2015年1月23日金曜日

尻の毛までむしられる韓国。

なんというかなぁ。
 坂を転げるように奈落の底に落ちていく—不調の上に不調が重なり、更に、判断を誤りつづける--そんな感じがする。

 韓国の諺に「水に落ちた犬をさらに棒でたたく」とかあったが、アレと同じだろう。<叩かれるのが犬ではなくて、韓国人ではあるが-->

 いや、なにかというと、韓国の株式(コスダック)が暴騰したという記事を見て、そう思った。
 韓国の経済はいま低迷を続けている。
 そのタイミングで、株式だけが上昇する—ておかしいだろう。

 アメリカのハゲタカどもが、韓国の国民から、更に金をむしり取っている—ということではないのかな。
 この降って湧いたような株式の高騰の後には、それこそとんでも無い「真っ黒でぽっかりあいた奈落」が待ち構えているのではないのかな。

 クワバラ、クワバラ、怨敵退散 怨敵退散。

 以下、新聞から抜粋。

 今月20日と21日、コスダック市場の時価総額は連日史上最高値を書き換えた。
 20日には154兆2400億ウォン (約16兆8584億3200万円)で最高値を更新すると21日には154兆8000億ウォンに上がり、再び新しい歴史を刻んだ。

 コスダック指数も21日には584.34まで上がり直前最高値(2013年5月29日585.69、終値基準)を追い越す勢いだ。
 もしコスダックが585台を越えれば2008年6月30日(590.19)以降の史上最高値を記録することになる。
 22日、コスダック 指数は前日より1%下落した578.42で締め切ったが取引中には587台に到達して直前最高値を越えた。

 借金をしてコスダックに投資する個人が大きく増加していると思っていたら取引額も急騰して史上最高値を記録した。
 金融投資 協会によればコスダックの信用残額規模が2兆7000億ウォンでコスピ(KOSPI、2兆6000億ウォン)を越えた。

 借金を作って 株式に投資する個人の中では大型株が集まっているKOSPIより中小型株中心のコスダックに投資する人の方が多いという意味だ。
 このためなのかコスダック一日平均取引代金(1月2~21日基準)が2兆6600億ウォンで前年(1兆9700億ウォン)より35%増加し、史上最高値を塗り換えた。
 一日平均取引量も4億6100万株で前年より30.1%増えた。

 最近の世界景気低迷などに対する憂慮により米国を除く主要国の経済展望は灰色だ。
 このため韓国内の景気沈滞を憂慮する声が高まり、サムスン電子・現代自動車など大型株が上場されているコスピは1900台で停滞し勢いがない。

 しかし、コスダックは 燃え上がっている。
 6年6カ月ぶりに最高値を記録する勢いだ。
 なぜ中小型株中心のコスダックだけ単独で熱くなっているのか。

 専門家は「コスダック熱風」の背景には大型株の疎外現象があると口をそろえる。
 世界景気の低迷、石油価格急落、為替レート急変動などで輸出中心の大企業実績が悪化すると適当な投資先を失った資金がコスダックに集まっていると診断。

 イ・サーチセンター長は「最近2~3年間の大企業の10-12月期の実績が振るわずコスダックが上昇の勢いに乗った」と話した。

 サムスン証券のキム・ヨング研究員は「中小型株の強勢は投資家の自然な選択の結果であった」と診断。
 ▼先進国の景気 回復停滞▼主要国の為替レート変動性拡大▼国際石油価格の急落とロシアなど産油国リスク現実化の可能性--などの対外悪材料に、▼韓国における政策の効果弱化▼主な企業の実績悪化--などの韓国内の要因は大型株投資を遮る障害物として作用したという説明だ。

 キム研究員は「四方が地雷だらけの状況で世界マクロ変数と相関関係が低い抜け道(中小型株)を通る のはある意味最も合理的な投資戦略」と話した。
 キムコスダック市場本部長は韓国産業構造再編を挙げた。

 キム本部長は「韓国経済の主軸が鉄鋼・造船 ・化学のような重厚長大産業からコスダック主力業種であるバイオ・ヘルスケア・文化コンテンツ産業に徐々に変わっている」とし、 「昨年70社余りの企業が新規上場されてコスダック市場に活気を吹き込んだ」と話した。
 今後の流れに対してはコスダック熱風が続くという展望と熱気が冷めてしまうだろうという主張に分かれる。

 イ研究員は「対外不確実性が高いため大企業実績不振によりしばらくコスダック中小型株が投資代案になるものとみられる」と話した。

 これについてイセンター長は「主な企業の実績不振がコスダック市場にも影響を与える」としつつ「中小型株が大型株に比べて投資の魅力が高かったためお金が集まったがこれ以上のコスダック指数を導くファンダメンタル(基礎体力)は不足している」と話した。



▲補足、感想など

 表題で、「尻の毛までむしられる」--と書いた。
 仕掛け人は多分、アメリカのハゲタカどもであろう。

 頭の弱い韓国人から、トコトン、金をむしり取ってやろう—という企みであろう。
 韓国のコスダックっで規模が小さいために、簡単に株価操作ができるのだろう。

 呼び水のごとく、一旦上げておいて、韓国人が飛びついたところで、「売り逃げる」という手だろうな。
 恐ろしい話ではある。

 市場の規模が小さいこと、扇動に簡単に乗ってくる韓国人の性格、貧乏でも一攫千金を考える国民性などを熟知した上での、「はめこみ」だろうな。

 狂乱の株高が過ぎ去った後は、底も知れないほどの「真っ黒な奈落」が待ち構えているようだ。

 韓国の朴大統領の支持率は30パーセントまで落ちたそうだ。
 この狂乱の株高が過ぎ去った後、また下がりそうだ。