2015年7月27日月曜日

戦犯というものは、決して存在していない—と靖国神社。

中国人が、靖国神社にインアビューするという記事があって、まぁ、珍しいこともある—と感じた。

 以下、そのインタビュー記事を抜粋。

 靖国神社にインタビュー、「戦犯の存在を完全否定、分祀は絶対に不可能」―中国メディア
 FOCUS-ASIA.COM 726

 環球時報は、東京の靖国神社に対してインタビューを行った、神社側が戦犯との分祀は「絶対に不可能」などとコメントした。

 同神社はインタビューに対して、「戦犯」の存在を完全否定。
 「すべての戦死者が国のために自らの命を差し出した。そこに貴賤はない。
 日本国内の観点から言えば、戦犯というものは決して存在しない。
 これも、戦後70年の間貴国の言う戦犯が靖国神社に合祀され続けてきた理由でもある」と。

 また、日本国内で戦犯の分祀案については「政治上や国際関係上の要因から祭祀の方法を変えるというのは不可能だ」との見解を示した。
 また、同神社は一般の宗教法人化したため、政府が神社の事務に口を挟む権利はないという。

 同神社が問題視されるようになったのは、1978年に東条英機ら14人のA級戦犯の位牌を正殿に移して祭ったことがきっかけ。
 また、これ以前にも多くのB級、C級戦犯の位牌が納められている。

 その後、総理大臣が靖国神社を公式参拝したことにより、中国や韓国などが重大な政治事件として強く反対した。
 79年以降、毎年参拝していた天皇が参拝を行わなくなった。

 同神社は「国にわが身を捧げた者を祭る」との旗印を掲げ、自らを「愛国主義」や民族精神の象徴に仕立て上げている。
 伝統的な祭日には祭祀活動が行われ、多くの国民が神社を訪れる。
 同神社が提供したデータによると、毎年のべ約500万人が「参拝」する。

 日本中国友好協会の宇都宮徳一郎副会長は「死者の遺族が祭祀の場を望むのは理解できる。 問題は、閣僚や政治家が参拝することだ」と。

 中国政府系シンクタンクの庚研究員は、靖国問題がますます日本の政治家の「交渉カード」となりつつあると指摘。
 「このため、放っておくことが取りうる対抗手法かもしれない」と。


補足、感想など

 記事にある宇都宮なんたらって、中国からお金をもらっているクチであろう。
 ふ~ん、暑い中、工作活動、ご苦労様です。

 記事にある靖国神社のコメントはその通りだ。
 ---すべての戦死者が国のために自らの命を差し出した。そこに貴賤はない。
 日本国内の観点から言えば、戦犯というものは決して存在しない。---と。

 まったく、その通り。

 言葉としては短いが、強い言葉だ。
 イタリア、ローマにある戦没兵士の碑と同じで、国の名誉を守るために戦って亡くなったすべての兵士に対するいかなる批判もこれを断固として拒否しているのだ。

 そこに日本人の意志があり、歴史がある。