2015年1月3日土曜日

不毛な対立をやめ、共に未来を---だとさ。韓国人。

昨年、日本の戦後レジームが崩壊して、改めて、新レジームを構築しはじめると、韓国人の日本への対応も変化し始めてきたようだ。

 しかし。
 日本の戦後レジームの崩壊 → 新レジームの構築 という「流れ」の背後には、日本-韓国、日本-アメリカ の関係を見直すという「過程」が組み込まれていた。

 そして、日本-韓国 の関係のリセットとは、日本が韓国を見捨てる、見放す—というところに落ち着いたようだ。

 だから。
 日本は韓国など、どうでもいい。どう転ぼうと知ったことではない。
 表題では「対立」となっているが、対立ではない。
 真実は、日本側からすれば「無視」であり、「無関心」なのだ。

 まぁ、ご勝手に、お好きにしてね—ということ。

 以下、新聞から抜粋。

 今年は分断されて70年。
 韓日国交正常化から50年の年だ。
 韓国と日本が未来のビジョンを確認し、近年の両国間の摩擦と反目を克服する転機が訪れることを願う。

 韓日両国は国交正常化後の緊密な交流・協力によって互いに慣れている。
 実は両国は相手のことがよくわかっていない。
 ここ70年の歴史に対しては意外に無知ではないか。

 偏見と無知は不信と葛藤の根源だ。
 ここ70年の現代史の真実を直視し、未来への確信を共有することが肝要だ。

 歴史教育体系など理由があるだろうが、冷戦において共産圏のプロパガンダが真実を歪めたことが影響している。

 70年間の韓日関係をいうなら、両国が国家建設を競争した期間、植民統治の支配者と被支配者の関係を対等な関係にする過程だったといえよう。
 韓半島は米ソに分割占領された。

 韓半島の南には海洋文明の自由民主主義体制が、北側にはスターリン主義が移植された。

 日本は、廃墟からの再建だった。
 だが、韓国も金日成が共謀した戦争によって、 日本が植民地に建設して残したもののほとんどが灰になった。
 しかも、国土の半分以上を共産独裁勢力に占領され、彼らと戦いながら国作りを始め た。

 韓日両国が置かれた環境条件の違いはそれだけではなかった。
 日本は島国だが、韓国は冷戦によって島国になることを強いられた。
 そ して、韓国は、自由民主主義だけを信じて建国革命に邁進した。
 韓国は活路を求めて世界に出るしかなかった。

 日本と韓国は、米国の同盟国になった。
 日本は憲法を受け入れ、韓国は共和制を選択した。
 韓国は米国と同盟を結んでアジアの反共の砦になった。

 韓国は産業化に成功し、今は世界5大工業国、貿易規模1兆ドルの国家になった。
 
 日本は平和を享受しながら非ヨーロッパ文明の先頭走者になった。
 韓国にはこの70年間平和はなかった。
 分断70年間、命を落とした犠牲者は700万人以上で、植民地35年間の犠牲者と比べられないほど多い。

 今、日本では韓国社会の「反日」や朴大統領の中国への傾斜に不満が高まっている。
 だが韓国の保守主流には、日本に対する根深い不信の記憶がある。

 岸政権は1959年、北韓への在日韓国・朝鮮人の大量送還に踏み切った。
 この「北送」は韓日国交正常化の後も続き、「保守」である自民党政権は合計9万3000人を生き地獄へ送った。

 日本は、友邦国が提供した北韓の核兵器開発情報も疑い、自国民が拉致された情報までも疑った。日本の歪んだ顔だった。

 韓国の「反日」は、大衆が支持・声援してきた韓国の「民主化勢力」が、韓国を左傾化させて中国寄りにしたことが主因である。
 韓日両国は今、自らを「非正常」と思っている。

 確かに韓国は、北韓を解放してこそ正常国家になれる。
 そして今、金正恩が、今にも統一を決断するよう韓国を追い詰めている。

 韓日が正常国家になった後の両国関係はどういう姿が望ましいか。
 ヨーロッパは一つの通貨を使う共同体になった。
 東アジアもいつかはそうなってほしい。
 そして、そういう未来への出発点が韓半島の統一だ。

 韓国は最も成功した国で、北韓は最も危険で失敗した国だ。
 韓国が北を解放するのは歴史の正義だ。
 この真実を無視すれば、この地域に自由と平和は訪れない。

 昨年に韓半島情勢と関連して注目すべきできごとがあった。
 国連では安保理が北韓の人権問題を正式の議題として採択した。
 金正恩の訴追までを視野に入れた歴史的な措置だ。

 日本が覇権的独裁体制に反対するなら、韓国と連帯すべきだ。
 韓国が北を解放することは金正恩体制の核の脅威を解決すると同時に、日本人の解放にもつながる。
 奴隷状態にいるすべての人々の解放、自由の拡散だ。戸惑うことはない


▲補足、感想など

 ふん、なにを言っているやら。
 人を騙そうとするには、長い長い文章が必要なのだな。

 韓国が、北朝鮮を統一するなんてことが、当分、ある訳がない。
 肉体労働を卑しみ、働くことを蔑ろにする民族と統一を望む訳がない。

 仮に、韓国が北朝鮮と統一したとしようか。
 そこにいるのは、数千万人の、肉体労働を嫌がる、なんの技術ももっていない、かつ不平ばかりを大声でいいたてる人間がいるだけだ。

 彼らを使えるものにするには、職業訓練とかしなければならないのだぞ。
 そんなお金がどこからでてくるのだ。
 また、元北朝鮮人達は、韓国民からは二等国民扱いされるであろう。
 二等国民扱いされて、黙って耐えるような人々か。
 放火、強姦、工場の焼き討ち—とか、社会が混乱することが目に見えている。

 つまり、上の記事で書いていることは、単なる空論、夢幻のような話だ。

 だから。
 本当のところは。
 韓国の首脳も国民も、北朝鮮との統一など望んではいないのだ。

 その自分たちが、望んでもいないことに、日本と連携とか—書くのだ。
 単なる詐欺ばなし—だということが丸わかりだ。

 冒頭でふれた。
 もう、日本の戦後レジームは完全崩壊している。
 日本にいる朝鮮系洗脳工作員達の洗脳工作にも踊らされないし、上のような韓国のサギ話にも踊らされはしない。

 日本は、もう、韓国を見捨て、見放したのだ。
 韓国とは、日本人にとって、無視し、無関心な国家でしかない。