▲う~ん。
1960年代にアフリカで西欧諸国の植民地となっていた国が、独立した頃を思い出した。
または、ベネズエラのチャペス大統領を思い出した。
いや、なにかと言うと、1960年代までアフリカで、また、ベネズエラでチャペス大統領が就任する以前、西欧諸国の企業がその国で稼働していたのだ。
ところが、独立したら・新大統領になると、その国にあった工場などを国営化するという対応を採用した。
そこにあるのは、この工場さえ奪えば、俺達はがっぽり稼ぐことができるだろう—という読みだ。
ところが。
新独立国の黒人達が、工場を経営しようとすると、そこには様々なノウハウが必要で、すぐに工場経営は頓挫し、工場などは打ち捨てられた。
そして、アフリカ諸国の貧困は現在まで続いているのだ。
こういう頭の悪さはどこから来ているのだろう。
あぁ、そうか。
西欧諸国が植民地としたところは、基本、その国での教育を認めていなかったという理由もあるのか。
いや、ロシアのことだった。
以下、新聞から抜粋。
日ロ首脳会談について、ロシア経済紙ベドモスチは1面トップで「両国は(北方領土)共同経済活動の協議の道を歩み始める」と伝えた。
ただ、「日本は(領土の引き渡しを)待つことで合意した」「紛争を解決することにはならない」という識者の見解を交え、合意は領土問題の棚上げに他ならないと分析した。
同紙によると、パノフ元駐日大使は「(共同経済活動について)ロシアの主権を認めることになりかねず、日本は拒否してきた。
日本がこの道を歩み始めるとすれば、日本からの非常に大きな、いわば歴史的な譲歩だ」とコメントした。
一方、シンクタンクのアジア専門家は、共同経済活動で「日本が(領土問題の)ゴールに近づくことはない。日本の投資家がロシア領に来るだけのことだ」と説明。
「プーチン大統領はニンジン(北方領土)を手に接近し、対ロシア制裁はあるような、ないような状態になった」と述べ、日本の制裁は骨抜きにされたという認識を示した。
▲補足、感想など
体のいい、ロシア人の日本への「タカリ」であろう。
日本の回りは、「タカリ屋」ばっかりだな。
韓国といい、中国といい、ロシアといい。
日本がお人よしの金持ちだからだろう。
基本、ロシア人って、自分達のもつ能力に自信がないのだな。
冒頭でふれた1960年代、西欧諸国のもっていた工場を「国営化」という名で奪った黒人達、ベネズエラのチャペス大統領によく似ている。
この工場さえ奪えば、北方領土さえ奪えば、がっぽり儲かる筈。
てなことを考えて、実行してみると、そこには高度なノウハウは必要で、自分ではどうしてもうまく運営できない。
で。
工場をそのまま放置して、以来、アフリカでは半世紀以上も貧困が続く。
ロシアも北方領土をどうしても、自分達の能力ではうまく利用できない。
そこで。
ロシアのプーチンさんは考えた。
オレ達の「能力の無さ」は、認める。そこで、この廃棄工場の運営に日本をかまそう—と。
日本をかませば、そこからお金とか、ノウハウが奪えるのではないか。
運営する能力は乏しいが、お人好しの日本人をかませてどうとかの「悪だくみ」には、長けているよ---と。
これが、記事にある「日本との共同経済活動」というものだろう。
まぁ、日本の中学生レベルの能力しかないロシア人相手だ。
日本人と共同で仕事をするには、無理があろう。
最後は、日本人とロシア人との殴り合いのケンカ別れとなる可能性が高い。
日本でいえば中学生レベルのロシア人を相手に「アレコレ」しているのだということを、充分に認識した上で、日本及び日本人は行動していこう。