▲昨年の夏頃かなぁ。
筆者は、ヨーロッパ諸国の難民問題に対する対応をみて、「破滅へ殺到するレミング」のようだと評した。<ヨーロッパの人達の難民への善意というものがキリスト教を背景したものだから、一層、可哀そうになる。そこまで宗教に縛られるものか---宗教>>常識なのか--と>
その不幸な予測が当たり始めたようだ。
以下、新聞から抜粋。
ドイツの首都ベルリンでクリスマス市にトラックが突入したテロ事件で、難民とみられる男が容疑者として拘束され寛容な難民政策を主導したメルケル首相への批判が噴き出した。
反難民を掲げる新興右派「ドイツのための選択肢(AfD)」が批判を強め、与党内部からも難民や移民に厳格な政策を求める声が高まった。
AfDのガウランド副党首は「複数の身分証を持つ者や犯罪歴のある難民申請者の入国を拒むように、国境を管理するべきだ」と主張。
一方、メルケル氏は「容疑者がわが国で難民申請したことが確かなら特別なショックだ。本気で保護を求めている人には忌まわしいことだ」と無念さをにじませた。
ドイツは昨年九月、ハンガリーで足止めになった難民に国境を開放。
昨年、ドイツに八十九万人が流入した。
パスポートなどを持たず身元が確認できない人物も多く含まれていた。
今年七月、ドイツ南部のバイエルン州で難民申請者による無差別攻撃が二件発生。
難民に厳しい世論を追い風に、AfDは支持率を伸ばしている。
メルケル氏は、イスラム教徒の女性が全身を覆う衣装「ブルカ」の特定の場所での禁止や難民申請が認められなかった人の早期の送還など、強硬な世論に配慮せざるを得ない状況となっていた。
▲補足、感想など
メルケルさんは、軽挙妄動する。
どこの馬の骨やら分からない人間を100万人ちかく、流入させる—って、もうキチガイ沙汰であろう。
一旦、入り込めば追い出すことがどれだけ難しいか---。
また、イスラム教の過激派が、テロを起こし始めた。
--ここから--
IS、独トラック突入で犯行声明
「兵士が実行」
ドイツの首都ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し12人が死亡した事件について、イスラム過激派組織「イスラム国」系の通信社は、ISの「兵士」による犯行だったと主張する声明を出した。
IS系通信社アマックはインターネット上に出した声明で、「イスラム国の兵士が、有志連合の参加国の市民を狙えとの呼び掛けに応じ、ベルリンでの作戦を実行した」と主張した。
--ここまで--
まぁ、勝手な主張で、本当かどうかは定かではないが、可能性としては高かろう。
こういう危険な国に、外国から観光に行くか?
筆者なら、フランス・ドイツなど躊躇(ためら)う。
つまり。
メルケルさんの判断というものが、自国への観光客の人数を減少させ、反面、負担は増える—という現象を引き起こしているのだ。
難民などからの不満が高まれば、ドイツ国内の治安も悪化し、経済活動もスムーズには回らなくなろう。
100年の計という言葉があるが、ドイツの今後100年をみたとき、これから数十年は混乱の中にあるだろうな。