▲殴り掛かってくる相手に、黙って殴られるのか?
そんな時は、防御するか、殴り返すだろう。
もう、そんなキレイごとを言うなよ---とアメリカの国防長官は言っているのだ。
当たり前ではないか。
中国が尖閣諸島を奪いに上陸作戦を敢行しようとすれば、阻止するために小競り合いに、更に戦闘になるかもしれない。
中国軍を殺すかもしれないし、日本側も人が死ぬかもしれない---当たり前であろう。
このブログで触れた。
もう、日本とアメリカとの間の関係が大きく変化しようとしている。
そのことは、アメリカ側が一番分かっているのだ。
今、日本という「虎」が野に放たれ、千里の野に足を踏み入れようとしている。
そんな関係となったことを直視せよ。
不戦の誓いなどというザレごとをアメリカにいう必要もない。向こうは苦笑しているだろう。
攻撃されたら、日本は反撃する—と言えばいいこと。
黙って領土を奪われ、黙って殺されるのか----そんな馬鹿馬鹿しいことを日本の防衛省も、アメリカの国防長官も信じてなんかいないではないか。
以下、新聞から抜粋。
小野寺防衛相は4日、ヘーゲル米国防長官と電話で会談した。
ヘーゲル氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、
沖縄県が名護市辺野古の埋め立てを承認したことに関し、日本側の取り組みに謝意を表明。
沖縄の基地負担軽減に向け、緊密に連携していく方針を確認した。
小野寺氏は、安倍晋三首相の靖国神社参拝に触れ「不戦の誓いが本意で、中国や韓国の気持ちを傷つけるつもりは全くない」と強調。
ヘーゲル氏からの言及はなかった。
会談は昨年末に予定されていたが、首相の靖国参拝を受け、米側の意向で延期されていた。
▲補足、感想など
もう、日米関係は変化してきた。
その変化に気づけよ。<こんな調子で、日本の小野寺さんって大丈夫か?>
冒頭でふれたように、もう「キレイゴト」を言うような時期ではないのだ。
日米双方の防衛大臣、国防長官がそのことをよく知っているではないか。
だから、アメリカの国防長官は反応しなかったのだ。
攻撃されたら、反撃する—当たり前ではないか。
ムザムザ座視して領土を奪われるか?
そのために、日本もドンドン軍備を拡張しているではないか。
米国の国防長官から、僧衣の下から鎧が見える—という感じで、「失笑」されなかっただけでも、彼は「紳士的」ではある。
何度でもいいたい。
もう、キレイゴトを言うような—そんなタイミングではない。
もっと、実情にあった情勢を十分に分析した—そういう話し合いをすべきだ。