▲なにか眉唾の話しだと思わないか。
じゃ、生産性ってなんなのさ。
例えば、日本の「おもてなし」なんて言葉と相反する言葉ではあるまいか。
また、かってのなんだっけ、能力制でどうたら—という話しに酷似している。
日本の社会は、能力制なんぞいうものには適性がない。
日本人は、剥き出しの競争社会というものを見ると辟易してしまうのだ。
どこかの企業がとりいれて、サンザンな失敗だったとか聞く。
それと同じだな。
この生産性がどうたら—って。
以下、新聞から抜粋。
日本生産性本部は、日本のサービス産業の労働生産性が米国の5割にとどまるとする
調査結果を発表。
1990年代後半の生産性と比べても日米の格差は小幅に広がっている。
サービス産業ではパートなど非正規社員が従事することが多い。
経済の好循環に向けた
賃上げを非正規社員に広げるにはサービス業の生産性向上が不可欠になっている。
生産性本部が2010~12年の生産性の平均を日米で比較した。
サービス業では卸売・小売業が米国の38.4%、
飲食・宿泊業が34%と低水準にとどまった。
IT(情報技術)の導入が遅れているのが主因とみられる。
一方、製造業は米国の69.7%とサービス業に比べると差は小さかった。
業種別にみると化学は143.2%、機械が109.6%と米国を上回った。
政府は国内総生産(GDP)を600兆円に引き上げるために生産性の向上を目指している。
日本では人手不足が深刻になっており、労働生産性を上げなければ人件費の負担が増えて、経営を圧迫する可能性もある。
▲補足、感想など
もう、アメリカと単純に比較してどうたらをやめたらどうだ。
戦後レジームはもう完全崩壊している。
アメリカが先導者だなんて、いいかたをやめよう。
日本人には、もう、100年先行した産業革命組の背中さえ見えない状況だ。
もう、日本には手本も見本もない。
目標すらも定かではない—そういう状況なのだ。
そんな薄闇の世界を、自分の目と自分の才覚だけを頼りにして、未来を切り開いていかなくてはならないのだ。
記事にある「生産性」って、どんな基準なのだ?
日本人の働き方を基準にして考えたものなのか。
日本独自の「生産性」の測り方というものがあるのではないのか。
もう、単純にアメリカとの比較がどうたらを振り回す時代ではない。
日本人には、日本人なりの「働き方」というものがある。
その視点を活かして考えるべきだ。