2016年12月2日金曜日

国を救い出す強力な指導者が必要と韓国人

お笑い。
 韓国人を救い出すって。
 そんな強力な指導者など、この世界にどこにもいやしない。

 国を救うのは、指導者ではない。国民一人ひとりなのだ。
 国民ひとりひとりが、懸命に働けばいいことだ。
 解答は、それしかない。

 そのことを理解しない限り、責任を他者に求める限り、韓国に「救い」はあるまいな。

 以下、新聞から抜粋。

 20161128日、朝鮮日報によると、米国で次期大統領がドナルド・トランプ氏に決定したことで、国際情勢は不確定要素が増し、韓国も安保体制や経済情勢が不安定になる中、朴槿恵ネ)大統領が友人の崔順実被告に機密情報を漏らしていた「崔順実ゲート」事件で揺れ、韓国は歴史的岐路に立たされている。

 「大韓民国号」は座礁し、荒波にのまれた船長(大統領)はリーダーシップを失い、船員たちは自分の命の心配しかせず、船そのもの(国)も乗客(国民)も危機的な状況に置かれている。
 エンジン(経済)も動きを止めつつある。
 フィナンシャル・タイムズは米国のトランプ次期大統領が「強い指導者」の時代をスタートさせたと指摘した。
 ロシアのプーチン大統領やドイツのメルケル首相も長期政権となっている。

 朝鮮日報は、国内外に不安定要素を抱える韓国を救うには、道徳心や責任感、強いリーダーシップを持つ政治指導者が必要だとし、国民の怒りを生産の原動力にしていかなければ国を救う道も閉ざされてしまうと指摘。

補足、感想など

 韓国人の事大主義というのは、「大につかえる」という意味らしい。
 「大の下にいれば、なんとか飯がくえる。そして責任は、すべて大にある」てな発想のようだ。
 なんというか個人として責任などないもない—と考えるようだ。

 なんなのかなぁ、こういう風に考えるのは。
 多分、李氏朝鮮の時代にあった「科挙制度」に原因があるのだろうな。
 科挙に選抜されることが、若者の目的であり、それ以外のことなどどうでもよかったのだろう。
 だから。
 肉体労働を卑しんだのだ。科挙にも合格できない「頭の悪いやつ」がやることだ—とか思うのだろう。

 韓国での大学進学率が世界の水準からみて、異様に高いことも科挙制度の影響だろう。
 だから。
 試験に選抜されることのみに価値があって、他のことは軽視されるのだろう。
 例えば、日本での文武両道なんて、なんのこっちゃと考えるということか。

 なるほどなぁ。
 肉体労働を卑しむ国家か。
 科挙で選抜されて文官として、民衆をあごでこきつかう—ということのみが、人生の目的であった人達には、肉体労働など価値もなかったのか。

 日本人が、奈良時代に中国からの制度などを取り入れたのだが、中国での科挙制度の弊害というものも、充分に理解していたのだな。だから。科挙制度を採用しなかった。

 こうして、韓国の歴史を振り返り、科挙制度、儒教というものを考えてみると、いまさら、肉体労働の価値とかいったところで無駄なことか。
 してみると、北朝鮮のような体制が一番、韓国人には適合した制度なのかもしれないな。

 国を救うことはできまいが、北朝鮮の金なんとかに類似した指導者が出現する可能性は高かろう。