2018年1月18日木曜日

ヨーロッパは自らの狂気で、地獄へと突き進む

もう、ヨーロッパに旅行にも行けなくなるなぁ。
 危なくてとてもではあるまい。

 ことの核心は一体なんだろうか。
 やはり、ドイツのメルケルさんという首相のもつ「狂気」であろうなぁ。
 いや、メルケルさんが狂っているというのとはちょいと違う。
 メルケルさんは、ヨーロッパの上流階級のもっている「狂気」の体現者・実行者という意味合いではあるまいか。

 以下、新聞から抜粋。

 メルケル首相率いる右派政党”CDU”と、マルティン・シュルツ氏率いる左派政党”ドイツ社会民主党(SPD)”の大連立が、現実になりつつある。
 先日、両政党は声明を発表、難民危機は終焉を迎えたとし、最大年間22万人の移民受け入れについて合意に至ったと明らかにした。

 移民受け入れはSPDが一貫して訴えてきた政策であり、前回の選挙後、連立交渉に苦しみ続けたメルケル首相陣営が、SPDの支持を得るため、大幅な譲歩を求められた可能性もある。
 発表によれば、年間1822万人の移民を受け入れることに両党が合意したとされ、2015年の難民危機が繰り返されないよう、秩序ある移民政策を導入する。
 また、ドイツに住んでいる難民・移民達の家族を受け入れる”家族再会法(family reunion rules)”の再施行も検討されており、毎月1000人程度の家族メンバーが対象になるという。

補足、感想など

 もう、なにをかいわんや—という政策である。
 ヨーロッパ全土を、「地獄へ引きずり込んでやろう」という話であろう。

 まず、書込みを見てみようか。

 --ここから--

1.ヨーロッパのリベラル政治家達って、米民主党議員よりも救い様がないな…

2.そのうち、SPDは無制限の移民受け入れを要求してくるぞ!

3.移民賛成派の議員って、絶対、どこかからお金をもらってるよね…

4.重婚多産のムスリム達は、短期間で人口を倍増することができる。

5.22万人?0人でいいよ…

6.難民危機は、ドイツにおいて、この先も継続してゆくだろう…

7.とあるTVインタビューにて…

TV「もし、難民申請者がさらにドイツに流入してきたらどうしますか?」シュルツ氏「ならば、さらに受け入れたらよい。」

8.ドイツ&ヨーロッパに破壊をもたらす最強コンビ(メルケル氏&シュルツ氏)が、結成されてしまった…

9.メルケルさんは一体何がしたいのかね…

10.難民危機が終焉を迎えただって?違うね…これから始まるのさ…

11.神よ、彼らをお許しください。自分が何をしてるのか知らないのです…

12.正規移民や、再移民、移民家族の流入なども考慮すれば、最終的な年間移民流入数は50万人を超えるだろう。

13.メルケルはグローバリストの指示通り動いている。ドイツの人々よ、我々はこれまで幾度も警告を発してきたが、あなた達はそれらを全て無視し、自滅の道を選んだのだ。

14.今後、ドイツ国民の税金が、年間22万に及ぶ移民達に垂れ流されていく。

15.人種置換が着々と進みつつあるね。

16.22万人なんてケチなこと言ってないで、ギリシャに足止めされている数十万人の難民達も、一緒に受け入れたらどうだい?

17.ドイツが何を決めようが彼らの勝手だけど…他のヨーロッパ諸国にそれらを強制するなよ?

18.ヨーロッパはこうして終わる…爆発によってではなく、すすり泣きと共に…

 --ここまで--

 メルケルさんの「考え方」について、池上さんが推論している。ちょいとご紹介。

 --ここから--

 メルケル首相の姿勢は、戦後のドイツが歩んだ道の集大成のように見える。
 第二次世界大戦中、ナチス・ドイツは、ユダヤ人ばかりでなく、身体障碍者や少数民族も強制収容所に入れて虐殺した。
 戦後のドイツは、この過去をどう反省するかが迫られた。
 結果、過去の自らの犯罪から目を逸らさないという道を選択した。高校の歴史では、自国の負の歴史を1か月かけて学習し、強制収容所を見学します。

 こうした態度があったからこそ、戦後のドイツはヨーロッパ各国から受け入れられ、欧州統合の枢軸になれた。
 その流れを汲んで、メルケル首相は就任以来、移民・難民受け入れにはずっと寛容な立場を貫いてきました。
 中東から多くの難民が押し寄せたとき、メルケル首相は、「難民を追い返してしまったら、自国の歴史を十分に反省していないことになる」と考えたのでしょう。
 もちろんドイツ国内にメルケル首相の移民・難民受け入れ政策への反発もありますが、メルケル首相の支持率が大きく下がったわけではありません。
 多くのドイツ人が、メルケル首相の寛容な政策を容認しているのです。

 --ここまで--

 いわば、「ナチスの呪縛」とでもいうものに、メルケルさんは縛られているということか。
 もう、戦後70年の経過しているのだぞ。 
 もう、ドイツも「戦後を終焉させる」タイミングが来ているのではないのか。

 上の一連の記事とは異なるがドイツの難民に関する記事を読んでの、日本人の感想を見てみよう。末尾で筆者も感想をのべたい。

 --ここから--

・ドイツが難民を100万人も受け入れた理由が、労働力不足を補うためというより、主として人道上の理由によるものであることが問題だと思う。
 メルケル首相自身が東ドイツの出身で、旧ソビエトの非人道的振る舞いに嫌悪感を持っていたからというのが理由だとしたら、非常に情緒的なものに過ぎない。
 さらには、ナチズムの負の歴史を抱えているドイツ国民全般が、自己否定の隠れた感情を持っているため、対外的には人道的に振る舞うことを余儀なくされているという事なのかも知れない。

 しかし、常識的に見れば、移民国家でもないのに、100万人もの主としてイスラム世界からの難民を受け入れることが、どういう結果をもたらすか、冷静に考えるべきなのではないか。
 どう見ても、破滅的事態にしかならないように思う。

2017/10/18
 20159月の難民受入れ決定の直前には独内外のマスコミによる未曾有のキャンペーンがあり、7月には独国内のパレスティナ難民少女にメルケル首相は法によれば帰らなければならないと諭していたのに、9月には難民の無条件受け入れという極端にポピュリズムな決定を下した。
 メルケル首相の決定は原発問題含め、関係者や周辺国の影響を考えないプッツンとした大衆迎合ベースのものが多々あります。
 その難民受け入れの結果が2015年のポーランド総選挙、Brexit、オーストリア選挙等の少なくとも欧州右傾化の原因となったのは、マスコミは認めたがらないと思いますが、間違いない事です。 
 独では難民流入以降、強姦、強姦致死等、難民受け入れ容認論からは認め難いとは思いますが、難民絡みの凶悪事件が続発し、それがその前の選挙に反映したのは一般の人たちに取り常識になっております。

2017/10/18
 そもそもなぜシリアなどで内戦が起こるのか、収束しないのか、ここに重点を置く必要がある。言うまでもないが、シリア人がシリアで暮らせるようになることが唯一の解決策なのだから。
何がどうなって内戦が続いているのか分からないが、少なくともシリアで使われている武器の輸出国が、その売上高に比例して難民を受け入れるか、あるいは武器輸出を止めるかすべきだろう。
過去に、日本が国連で「通常兵器の国際流通を監視制限する条約」を提案しようとしたが、武器輸出国によって握りつぶされている。
 ちなみに国別武器輸出金額ランキングだが、米国、ロシア、ドイツ、フランス、中国、イギリス、イスラエル、イタリア、韓国となっている。ドイツは3番目だ。

2017/10/18
 ドイツには昔から「移動型民族」が住みついていて地味に生計を立てていればあまり問題ないが、以前フランクフルトの表通りを歩いていて子供を抱いた女性が物乞いに近寄ってきた時に若いドイツ人男性がすごい剣幕で間に割って入ってきて追っ払っていた経験から思うに、風紀や秩序を乱す人たちに対しては厳しい。
 受け入れてしまった難民を自活させるような労働環境や生活環境をうまく提供できるかどうか、今後の政策がポイントだと思う。都市部の表通りに浮浪者や乞食が目立つようになってしまうと、耐えられないドイツ人は多いのではないか。

2017/10/18
 一定量を超える難民を排出する政権は国連が介入して現政権を国際裁判で裁くべきだと思う。
 受け入れ国側からすると国の体制が将来的に変わってしまいかねない状況では、善意でも継続はできなくなっていくであろう。
 本来難民とは一時的に避難させることを目的として受け入れて、祖国へお帰り頂くのが筋ではないだろうか?
 さもないと難民を受け入れろと面倒なことになると考えて一切受け入れないことになると思う。
 悪いのは、難民を輩出する原因となっている政権なのであって、その下人となる政権自体を崩壊させて民主的な国民投票等により新政権を国連等の監視下で樹立するしか方法はないのではないだろうか?
 ただし今の国連のままでは、その様な機能は果たせないことがそもそもの問題ではありますが大体組織が現状ではないのも大きな問題だ。

2017/10/18
 まさに「地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to hell is paved with good intentions)」という格言通りの状況ですね。

2017/10/18
 ドイツが手を汚さずとも、オーストリアの選挙結果により難民流入ルートとなるドイツの隣国
ポーランド、チェコ、オーストリアの3カ国とも難民受け入れ反対の国になりました。
 ドイツは東欧諸国を上手く利用して自らは悪者とならずに欧州に難民を入れるのを阻止していけるんじゃないですかね。セルビアとか悲惨な事になると思いますけど西欧のセルビアへの扱いを考えれば知った事じゃないでしょうし。

2017/10/18
 後年、2015年・夏の「政治難民の受け入れに上限はありません。」とメルケルが発したこの言葉がEU崩壊へのトリガーを引いたと言われるのかな?
 難民受け入れに上限を設けられなかったのはナチスの行為をトラウマのように感じている部分も大きいのだろう。
 だからかの国では難民を難民キャンプに押し込めるようなことはせず、きちんとした宿舎に客人として迎い入れるゲストハウスを用意し、更に月々2~3万円程度ののお小遣いも与えている。
 その結果がケルンの集団婦女暴行事件をはじめとして各地で様々な事件を招くことになってしまった。
 あの時、ドイツ国民の多数は人権に寛容なドイツ人であることを自らに誇り、世界に自慢していたように見えたが今はどう思っているのだろう?

2017/10/18
 難民を受け入れている間、シリアはどうなったでしょうか。
 殆ど何も良くなってないですね。
 吉報はイラク軍とクルド人民兵でISILをほぼ壊滅したくらいでしょうか。
 でも今度はクルド人が独立運動始めてるようです。
 シリア国内は政府軍と反政府軍(ISIL以外)が居ますしとても難民が減るとは思えないですね。
 難民受け入れ(緊急時を除く)は本当に意味が無い事です。
 我が国も水際で難民を何とかする事を考えなければいけませんね。
 不法入国されないようコントロールし、丁重に韓国へ送る体制を整えなければ。
 第二次特別在留者とかマジ勘弁です。

2017/10/18
 記事にあるようにドイツ人は重い過去を背負っているために、「言ってはならないこと」を過剰に意識している面があるが、親しく付き合っていくと本音では全く違う思いを抱いている人が多い。
 大量の移民を受け入れる前から、ドイツ人がやらなくなった仕事の多くをトルコ系や旧東欧の移民たちが担ってきたのだが、それらの人種に職を奪われたと考えるドイツ人も多く、また治安を悪化させた要因とする論調も高まって、既に我慢の限界という状況があった。
 そこにテロや移民の流入、犯罪の増加などが重なって、明らかにドイツ人の不満が決壊して洪水のように流れ出た感がある。
 あるべき論と実際問題ドイツで起こっている状況とのバランスを取り始めているのがメルケルの現状だと思う。

2017/10/19
 メルケルは東ドイツであり、ドイツ人と難民の2区分化により、2級国民とされていた東ドイツ出身者の地位を引き上げたかっただけではないのか。
 雇用均等法がないドイツにおいては、現実的には難民は正規社員になっていない。
 このことは、難民受け入れが新たな農奴制であり、また、不労者はより社会保障が充実した北欧や英国に自動的に移動していくことを理解していたと思う。

2017/10/25
 難民受け入れ派は現実を見てないんだろうけど、異なる文化言語を持つ人々がすんなり移民先に馴染めるわけもなく、そんな人たちは誰もやりたがらない3kの仕事をやらされる移民と言う名の奴隷でしかない。安定した雇用と賃金が無ければ貧困層が増加するだけでそれはそのまま自暴自棄な人間が増える事になる。

2017/10/18
 この夏、シンガポールを訪れた。マレー系、中華系、インド系、モスリム系とコロニーを作りそれぞれの文化宗教食生活が独立して存在していると感じた。
 ドイツを始めヨーロッパの国々も、今の段階では社会の安定秩序がかろうじて保たれているものの、これが宗教の問題に発展した場合はどうなるのだろう。ドイツ国内にモスクが建つようになった時が試金石ではないか。

2017/10/18
 日本では反対されることが多いですが、私個人は難民受け入れの賛成派です。
 難民受け入れによる、治安の悪化や雇用の崩壊の可能性を受け入れろという意味ではありません。ただ、今、現実に明日に生きるか死ぬか分からない人達が世界に大勢いる。
 全てを助けられる訳ではないですが、平等ではなくとも一人でも多く助けた方がまだマシなのではないか、という思いがあります。ドイツの「人道的」理由も何となく理解出来ます。
 ドイツの例では難民受け入れ自体が間違っていたのではなく、受け入れ準備も無く、受け入れた後のフォローも無いまま100万人を受け入れたのが間違いだと思います。
 「助けてやったんだから後は自力で頑張れ、国民も理解してね」では、当然元々住んでいた方と折り合いは付かず、一部で排斥や衝突、そして犯罪行為へと繋がるのは自然な流れです。この部分は間違いなく政府の失敗でしょう。

--ここまで--

 ドイツの人口は、約8300万人。
 そこに100万人以上の難民という「たかり達」が押し寄せる。
 メルケルさんって、ドイツを憎んでいるのか--
 見方として、こんな書込みがあった。

 --ここから--

20180118
 なぜ自国を滅ぼす政策をとるのか疑問だが、結局個人主義が高じるとこうなるんだよな。
 一部の富裕層なんて自分の家(居住区)のセキュリティ万全にしてれば被害はないわけだし。
 南アのオリンピックのときに、国民が富で分断されるようになったらおしまいだなと思ってたけど現実になるかもな。(南アは人種・民族が違うので事情は異なるけど)


 --ここまで--