▲高橋さんが、安倍さんのハワイ訪問の意味を説明している。
外れているとは思わないが、全部を納得することも出来ないような文章となっている。
まず、新聞から抜粋。
安倍首相は、12月26、27日にハワイの真珠湾を訪問する。
伊勢志摩サミットの際、オバマ米大統領が広島平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花したことは記憶に新しい。
そのときから、日米両国の間で歴史問題を終わりにして、未来志向の同盟関係をアピールできる格好の舞台になる。
このため、日米から訪問を評価する声が出ている。
歴史的な意義も大きい。戦後処理というのは古今東西どの国でも大変である。
戦争責任や謝罪が伴うためだ。
第一次大戦と第二次大戦を経た欧州では、戦争責任も謝罪もなく、敵と味方がともに犠牲者を追悼するという和解方式をとっている。
1995年に米英とドイツが共同で犠牲者を追悼した「ドレスデン和解」が代表例である。
対して、アジアでは、中国と韓国のように、日本の戦争責任を主張し、謝罪せよ、という古いタイプの言い方がまかり通る。
今年は日本だけが欧州型の和解(戦争責任・謝罪なしで、ともに追悼)を取り入れた記念すべき年になる。
安倍首相は、歴代首相の誰よりも外交に力を入れている。
延べ訪問国数は100カ国を超え、歴代トップ。
その思いは「戦後」を終わらせることだろう。
第1次安倍政権で「戦後レジームの総決算」という言葉が使われていたが、今は聞かれない。
言葉よりも行動で実践しているのだ。
オバマ大統領の広島訪問、安倍首相の真珠湾訪問によって、日米同盟は揺るぎなく新時代に入った。
同時に、12月にはプーチン大統領の訪日もあり、日露平和条約が俎上にのぼろうとしている。
日露間でも戦後は終わっていない。
マスコミは、北方四島が返還されるかどうかに関心があるようだが、注目すべきなのは平和条約だろう。
北方四島で旧ソ連の行った行動はひどいものだったが、まず平和条約がなければ、しっかりした話し合いすらできない。
日本が北方四島で強い姿勢を示してきたのは、ソ連を敵国と認定してきたことの裏返しでもある。
しかも、北方四島への移住を希望する人は少ない。
ここは、1956年の日ソ共同宣言の通りに、平和条約の締結後、歯舞群島と色丹島を日本に返還するということで国益にかなうのではないだろうか。
日米、日露で戦後を終わらせることができると、安倍首相の「戦後レジームの総決算」が見えてくる。
筆者は、米露に加えて、インドが重要なカギであると思っている。
これらの国は民主主義、自由主義を背景とする国家群である。
日本が米露印と良好な関係を持っていれば、今揺れている欧州も日本についてくる。
民主主義を基調とする世界の平和構造を日本が主導して構築しようとしている。
これも、安倍政権が民主主義国家の中で長期政権であるからこそできることだ。
得意の外交成果をひっさげて、来年1月解散があるかもしれない。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
▲補足、感想など
安倍さんが最早、戦後レジームという言葉を言わないのは、もう、戦後レジームというevenki族工作員によってなされていた「日本人弱体化体制」のことを、日本人全員が知ってしまったからだ。
まだ、確かにマスコミ・教育業界には、多くのevenki族工作員達が残っている。
しかし、日本人全体がそのことを知っている状態で、evenki族工作員達がそう自由の謀略ができる訳があるまい。
その意味で、evenki族工作員へどう対応するかは、国民の判断に委ねると安倍さんは決めたのだ。
中国、韓国が古いタイプの対応—とか。
古いもなにもない。
要するに、中国・韓国は、「ゴネ得」を狙っているだけだ。
日本と中国、日本と韓国との間での戦時賠償問題、日韓併合時についての賠償問題は、もう、すべて解決済みだ。今更、日本はなにをする必要もない。謝罪? 賠償? なにそれ美味しいのか—という世界なのだ。
ところが、戦後から70年近く続いた戦後レジームという日本人弱体化体制の下で、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、その他地方紙、nhk、tbs、テレビ朝日、フジテレビ、evenki族工作員大学教授、二階さん、山口さん等の国会議員、evenki族コメンテーター、日教組を中心とする義務教育に潜り込んだ、evenki族工作員教員)などのだまし、ミスリードによって、「日本を叩けばお金がとれる」「慰安婦で謝罪させればお金がとれる」という悪弊をつけさせてしまい、うまうま、日本人の税金が巻き上げられていたのだ。
<なお、ついでに言えば、韓国の朴大統領が、2013年の春、日本人を千年恨むとか言ったのは、この甘い汁を吸うためのパンチだったのだ>
中国人は、韓国人の「日本人を叩けばお金がとれる」「慰安婦で謝罪させればお金がとれる」という「タカリ」をみて、じゃオレも—とマネをしているだけだ。
この韓国・中国からの「タカリ」も、日本における2014年頃の戦後レジームの完全崩壊を受けて、日本人が反応しなくなってしまい、ふ~ん、そんなことあった---と日本からお金を巻き上げることが難しくなったのだ。
この頃、中国が歴史認識がどうたら—言うのは、この「タカリ」を存続されるための単なる「脅し」だ。
韓国系のヤクザがやるじゃないか。
誠意を示せよ—てなタカリと同種とみれば間違いあるまい。
もう、戦後レジームは完全崩壊している。
安倍さんは、日本人が韓国からの・中国からの「タカリ」のセリフに騙されないということを知っている。
で。
先の大戦の「戦後」の終焉を、アメリカのオバマさんと確認しよう—と約束したということだろう。
安倍さんの肩には、300万人近い、日本軍の英霊達が乗っているのだ。
やっと、恩讐を越えて—区切りをつけるために握手ができる、そういう時が来たということだろうな。