2016年6月9日木曜日

アンタッチャブル民族が慰安婦申請がどうたら—と

いや、面白い。
 アンタッチャブル民族は、本当にアンタッチャブルだ。

 そう言えば、インドにもいたなぁ。不可触賎民とかいう存在が---
 その実態は知らないのだけれども、絶対に関わってはならない—という臭いがプンプンする。

 以下、新聞から抜粋。

 従軍慰安婦関連記録物の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産登録を目指す申請書を市民団体が提出。
 慰安婦関連記録の登録申請は初めてではない。 2015年に中国が単独で申請したが、登録されなかった。

 筆者は、 それが共同登録を勧める意味を込めてのことと思っている。
 そして、今回の登録申請は勧めに応える意味を持っている。

 世界記憶遺産事業の趣旨は、重要な記録物を安全に保存し、普遍的な 閲覧の機会を提供しようというもの。
 登録審査では歴史的事実に対する価値判断は徹底的に排除される。

 審査員たちは、申請記録物が記憶すべき価値がある歴史的事実に 対する記録物なのかどうかを審査するだけ。
 これまで世界記憶遺産に登録された 記録物の内容は、(1)華やかな歴史的成果 (2)歴史的転換点 (3)胸の痛む記憶などに 分かる。

 今回登録申請された慰安婦関連記録物は(3)に該当するが、文書を登録することには、人間の残忍性がどこまで行くのかを示すことで、悲劇的な出来事が起こらないように警戒するという意志が込められる。

 ユネスコのほかの遺産事業が政府間協定を結び、参加国の投票を通じて登録を決定する一方で、世界記憶遺産は専門家集団の議論を通じて登録するかどうかが決まる。
 したがって、この事業は政治的主張を遮断し、知的な 議論を通じた客観的な意思決定を前提とする。
 1992年に始まったこの事業は、2013年の 会議までは順調に行われたが、15年に南京大虐殺関連記録物の登録に日本政府が強く反発したことから、政治色を帯びるようになった。

 今回、慰安婦関連記録物の登録申請が報道されたのを受け、日本政府は反発している。
 閣僚が総力を挙げて登録を 阻止すると発言し、強制連行に対する反論資料を登録申請して対抗すると言い出した右翼団体もある。

 この事業の純粋な趣旨を考えると、こうした反応は遺憾だ。
 日本はこの事業を攻撃と防御として考えているが、そのために同事業の趣旨が損なわれる懸念もある。

 アジアで最も多くの登録記録物を保有している韓国としては、日本のこうした態度を 反面教師にする必要がある。
 今回の登録申請は慰安婦という制度が存在し、数多くの 女性たちが一生消えない傷を負ったという事実そのものを人類共通の記憶として推薦する だけのことだ。

 審査員を務めた筆者は、この記録物の登録について楽観的だ。
 しかし、たとえ登録に失敗したとしても、それを敗北と受け取る理由はない。
 敗北だと 受け取れば、韓国は日本と全く同じになるだろう。

 市民団体が困難を 乗り越えて力を合わせて登録申請書を作成しただけでも、その意義は決して小さくない。
 登録申請書に盛り込まれた純粋な意味を考え、淡々と結果を待ち続ける姿勢が重要。

補足、感想など

 は、は、は。
 まさしくアンタッチャブル民族の言いではある。
 アンタッチャブル民族の面目躍如といったところか。
 要するに、カネクレ、カネクレ、カネクレヨ、カネクレなければ徹底的に嫌がらせをしてやるぞ—という話であろう。

 それほど、歴史的な価値どうこういうなら、ベトナム戦争の時の韓国人慰安婦をとりあげてみよ。
 自分のことは言えないか。

 日本・日本人は徹底的に対抗してやるさ。
 なんなら、ユネスコを脱退しても構いはしない。

 まぁ、これだけアンタッチャブルな民族も珍しかろう。
 どうだ。
 日本在住の民進党・岡田さんとか枝野さんとか、エベンキ族としては歴史上で最優秀だろうが、上掲の記事を読んで、そう思わないか。