2018年4月20日金曜日

ウクライナに責任はない。中国は空母として買っていない


中国人ってやつは—と思う。
 自分が窮して追い詰められると、なんでも言うなぁ。

 また、自分の過去の判断というものに潔くない。
 あぁ、中国人に「潔い」なんて、言葉はなかったか。

 核心は、中国人の教育というか、精神というものが根性曲がりなのだろうな。
 精神世界の中になんにもなくて、あるのはただただ拝金主義ということだけか。
 中国のウソの統計では、国民一人当りのgnp がようやく1万ドルを越えたようだ。

 しかし。
 上のような精神で、先進国になれる訳がない。
 先進国になるための資格に欠けている。

 以下、新聞から抜粋。

 中国、不良品の空母売りつけられたと告白
 中国、ウクライナから未完成の状態で購入し、大掛かりな改修作業を経た中国初の空母「遼寧」が欠陥品だと認めた。アジアンタイムズが報じた。
 中国は購入した空母を改良しようと1200を超える技術的試みを行ったが、構造的限界と「生まれ持った」欠陥から改良できる余地は限られていたという。

 あるテストパイロットは、空母「遼寧」に着陸する際の困難を語った。
 着陸のためには重さを減らすため、武器と燃料を捨てる必要がある。
 発進は切り詰められた飛行甲板のおかげでかなり簡単だという。
 アジアンタイムズによると、「遼寧」は米国の空母に大きく劣っており、交換が必要である。
 中国初の空母「遼寧」は、1998年にウクライナから購入したソ連の未完成航空母艦「ヴァリャーグ」を基に建造された。
 空母に修理作業は2005年、中国・大連の造船所で開始された。

補足、感想など

 なにか、ウクライナに失礼な言葉ではないのかな。
 そもそも、ウクライナから、カジノ船にするとか、スクラップのするとか言って買っていなかったか。
 随分の時間を掛けて、ウクライナから(つまり黒海から)曳航して中国まで運んでいたろう。

 つまり、国際社会を騙しつつ、ようやく、自国の空母にしたものだろう。
 ウクライナは、カジノ船とかスクラップにする予定の船として、売っただけであろう。
 それが空母として、どうたらこうたら言うっておかしかろう。
 流れを考えてみれば、ウクライナに対して文句を言うこと自体がおかしかろう。
 中国人が卑怯なだけだ。

 ちょいと、ウィキペディアから抜粋してみようか。

 --ここから--
 1997年、『ジェーン防衛週報』は「『ヴァリャーグ』解体工事開始」と報じたが、艦そのものの解体ではなく、搭載済みの各種機器の撤去工事であった。
 船体だけはレジャー施設への改造のために売却される予定であったため、余分な機器は撤去されるはずであったが、関係者によると、主機は撤去されず、電気系統やパイプなどを切断して使用不能にしただけという。

 その後、ウクライナは本艦をスクラップとして2,000万ドルで売却する意向を示し、マカオの「中国系民間会社」である創律集団旅遊娯楽公司が1998年に購入。
 「中国本国で海上カジノとして使用する予定」とされていたが、会社の社長は中国人民解放軍海軍の退役軍人だった。また、創律集団旅遊娯楽公司は、事務所も電話もないペーパーカンパニーであり、カジノの営業資格もなかった。マカオの港は水深10メートル程しかなく、6万トン級の大型艦は入港できない。

 ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡を大型艦が曳航されて通過するのは危険であること、見かけが航空母艦であり、空母の海峡通過を禁じた条約に抵触することから、トルコ政府は海峡通過に難色を示した。中国政府が仲介に乗り出す。中国側はトルコへの観光客(年間200万人)増加を約束し、政治的折衝で妥協。2001年、航海を経てようやく中国本国に回航された。
 200233日、大連港に入港し、西区4号埠頭に係留された。
 2005426日から8月までに大連船舶重工集団に所属する大連造船所の乾ドックに搬入され、錆落しと人民解放軍海軍仕様の塗装を施され、修理も進んでいることが確認。
 このため「中国が大連において空母の建造を計画」などと伝えられた。台湾国防部(国防省)も写真を公開し「空母保有に向けた航空機発着などの実験艦か、あるいは本格的に空母として就航させるのではないか」との見解を発表。
 この報道に対し、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)李維一報道官は、「政治的な目的がある」として反論していたが、20058月には、湿ドックへ移動された。

 200711月の情報では、外装こそ手直しされたものの、レーダーなどの電子装備の艤装がほとんど進んでおらず、工事の進捗は必ずしも順調とは言えなかった。
 2008年末に中国海軍報道官が2012年までに中型空母を建造保有する計画を発表した際に、本艦を練習空母として就航、同時に艦載機をロシアから購入する計画があることを表明。
 2009427日には本艦は大連造船所のドックから離れ、大連船舶重工集団が大連港に新建した30万トン級のドックに着けた。
 2010319日には、ドックから同集団所属の大連港の30万トン級の艤装埠頭へ移動し、艤装が本格化した。2011年中に「中国初の空母」として出航する。

 --ここまで--

 中国は、スクラップ寸前の船を買って、空母にしたということだ。
 ウクライナを責めることなどできる訳もあるまい。

 中国人は、資本主義における「商習慣」をまともに理解していない、未開の民族だというこをあからさまにしているだけだ。
 そんな民族が、先進国になれる訳もあるまい。