2018年5月27日日曜日

完全に追い詰められた北朝鮮がアレコレと口ばしる。アメリカは余裕で準備進行


誰でもそうだが、追い詰められると気が狂ってしまう。
 もう、まともな判断ができなくなる。
 で。
 あらぬことを口ばしってしまう。

 完全に詰まってしまった北朝鮮の口ばしった「あらぬこと」を見てみよう。

 --ここから--

2018527

 金正恩(キム・ジョンウン)氏
 612日にシンガポールでの開催が予定されていた米朝首脳会談は、トランプ米大統領がいったんは「中止」を通告したものの、その後に北朝鮮側が発表した談話に同氏が「歓迎」の意を表明したこともあり、実現の可能性が残された状態となっている。
 26日に韓国の文在寅大統領と金正恩党委員長との2回目の首脳会談が電撃的に開催されたことも、今後に期待を持たせる要素と言える。

 ただ、仮に米朝首脳会談が実現したとしても、そこでわれわれが見ることが出来るのは、非核化や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄に関する「大筋合意」にとどまる可能性が高い。
 非核化やミサイル廃棄の科学的・政治的検証の過程は複雑にならざるを得ず、その方法を詰めるための実務者対話は難航を極めることが想定される。
 実際、北朝鮮のある高官は「廃棄された北部核実験場のほかにも、小型化された核兵器の実験に使える施設がほかにもある」「8月までには戦争準備が完了する」などと語っている。

 もっとも非核化に関しては、これこそが米国との対話の柱でもあり、北朝鮮側がかなり踏み込んだ検証に応じる可能性もある。
 北朝鮮には豊富なウラン資源があり、技術情報さえ隠匿することができれば、いつかまた作ることも不可能ではないからだ。
 一方、弾道ミサイルはどうか。こちらも技術情報があれば、いったん廃棄してもまた作ること自体は可能だろう。しかし、地中に埋まった発射基地や移動式発射台のようなインフラを根こそぎ廃棄させられてしまったら、再び戦力化するには膨大な時間とコストがかかるし、生産設備も大規模になるため、米軍の偵察衛星の監視を逃れるのも難しい。

 そもそも、北朝鮮側が対米交渉のカードとして考えているのは核兵器とICBMだけであると見られ、短・中距離弾道ミサイルについては自衛用として保持したいところだろう。
 そう考えると、北朝鮮側が米国に対し、ミサイルの配備情報をすべて伝えるとは考えにくい。
 実際、北朝鮮の内部情報筋によれば、「米国を攻撃できるICBM『火星15』型は、全国120ヶ所に配備されている」という。
 またある北朝鮮の高官筋は「中距離クラスの『火星10』型固体燃料ミサイルは、すでに2度の打ち上げに成功して配備が完了した」「ICBMの『火星13』型も15基製造され、平安北道の雲田と亀城の地下基地に隠されている」などと語っている。

 こうした情報の真偽を確認するのは極めて難しいが、北朝鮮の弾道ミサイルの配備状況については、米国ですらほとんど把握できていないと言われる。そもそも、多大な犠牲を払って手にした核戦力を、「北朝鮮がそう簡単に手放すはずはない」と見る向きは大きい。
 (参考記事:【画像】「炎に包まれる兵士」北朝鮮 、ICBM発射で死亡事故か…米メディア報道)
 また、金正恩氏の用心深さを考えただけで、弾道ミサイルを廃棄させるのがどれほど難しいかは想像できようというものだ。
 筆者もまた、米朝首脳会談の開催に期待を持っている人間の1人だ。
 しかし、そこで何かが解決されるわけではないということは、誰もが厳しく認識すべき現実なのだ。

2018/05/27()
 【平壌5月26日発朝鮮中央通信】26日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、帝国主義との妥協のない闘争を抜きにしては革命を前進させることができず、国の自主権と民族の尊厳を守ることができないと強調した。
 同紙は、国際舞台で帝国主義者の強権と専横がいっそう横暴になっているとし、次のように指摘した。

 世界の各地で強行される内政干渉と侵略戦争策動は世界を混乱に陥れている。
 国々が自主的発展を抑制され、人民が大きな不幸と苦痛をなめている。
 強権と専横をこととする帝国主義者の策動を粉砕しなくては世界が平穏になれず、人民が安心して暮らすことができない。
 にもかかわらず、少なくない国々が帝国主義者の専横と強権に立ち向かって断固と闘う代わりに、おしのように何も言えずにいる。

 一部の国々は、妥協と譲歩の道を選択して軟弱に行動している。
 強者の前では卑屈になり、弱者の前では暴悪になるのが帝国主義者である。
 帝国主義者に譲歩し、それと妥協する道へ進むのは自ら死の道を選択するのと同じである。
 帝国主義の侵略的本性は絶対に変わらない。
 死ぬ時まで他国と他民族に対する侵略と略奪をこととするのが帝国主義者の生存方式であり、本業である。

 帝国主義者に変わるものがあるなら、それは侵略的本性ではなく、侵略の手口である。
 帝国主義、特に米帝に幻想を抱いて対し、それからの「恩恵」を期待するのは革命的原則を譲歩し、反帝・反米闘争から退く卑屈な行動である。
 帝国主義者をはじめとする階級の敵との闘争において譲歩と後退はすなわち死である。
 歴史は、帝国主義者にいささかの幻想も抱かず、断固と立ち向かって闘わなければならないという血の教訓を刻み付けさせている。---

 --ここまで--

 で。
 対して、アメリカは余裕しゃくしゃくで、米朝会談の準備をする。

 --ここから--

2018/05/27()
 韓国・北朝鮮間の非武装地帯にある板門店で、2回目の会談を前に抱擁を交わす北朝鮮の金正恩労働党委員長(左)と韓国の文在寅大統領。韓国大統領府が東亜日報を通じて公開(2018526日撮影)。

AFP=時事】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、北朝鮮との軍事境界線にある板門店で、同国の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と2回目の首脳会談を行った。ドナルド・トランプ米大統領と金委員長による歴史的会談の実現を目指す動き。
 韓国大統領府(青瓦台)は、「両首脳は、板門店宣言を履行するための、また米朝首脳会談を成功裏に実現させるための方策について意見を交わし、協議を行った」と発表。
 さらに、文大統領が27日午前に声明を発表することを明らかにした。会談は2時間にわたり行われた。

 両首脳は先月にも板門店で会談し、関係改善を誓う板門店宣言を発表していた。
 今回の会談で撮影された写真には、両首脳が軍事境界線の北朝鮮側で握手と抱擁を交わす様子が捉えられている。
 一方、米国のサラ・サンダース大統領報道官は26日、米政府は来月12日の米朝首脳会談に向け、準備担当者らを予定通りシンガポールに派遣すると明らかにした。
 突然の南北首脳会談に続く米政府の発表は、中止と実施の間で揺れる米朝首脳会談が、計画通り行われる可能性を示す動きとみられる。
 トランプ大統領は24日、北朝鮮政府の「すさまじい怒りとあからさまな敵意」を理由に米朝首脳会談の中止を発表。しかし、北朝鮮側が「いつでも」会談を行う用意があると表明した後、25日のツイッター投稿で、会談は予定通り行われる「だろう」としていた。【翻訳編集】AFPBB News


2018/05/27()

https://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-trump-talks-idJPKCN1IR05H
 2018526
[ワシントン 25日 ロイター]
  トランプ米大統領は25日夜、前日中止を発表した米朝首脳会談について、実現に向け北朝鮮と「非常に有益な協議」を行っていると述べた。
 大統領はツイッターで「北朝鮮とはサミットをあらためて実現するため非常に有益な協議を行っており、実現するとすれば同じ6月12日でシンガポールのままとなりそうだが、必要ならそれ以降に延ばす」と述べた。

 --ここまで--

▲補足、感想など

 多分、この調子なら、6月の米朝会談は行われそうだ。
 やっと、北朝鮮の金委員長も、「完全に詰まっている」という自分の置かれている位置を認識したものであろう。

 で。
 北朝鮮問題が解決するということは、拉致問題も解決するということだ。
 拉致された日本人が全員帰国すると、この北朝鮮の拉致という犯罪に加担した日本にいる北朝鮮の関係者、土台人などが明らかになる。

 安倍さんでは、全員の氏名が公表される。
 こりゃ、まずいと。じゃ、evenki族工作員の「石破さん」なら、ごまかしてくれるだろう。
 なら、早く、安倍さんを降ろしてしまおう。

 てなことで、狂乱状態でevenki族工作員議員達が、安倍政権を攻撃している。

 --ここから--

2018/05/27()
 国民民主党の玉木雄一郎共同代表は26日、神戸市で街頭演説し、財務省の決裁文書改ざんなど一連の不祥事に触れ「今の政治に足りないのは正義と公平性、公正性だ。行政の大切なルールが安倍政権の下でどんどん壊されている」と批判した。
 同時に「安倍政権のおかしなところを誰よりも厳しく追及する。対決だけでなく、解決策をしっかり示す」と強調。「小さくて知名度もなく、支持率は低いが、国民のための政治をやらせてほしい」と支持を訴えた。

 玉木氏は街頭演説に先立ち、地元の県連や連合の関係者と面会。来年の参院選などに向けた態勢構築を急ぐ方針を確認した。

2018/05/27()
 自民党の竹下総務会長は26日、岡山県倉敷市内で講演し、 9月の自民党総裁選での安倍首相(党総裁)の連続3選について、「半年前なら3選確実という空気だったが、(現在は)『ちょっと待て』という空気になっている」と述べた。
 理由として、森友学園や加計かけ学園を巡る問題を受けた内閣支持率の低下を挙げた。
 来年夏の参院選にも触れ、「首相というものは選挙に負けたら終わりだ」と語った。
竹下氏が率いる竹下派は、総裁選での対応を決めていない。

2018/05/27()
http://ksl-live.com/wp-content/uploads/2018/05/DduzvIUVMAAXmrd-1024x576.jpg
 安倍首相が加計学園理事長と面会をしていなかったことがよほど悔しいらしい。
 そこまでやらせるのか。
 加計学園名義でファクス届く 「誤った情報を与えた」:朝日新聞デジタル

— 小池晃 (@koike_akira) May 26, 2018
 悔しい気持ちは分からないでもないが「そこまでやらせるのか。」という物言いは国会議員としては適切ではない。まるで首相が加計学園に指示したかのような言いがかりだ。
 志位委員長は悔し紛れの人格否定

2018/05/27()
 内閣不信任案を検討=枝野立憲代表「自信あるなら解散を」
5/26()
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000122-jij-pol
 立憲民主党の枝野幸男代表は26日、安倍内閣不信任決議案について、「常にこの内閣を代えた方がいいというのがわれわれの立場だ。一国会に一回(しか出せない)と常に意識しながら行動する」と述べ、620日の国会会期末に向け、提出を検討する考えを重ねて示した。

 沖縄県宮古島市で記者団の質問に答えた。
 枝野氏は加計学園の問題や、「働き方改革」関連法案をめぐる厚生労働省調査の不適切データなどを挙げた上で、「一刻も早く国民の信を問え、(安倍晋三首相は)自信があるなら堂々と衆院を解散しろと思っている」と述べた。 

 --ここまで--

 北朝鮮問題が、これからだ—というタイミングで、衆院の解散はできない。
 枝野さんは、できないことをわかった上で挑発しているのだ。

 まぁ、北朝鮮問題が片付いたら、衆院を解散して、枝野さんを議員から放逐して「オダブツ」状態に---