2015年1月17日土曜日

韓国の人質作戦を許すな。紅粉船長の例を繰り返すな。

旧ソ連の北朝鮮担当者がいみじくもテレビで語っていた。
 朝鮮民族という人間は、目的のためになら、なにをしてもいい—と考えているのだ。こういう人達とは関わらないことが一番ですよ---と。

 韓国が得意な「人質作戦」にでたようだ。
 産経の記者の出国を認めないなんて、そのやり方を踏襲したものだろう。
 裏側には、日本が捏造慰安婦で謝罪も賠償もしない—という態度をハッキリさせているので、「人質」をとって、日本側になんらかの譲歩をさせよう--という腹なのであろう。

 表題に上げた紅粉(べにこ)船長の例は、北朝鮮に抑留されたものだ。
 詳しくはウィキペディアで調べてほしい。
 概略は、昭和40年代だったかな。
 日本と北朝鮮との間で、物資の運搬としていた日本の船舶があって、紅粉さんはその船長。
 ある時、北朝鮮から日本へ帰る際、船に北朝鮮の人間が潜りこんでいて、密出国を結果的に助けた形となった。

 紅粉さんも、今度、北朝鮮へ行くときはアブナイと危惧して、社会党(現社民党)の国会議員(北朝鮮の工作員?)に相談すると、「大丈夫だ」とか言われて、北朝鮮へ物資を運ぶと、北朝鮮に逮捕され、そのまま抑留されたものだ。

 6-7年くらいの期間が経過して、金✕さんという議員が、北朝鮮を訪問して、なんらかの援助との見返りに釈放された。

 自民党の金✕さんという議員も朝鮮系だったから。
 この事件、日本にいる朝鮮系の国会議員(社会党、自民党の中にいた)-北朝鮮-日本人 という三者が複雑に噛み合った事件であり、結果的に「紅粉さんの理不尽な抑留」、「日本からの援助」 と日本人だけが負担を負った結果となった。

 これが戦後レジームの機能した時代だ—ということだろうな。
 もう、戦後レジームは完全崩壊している。
 こういう理不尽な事件が繰り返させることを防ごう。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国聯合ニュースによると、韓国外交部の魯報道官は記者会見で、朴大統領の名誉を棄損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長の問題について、「外交問題化するべきではない」との見解を示した。

 加藤氏の出国禁止期間が延長されたことを受け、日本側が「人道上、大きな問題だ」と指摘していることについて、魯報道官は「出国制限期間の延長は、韓国の司法機関が公判に要する時間などを考慮したもので、法に基づいた措置。

 産経新聞記者が起訴されたことは、韓日関係とは無関係だ。
 日本側はこれを外交問題化しようとしているが、好ましくない。日本側に冷静な対応を求める」との立場を示した。

 問題視されているのは、昨年産経新聞に掲載された加藤氏のコラム「【追跡~ソウル発】朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、 行方不明に…誰と会っていた?」。
 噂を引用する形で、セウォル号沈没事故の当日、朴大統領は7時間も「行方不明」となり、「男性と密会していたとの噂がある」と指摘。

 その相手は当時妻帯者だった朴大統領の元秘書室長、鄭潤会氏だったと名指しし、2人が不適切な男女関係にあったことをにおわせた。

 これを受け、韓国の保守派団体などが加藤氏を提訴。
 加藤氏は同月7日から韓国からの出国を禁じられている。
 今月15日に期限切れを迎える予定だったが、韓国側はさらに3カ月延長した。


▲補足、感想など

 朝鮮民族の人質作戦にはもっと、悲劇的なものもある。
 昭和20年代-30年代の李承晩ライン、竹島問題だ。
 その経緯をちょいとみてみよう。

 --ここから--

 戦後、自衛隊が存在しない期間(19458月から19546月までは日本領土を守る組織がなかった)
 韓国はその隙をついて竹島を不法占拠しようと考え、1952年に国際法を無視して李承晩ラインを一方的に設定。
 日本の外務省は直ちに抗議、アメリカも竹島は日本領であると認めた。

 しかし韓国は竹島周辺で漁業をしていた日本の船舶を漁船に擬装した武装船で至近距離で警告なしに射殺、拿捕。捕虜には地獄のような拷問を繰り返した。
 328隻を拿捕、漁民3929人を拉致監禁、日本人44人を殺害。

 韓国は人質を解放する条件として日本の刑務所にいる朝鮮人凶悪犯罪者など472人を、放免して ●特別残留許可● を与えることを要求、日本はその条件を受け入れた。
 同時期に、韓国政府は密入国朝鮮人の強制送還の受入れを拒否。
 収容しきれなくなった密入国朝鮮人に日本政府は一時的な在留を許可した。

 自衛隊は、195471日に設立された。

--ここまで--

 これが竹島問題の真実だ。
 そこにあるのは、「人質」をとって、日本にいうことを聞かせよう—という得意な「作戦」があることを理解できるであろう。

 もう、戦後レジームは完全に崩壊している。
 韓国に、李承晩ライン・竹島問題のようなことを繰り返させることを防ごう。

 韓国の「人質作戦」を許すな。