2020年7月19日日曜日

川勝静岡県知事の「ゴネル」のは、なにが目的なのか


その理由・目的がさっぱり分からない「ゴネ方」なのだ。
 国家的プロジェクトを「オレ様がごねて遅らせてやった」てなことが自慢なのか。
 そういえば、「止(と)め男」てな存在が昔いたなぁ。
 もう、そうとしか受けとれない思考なのだ。

 静岡県の人って、一体なにを考えているのだ?
 こういう知事を本当に支持しているのか。
 なんともしれぬ「ゴネル」だけの人を。
 そのゴネ知事の曰くをみてみよう。

 20200719
リニア静岡悪者論に県が反論、「着工遅れの責任はJRに」 [7/19]

川勝平太知事は定例記者会見でも「JR東海の姿勢によって対話が進まなかったことに着工の遅れの原因がある」と「静岡悪者論」に反論した=静岡県庁で2020年7月14日
 「静岡県の了解を得られておらず、2027年中の開業は難しい」――。JR東海の金子慎社長は15日の記者会見で、リニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区の準備工事に言及した。
 金子社長はこれまでも品川―名古屋間の開業延期の恐れと、未着工の静岡工区の進捗を結びつけて発言してきた。
 全国的には「静岡のせいで開業が遅れる」との「静岡悪者論」が幅を利かせている。しかし、県は「着工遅れの責任はJRにある」と真っ向から反論している。
 「JR東海は県の専門部会委員の質問に十分に対応せず、計算の根拠である数値も示さず、分かりやすい資料を求めても応じないなど、真摯とは言えず、対話が進まなかった」。
 川勝平太知事は6月の県議会で、協議の難航によって静岡工区に着工できない責任はJR側にあると指摘した。
 トンネル掘削前の準備工事について、金子社長は5月末の記者会見で「6月中に(知事の)了解を得られないと、27年開業は難しい」と言及。
 リニアの駅ができる沿線自治体をはじめ、県外を中心に「静岡県が工事を認めないことで、リニア開業は遅れる」との世論が形成されつつあるように見える。
 これに対して、県はトンネル工事に伴う水や自然環境への悪影響を懸念する大井川流域住民の思いに、JRがきちんと向き合ってこなかったことで、着工に向けた協議が進まなかったと主張する。

 県が特に問題視するのは、掘削工事でトンネル内に湧き出る水の大井川への「全量回復」をJRが表明するまで4年半もかかったこと。
 JRは13年、「南アルプストンネル工事で、大井川の流量は毎秒2トン減少する(何も対策をしない場合)」と予測。このため県は14年3月、環境影響評価準備書に関する知事意見で、トンネル湧水全量を戻すことを要求した。
 ところが、JRが「原則として県内で湧き出るトンネル湧水全量を大井川に戻す」と表明したのは18年10月になってから。県は「この間、工事に伴う環境への影響回避に向けた具体的な措置についてJRと対話を進められなかった」と苦言を呈する。

 県は18年11月に大学教授らによる「地質構造・水資源」「生物多様性」の二つの専門部会を設けて、JRとの協議を始めた。しかし、専門部会でのJRの姿勢についても県は「分かりやすい説明をせず、十分なデータの提供をしてこなかった」と言う。昨年10月には水問題を巡って協議が紛糾。国土交通省が調整役として乗り出し、有識者会議を設ける一因になった。
 県によると、南アルプスを源流とする大井川の水は、流域約62万人の生活用水▽水田や茶園を中心に約1万2000ヘクタールの農地の農業用水▽地下水の利用を含めた約450事業所を支える工業用水▽水系全体の年間総発電量は一般家庭約80万世帯分に相当する発電用水――に活用されている。県は「リニア工事で、大井川の水と南アルプスの自然環境に悪影響が生じることは決して許されない」と主張する。

 27年開業に間に合わせるため、金子社長や藤田耕三・国交省事務次官は6、7月に相次いで県庁を訪れ、川勝知事への直談判で一気に事態を打開しようとした。だが、県は水問題や生態系への影響回避を含めた47項目を専門部会で検証したうえでなければ、自然環境保全協定をJRと結ばない方針だ。協定締結はトンネル本体工事着工の前提条件で、急展開は望めそうもない。
 県くらし環境部の織部康宏理事は県議会の常任委員会で「(大井川の流量減少予測は)かなりショッキングな数字だった。毎秒2トンは約60万人分の生活用水。JRはなかなか(湧水を)全量戻すと表明せず、18年に表明してそこからやっと対話が始まった。(湧水が)県外流出することも昨年判明して、対話が進まなかった」と県の見解を述べている。


補足、感想など

 現場に立ってみなければ分からないことだらけなのだ。
 技術者は、占い者ではない。
 見てもいない、現場にたってもいなくて、詳細が分かるわけがあるまい。
 トンネルなんて、掘ってみなければ分かるわけがない。

 技術者は芸人ではない。
 口だけうまくしゃべれる訳があるまい。
 水がどうたらなんて、やれることはやる---としか言いようがないのだ。
 技術者に芸人になることを求めるな。
 
 技術者を信頼してあげてほしい。
 細部のことは、技術者に任せてあげて欲しい。
 
 要するに、この川勝知事という人は、「頭デッカチ」なのだ。
 現場のことなど、なにもしらぬ。
 例えれば、悪夢党の菅さんのような人なのだ。
 頭デッカチで、現場を撹乱させるだけの人なのだろう。

 上の記事には、日本人からの書き込みがあった。いくつかを拾ってみよう。

 -ここから-

5:だったら
県知事はメディアにたいして薄ら笑いをしながら対応するのをやめろよな!
悪者扱いされている事えの抗議の時だけ真面目な顔をするのもわざとらしい
あれでは静岡県民が悪者になってしまうJR東海の社長も同じ、あんたも社長を辞めた方がいい

7:静岡のイメージはとりあえず悪くなったそういう扱いをされる覚悟はあるんだろうからそれでいいんじゃないの

9:>>7国土交通省が選出した有識者委員がJR東海の弁護士だったり、葛西がアベトモだったりで静岡県人は怒ってる誰が敵になろうとかかってこいだ

10:知事は次の選挙で受かるつもりなのか 飛び去る鳥が後をにごすのかよ

13:静岡のクソ知事の嫌がらせのせい通る距離もちょっとなんだから協力しろよ

16:着工遅れに責任が生ずるならそれは静岡県知事に帰するでしょ発言が墓穴掘ってる

17:こうなってしまったら静岡のイメージガタ落ち。ま、それも覚悟の上でやってるんでしょ知事は。国家戦略を邪魔する静岡県。日本で一番住みたくない。県民であることすら恥ずかしい。

18:>JRは「原則として県内で湧き出るトンネル湧水全量を大井川に戻す」と表明した
にもかかわらず着工を妨害しているのは静岡県知事でしょ静岡県でなく県知事の一存でしょ悪者になるのは覚悟の上で妨害してんでしょさあまだ敗けたわけじゃないんだからがんばって

19:JRは資料を提示したけど「分からない」って突っ返したのは静岡県知事でしょ
何?静岡県知事の頭が悪くて理解できないから着工妨害してんの?それ通るとでも考えてるの?権能の悪用という以外に感想は一切ないよ

29:確かに川勝はめんどクセー奴だ。でも国家プロジェクトだからってゴリ押しで通そうとしたJR東海が悪いぜ。

31:迂回しかない4年間も静岡を放置していたJRが、時間を叫ぶとか滑稽でしかない
工事開始前に全自治体の同意くらいとれ。無能

33:新東名で渇水が起きまくっても国は知らんぷりだったからな。この件で国が入ったところで意味がないんだよな。

35:一、事前のアセスでは「多少水が減るかも」位の影響と言われて騙され、いざ掘ってみると沢や井戸が枯れた

二、法律や制度の壁で保障は期限付きと言われて激怒しても、水が戻る訳でも無く後の祭り

三、地域住民が反発の声を上げても、駅設置の欲に目がくらんだ県や他地域から厄介者扱いされる

隣の県でこんな現象を見てれば、そらトンネルなんか掘らないに越したことは無いと考えるわな

1.静岡飛ばして迂回するしかない隣の県は大喜び静岡は決まってから金増額要求なんて卑劣すぎ

2.工事の手順からして、一滴も水を捨てるな、みたいな論理は、ウイルスが飛ぶから呼吸するな、と言っているのと同じようにしか聞こえないけどね。まぁJR東海側も交渉が下手過ぎるとは思うがな。知らんけど。

3. 静岡を回避して山梨・長野を通しましょう。新幹線も、静岡は通過・飛ばしましょう。

4.過去にいざ水量が減ってもトンネルが原因であるという確証はないとか言って突っぱねた前科があるからな。リニア駅もつくられない、リニア開業に伴う新幹線の本数減とか静岡にはメリットが一切ないからね。

5.賄賂が少なすぎた。新幹線や道路は普通にトンネル通っている。水路を掘る訳じゃないからな。静岡県民で恥ずかしいわ

7.こと環境がらみとなると事業者環境派双方いろいろ胡散臭さがあるからなあ公平中立メリットとデメリットをきちんと比較できる審査機関が出来ないものか

8.国鉄時代に旦那トンネル工事で一帯の水を枯らせて畜産農家何軒も廃業に追い込まれて以来、『通行の為に犠牲になれ』に対して圧倒的拒否反応示すからね、あの時は大丈夫と言われ後から知らん顔されたからね。国鉄も国も逃げたんだ、今回同じ事をされたらたまったものではない。

 -ここまで-