▲戦後、70年となった。
中国、韓国は、さかんに「日本へのタカリのネタ」探しとばかり、日本の攻撃に忙しいようだ。
自分のところの経済が、おかしくなると、日本からなんとかお金をひっぱってこれないか・たかれないか—とネタを探しているのだ。
まずは無視。
つぎに、こちらから、様々な手で対抗しよう。
また、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達も、この中国・韓国と結託して、日本を日本人を攻撃してくる。
2014年に戦後レジームが崩壊した現時点、なにをいまさら—とは思うが、まぁ、よほど「日本憎し・日本人を卑しめたい」という欲望の泉が尽きることもないらしい。
もう、日本は戦後レジームが崩壊し、新レジーム構築中だ。
日本の誇りうる「歴史」を語っていこう。
以下、新聞から抜粋。
“虚像”をこれでもかと垂れ流し続ける中韓
今年は第二次大戦終結後70年、中国とロシアが戦勝記念行事を企画し、広報を強化している。
中でも、中国・習近平政権は韓国を抱き込み、アメリカのマスコミにプロパガンダを仕掛け、国連を巻き込んで、日本を貶める戦を強化してくる。
同じ敗戦国でも、ドイツは早々とナチス問題にケリを付けたのに対して、外交下手、国際広報の失策を続けた日本が、
集中的に糾弾の的にされてしまっております。
中国は南京事件を、韓国は慰安婦問題を中心に、裏付けなき捏造文書や誇大な宣伝広報と、主としロビー活動を含め、世界のメディアへ向けて、“虚像化した日本の悪行”を、これでもかと垂れ流し続けています。
米国は太平洋戦争終末期、国際法に反して、原爆投下や東京・大阪他の市街地を無差別に絨毯爆撃した。
それによって、百万人を超えたといわれる大量殺戮をした自責の念が高まるのを“もみ消す”ため、戦争終結の妥当性の裏返しとして、
「日本の軍国主義打倒には、やむを得ぬ軍略だった」とする一派が多く、ジャーナリズムや国連の親中国派などが、虚妄プロパガンダに踊らされている。
親日派や知日派の米国人は少数派であり、国連が、日本の味方になれるはずもなく、わが国の立ち位置は微妙で高額な負担金を課せられた上に、薄氷の上を歩かされている状況です。
“獅子身中の虫”排し国史教育見直しを
日本は戦後70年、細川・村山両政権による戦争懺悔声明や河野談話のように、敵に塩を送るがごとき外交を繰り返した。
視点論点を広げ、正しい日本の近代史を訴求する必要がある。
それには、1854年の開国に始まる160年史に基づき、わが国の国際化と国際的貢献を踏まえた戦勝、戦敗史実を、世界諸国に向けて、発信を強化していくべき。
加えて、戦後教育の欠陥もあり、またGHQ史観に染められたマスコミ報道によってゆがめられた自虐史に苛まれきた。
小中高を通じた国史教育の見直しこそ急ぐべき。
少なくとも、戦争とは無縁であった「日の丸」や「君が代」を否定し拒絶してきた日教組や左派ジャーナリズムの虚妄を排除し、日本人としての矜持を取り戻してほしい。
「君が代」は平和国歌
「日の丸」の原型は、701年に文武天皇が「朝賀の儀」にて「天照大神」をイメージした旗を掲げたのが最初、中世に至って海外へ向けて御朱印船にも使用していた。
正式に日章旗を国旗と定めたのが、1855年のことで、日米和親条約の発効から、幕府認可で日本船共通の「船舶旗」が制定された。
1860年に米国を訪ねた咸臨丸には日章旗が掲げられていた。
一方、「君が代」の詩は紀貫之らが清撰したものとされ、古今和歌集に見えるもの。これに曲をつけて、国歌に制定したのが1880年のこと。
英国の雑誌で、世界一美しい平和讃歌だともてはやされたようですが、各種の調査でも、他国人から最も好評(歌詞音曲共に)なのが、日本の国歌だそうです。
いずれにせよ、日本人が、歴史への感受性を磨き、日本史の“伝統精神”に光を当てることで、平和独立国家日本を世界へ向けてアピールしていかねばなりません。
昭和初期から太平洋戦争に至る軍国一色の部分のみに視点を置いて、自虐・卑小卑屈な戦後史観にいじけることは避けるべき。
“羊の皮をまとった狼”の欺瞞、許すな
目下、米国がパワーを喪失しつつあり、膨張を画策しているのが習体制の中国で、
その異質な価値観への無謀ともいえる挑戦は受け入れられない代物です。
チベットやウイグルほか、国内少数民族と宗教の弾圧、対日・対ベトナム・対フィリピン…と各国の領土・領海空支配を強める挑発的な動きは国際法を逸脱したもの。
本年を「抗日戦勝70周年記念」の年と銘打ち、韓国をも巻き込んで、わが国を誹謗中傷する歴史の捏造と国連ほかへの国際広報の欺瞞に至っては、捨て置くわけには参りません。
わが国として、怯えずひるまずに、国際社会の良識に向かって、日本の正史を訴求し、真の国際平和を求め、わが国の信条と決意を発信し続けていかねばなりません。
併せて集団的自衛権を法制化し、自衛隊法改正と併せ日米安保体制を強化拡充することによって、中国の“夢”が、わが国の“悪夢”に至らぬように備えておく必要は急務です。
普遍的かつ公平無私な対外情報発信で国際世論を味方につけよ
戦略的対外情報発信と言えば、情報センターを世界の主要都市に設営する必要があります。
日本は、広報文化予算を減らし続けたばかりか、中韓両国からの声高の攻勢にタジタジとなるばかりで、応戦もせず、むしろ放置に近い対応策をとってきました。
その間、中韓は国連と欧米政治家やジャーナリストに働きかけ、“軍国日本”を一方的に糾弾して来たのです。
中国は、主要国の大学内に「孔子学院」を開設して
学界に食い込み、ロビー活動で議会・政界を抑え、
英語発信でメディアに通じ、親派ジャーナリストを支援するなど、戦略をとってきたのです。
これに対比して、日本の予算は、微小にとどまり(30億円程度)、韓国の方が数倍とか10倍も投下していたと思われます。
しかし、外務省が500億円を新規要求したそうで、安倍内閣はこれを強力に進めてもらいたい。
日本文化センターとして、世界各地に「ジャパンハウス」設営も内定し、中韓に引けを取らない広報活動に徹して頂きたい。
普遍性なき中国の発信内容、アンフェアーで史実にもとる韓国広報に対するには、日本として普遍的かつ公平な内容の情報発信に心がければ、国際世論を味方につけることができると確信しています。
“負の日本”ではなく光輝く歴史にスポットライトをあてよ
今、日本人が世界の隅々まで知ってもらいたい日本とは、「軍国化と70年前敗戦に至った“負の日本”」ではなく、数々の誇りある伝統国家であるべき。
たとえば、
「古代から“日の本の国”として1300有余年、連綿と永続する世界最古の国家」
「伝統職人・技術立国」
「欧米民主主義文化と西洋科学工業技術を取り入れ有色人種として世界最初に近代化した国家」
さらに、
「有色人種として“世界初”の人種差別撤廃を旧国際連盟に発議したこと」
「第一次世界大戦と日露戦争で西欧列強相手に勝利し、結果として、欧米列強による植民地化を逃れたこと」
「第二次世界大戦に敗れはしたが、戦中アジア同盟国を招集し発議したことが実現し、戦後アジアの全植民地国が独立を勝ち得たこと」
「ノーベル賞受賞実績をはじめ、世界最先端科学立国」
「世界最古の庶民文学・女流作家・漫画・木版画を生み、識字率が高い文化文明国」
「非キリスト教国家であり、自然信仰・多神教国として、豊かな精神文明と哲学を育んで来た単一民族文化国」…
と。
ぜひ、光輝く歴史にスポットライトをあて、独立自尊の日本をアピールしていきたいものです。
(上田和男)
▲補足、感想など
ちょいと長いなぁ。
大分、削ったが、それでもこれくらいか。
全体として筆者は上の文章を支持したい。
冒頭でふれたように、戦後レジームも完全崩壊した。
今、韓国・米国の影響を排除した新レジームを構築中なのだ。
そこでは。
幕末から、2000年頃までの「坂の上に浮かぶ一朶の雲を眺めながら坂を登ってきた」時代全体を世界に向けてアピールしたいものだ。