▲どこらに核心があるのかな。
彼らは、アフガニスタンのタリバンと同じで「文明は善なのか」という根源的な問いを先進国の諸国に突きつけているのだ。
女性が本を読む、教育を受けるなんて価値があるのか。テレビを見ること、本を読むことに価値があるのか--、水道があることに価値があるのか? と問うているのだろうな。
要するに、地球上には、いろんな民族がいるということなのだ。
そういえば、アマゾン流域の奥地に、文明人と接触を拒む村というものがあって、人が近づくと攻撃してくるのだそうな。
イスラム教徒であろうが、砂漠を遊牧するということに唯一価値があると考えているのだろう。
これは。
つまり、「民族自決」なのだ。
アマゾン流域の文明人との接触を拒む人達と同じなのだ。
もう、放っておけよ。
文明化することに価値を認めない人達なのだ。
イラクかアフガニスタンあたりで好きにさせたらどうなんだ。
話は違うが。
この人達って、なにか韓国人と非常に似ていると思わないか。
韓国という国は、空が青いのも、太陽が東から昇るのも、みな「日本が悪い」から—と思っている国だ。
親から子へ、政府から国民へ、朝も昼も「なにもかも日本が悪いからこうなった」と言い続けているのだろう。
アルカイダなる組織もそうなのだろうな。
今の状況となったのも、空が青いのも、太陽が東から昇るのも、皆、先進国諸国のせいだ—とか、繰り返し、親から子へ、言い続けているのだ。
こんな組織がつぶれる訳がない。
以下、新聞から抜粋。
国際テロ組織アルカイダ系メディアが公開した動画の中で声明を発表する同組織の最高指導者アイマン・ザワヒリ容疑者。
シリアでは米主導の有志連合の支援などでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦が進んでいるが、米国の対テロ専門家らは、国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」が再び勢力を拡大していると警告。
先月シリア北西部イドリブ(Idlib)を掌握したイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「ハヤート・タハリール・シャーム(HTS)」は、自らをISよりも「穏健」な組織と位置づけて、従来のアルカイダのイメージ刷新を図り復活をもくろんでいるという。
米政府の対テロ政策担当だったジョシュア・ゲルツァー氏は、米シンクタンク「ニュー・アメリカ」で行われた講演で、「当面はISISがテロの脅威として突出しているが、シリアにおけるアルカイダの存在も憂慮される」と警鐘を鳴らし、HTSについて「現時点で最大のアルカイダ系国際過激派組織だ」と指摘。
米国を標的としたテロ脅威の現状をテーマに行われた講演で、ゲルツァーをはじめとする専門家らは、ISがシリアとイラクで劣勢となる中、数あるイスラム過激派組織からHTSが台頭してくるとの見方を示した。
出席者、デイビード・ガーテンスタインロス氏によると、アルカイダはISの台頭によって弱体化した2010年当時より「かなり力を増している」という。
「アルカイダは巧妙にISISから距離を置いて『穏健な聖戦士集団』というイメージをつくりあげ、好きにはなれなくても交渉はできる相手になった」と指摘。
こうしたやり方でアルカイダは支持を広げ、その中には一部の湾岸諸国も含まれている。
▲補足、感想など
ある書き込みがあった。
曰く、今、ヨーロッパは第2の黑死病にかかっているのだ--と。
動画を見ていると、ヨーロッパ諸国でのムスリム達の「暴力沙汰」はひどいものだ。特に女性へ殴打等、普通になされているようだ。
なぜ、ヨーロッパの人々は、ムスリム達を排除できないのだろうか。
あぁ、イギリスでも、ロンドン市長がムスリムだったな。
ムスリム達が、人口の10%ぐらいを超えると、通常の白人たちと、ムスリムの出生率が違うために、確実にムスリムが人口比という点で勢力を伸ばし、政治を牛耳ってしまう—ということなのだな。
滅びゆく・低出生率のために衰退するヨーロッパ---。
非文明を是とするムスリム達に牛耳られてしまうヨーロッパということか。
そうか。かって、オスマントルコによって、イベリア半島等が、版図に収められていたなぁ。
あんな感じということか。
いや、話がどこかにいった。
ヨーロッパ諸国からすれば、中東は近い距離にある。
ムスリム達に牛耳られるヨーロッパという存在は、イラク・アフガニスタンという国での、アルカイダという組織へ「資金を供給」しやすくなるのかもしれないな。
「文明化することは善なのか」と問うムスリム達が、ヨーロッパ諸国という18世紀に産業革命を起こし、最新の科学・技術を推し進めて来た諸国を「牛耳ってしまう」のか。
歴史というものは、皮肉なものではある。