2019年6月6日木曜日

大声を出し走る授業


いや、なにかというと、小学生が暴漢などに襲われたとき、どう逃げるか—という授業のことだ。
 その中にあった、「大声を出して」という部分に興味を惹かれた。

 まず、表題の部分についての記事を抜粋したい。

 1列に並ぶ子供たちを襲う場面を設定。
 大声を出せば、相手を威嚇できて自分の恐怖心もなくなること20メートル以上逃げれば犯人はあきらめがちになることなどを説明し、児童は何度も走って汗を流した。

補足、感想など

 これって、薩摩・示現流の「猿叫<えんきょう>」だろう。
 猿叫については説明が必要か。

 --ここから--

20170221

元は猿叫から来てるんじゃなかったっけ?
アレ意外に人間の潜在能力引き出すとか言われて普通に広まったとか聞いたこと有るけど
今の研究じゃ猿叫により集中力格段に上がったり場合によっては人間の力のリミッター解除したりと意外に有用らしいからね
叫ぶだけで今の自分の限界超えれるのならそりゃ昔なら普通にするわな


2018/11/26
既出だが朝鮮は彼らの先祖と実際戦っているんだけどね(苦笑

あと現在のRPGでもスキルに雄叫びってあるんだが戦いに効果があったからあるわけで(苦笑
言葉にすれば自分の恐怖を吹っ飛ばして相手に恐怖を植え付ける効果もある。第二次大戦での万歳突撃も似たような効果があった

相手を恐怖で縛り付けるという。もっとも機関銃などの物量の前ではどうにもならないが雄叫びってのは古い戦いでは確実に効果があった。日本だと鬨の声、鬨と呼ばれることが多かった。

2018/11/26
幕末の新撰組とかの人たちも、薩人には斬られたくないって思ってたそうな
示現流の一の太刀で袈裟がけに斬られたら、まぁ、肩から腰まで斬られて酷い状態になるそうでね。示現流の鍛錬用の木刀を軽い気持ちで振った新陰流の師範の肩が抜けるくらいだから

元々は新陰流の熊本の丸目長恵がタイ捨流をあみだして、薩摩の東郷重位がタイ捨流を学んで示現流を創始した。戦国期はタイ捨流が主流で幕末は示現流が主流だった模様

2018/11/26 1
近藤勇は薩摩の奴らとやり合う時には、絶~~対一の太刀を受けてはいけない必ず外せと、隊士に注意していたし、抜刀隊は薩摩っぽに対しては、兎も角ひたすら突きで行けとしていたらしい。
日本に数ある剣法の中でも、最凶の部類に入る示現流(薬丸示現流)も韓国人の目にはおちゃらけに見え

2018/11/26
示現流の独特の掛け声は実際に猿叫と呼ばれていて、道場近所の人からは迷惑がられているよw。でも一番実践的でコストを安く強い兵士が作れる優秀な剣術

 --ここまで--

 自分の恐怖をふっ飛ばし一番実践的でコストが安い。また、自分のリミッターを解除できる---それが「猿叫」の効果だ。
 筆者が興味を惹かれたのは、日本という国の歴史における「様々な試行錯誤」が、引き継がれ、残っているということだ。
 そして、江戸時代、薩摩での「試行錯誤」の結果が、現在の子どもたちの「危機対応の手段」として使用されるということに「日本という国の凄さ」を感じてしまう。

 歴史の厚み、文化の厚み、試行錯誤の分厚い蓄積という風に解釈すればいいことなのかな。