

 で。中国の企業については。

 --ここから--

 2016/06/11()
 問題は深刻つ拡大している-リプトン筆頭副専務理事
 中国にはこの問題に対処する能力があるとリプトン氏

 国際通貨基金(IMF)のリプトン筆頭副専務理事は中国に対し、企業債務の膨張に早急に対応するよう求めた。
 さもなければ同国が消費主導の経済に移行する中で「危険な回り道」をする恐れがあると指摘。

 リプトン氏は経済会議で講演。
 講演原稿によると、「企業債務は引き続き深刻かつ拡大している問題であり、改革へのコミットメントをもって早急に対応しなければならない」と。

 また、企業債務や企業再編への対応において、中国の「進展は限られている」と指摘。
 中国の債務総額は国内総生産(GDP)比で225%、企業債務は対GDP比で145%に上るとの試算を示し、「これはどの基準でみても非常に高い」と述べた。

 リプトン氏は「2015年と16年前半の与信の急増や、高水準の投資が続いていることに伴い、問題は拡大している」と指摘し、「中国には間違いなくこの問題に対処する能力がある。また、中国が早急に取り組むことが重要だ」と語った。

 この問題への早急な対応に加え、中国は企業と銀行のバランスシートを改善しなければならないほか、新たな債務バブルの発生を防ぐために企業統治を向上させる必要があるとの見解を示した。
 リプトン氏らIMFのスタッフは中国経済の年次審査の一環として、中国の当局者と会合を行っている。

 --ここまで--

 苦しくなればなるほど、自分の「信用」を毀損する行動にでる。
 経済の根底にあるのが、「信用」だと分かっていても、やれメンツがやれ中華思想が—てな感情が優先してしまうのだろう。

 ついでに、上の記事についての掲示板の書き込みを見てみよう。

 --ここから--

2016/06/11()
 第二のリーマンショックアジア版を絶賛しこみ中なんだから、弾けるまで停まらんよ

2016/06/11()
 属国とその飼い主が仲良くIMF行き、仲良くて何より

2016/06/11()
 IMFの救済リストから属国の名は消された
 不正帳簿が前回より酷いので手の施しようがないって・
2016/06/11()
 アベ総理が言った「リーマンショック級」とは、その何倍ものショックのことだよ
 支那経済崩壊と支那に入れ込んでいるEU経済崩壊のことだ。

2016/06/11()
 相互にGDP粉飾してる中韓が仲良く共倒れ、って事だろ

2016/06/11()
 鉄鋼ヤバいんだっけ

2016/06/11()
 借金なんか返さなくてもいいんじゃないか
 中国企業の負債は中国共産党が出す補助金みたいなものだろう
 まあそうともいえないかもしれないけど

2016/06/11()
 借金でGDPを膨らましているのは、日本も中国も同じという忠告だよ。
 政府債務なら保つ? んなことないでしょ。

 企業債務なら少しずつ、日本の金融危機の時のように処理できるけれど、
 政府債務が破綻したら、IMF管理しかないじゃない。

2016/06/11()
 政府債務に飛ばして中央銀行が引き受けたら 問題なし。

2016/06/11()
 中国の成長は海外投資が逃げたら一気に崩壊するからw

2016/06/11()
 もう遅いし、誰が言っても聞くような連中じゃない。

2016/06/11()
 なんだ安倍が正しかったのか

2016/06/11()
 中国企業が持ってる債権は共産党の指示でどうにでもなるんだから気にしなくて良いよ

2016/06/11()
 国と通過の両方の信用が無くなったらどうやって貿易するの?

2016/06/11()
 武力、核兵器を背景にした隣国への脅迫

2016/06/11()
 中国は地獄行き確定

2016/06/11()
 共産党政権では損切りできず追い貸しで表面を取り繕って傷口を大きくする

 --ここまで--

 大事なことをくりかえそうか。
 中国は苦しいのだ。苦しくて苦しくて堪らないのだ。