▲妙な表題となった。
どういうことかというと、日本のナギナタを紹介している動画があって、その動画をみた西欧、米国?の人達からの感想の書き込みがあった。
で。
振り下ろす時に声を出す意味を理解している人が殆どいない。
ヨーロッパ諸国には武道に該当するものがないのか。
日本の武道だけなぜか生き残ったという感じなのかな。
そういえば、鹿児島の示現流の立木打ちの動画があって、その感想にも、トンボの構えからの立木打ちの意味を理解というか、推定できる人が一人もいなかった。
武道という名前に相当するものが、ヨーロッパにはないのだろうなぁ。
以下、ナギナタの動画をみての感想から。
日本女性たちが薙刀という武家の女性の伝統的な武器を練習をしている場面だ。
薙刀は小さな人物でも大きなリーチを得ることができ、刀を振るう男性と対峙した際にも勝機を与えてくれるため、女性によって使われることが多かった。
〈↓海外の反応↓〉
・彼女たちの声がネコ科の幼獣みたいに聞こえるのは僕だけ?
・ →BBCの古いドキュメンタリー番組は音を変えたり効果音を加えることで悪名高いからな。
・ →この叫びは“気合”と呼ばれるもので意訳すると闘志ってやつだ。
全部ではないけれど、とても多くの日本武術の根底にあるものだ。気合は戦場において侍が威嚇の意味で使っていたもので、“闘志”を行使する方法でもあった。
気合は現在でもなお武士の戦闘術に由来する大半の日本武道に残っている。
・男だけど世界で最もお気に入りの武器の一つだよ😊
・ →元々、薙刀はソーヘイ・マンクス(僧兵)が振るっていたわけで。槍が注目されるようになるまでは共通の兵器だった。江戸期になって女性が用いる武器として選択されたってだけ。
・これこそ野武士の所業が俺を怒らせない理由だ。
・とても素敵だ、彼女らは素晴らしい。なんて素敵な女性の活動だろう。きっとこれによって彼女たちの間にはコミュニティーと友情が育まれているに違いない。
・俺、急に日本女性になりたくなってきたんだけど……
・俺は男らしい男であるにもかかわらず武器じゃ薙刀が最も大好きなんだ。ランス(槍)とソード(剣)の間の子のような見た目に惹かれる。
(薙刀を用いて)練習していて友人に大きなダメージを与えたことがあり(もちろん木製モデルを使っていた)これ以上のインパクトを他の武器に見いだすことはできなくなったんだ。
・とても素敵な芸術だ。このスポーツが大好きだよ。
・→武術、だ。
・どうして彼女たちはあんなにうるさいんだ?淑女の切り裂きマナーを守れないのかい?
・この武術は男性によって作られたが、最もこれを用いているのは女性だ。詠春拳と同じだね。
・エエエィ、エエエィ、オオオゥ、オオオゥ😂
薙刀は古流の型が美しい。
グリップ位置が柄部の中ほどで石突による攻撃も見られるので、竹刀競技では見られない華麗さがあります。
▲補足、感想など
まず、日本の武道で「声を出す」意味だが--。
--ここから--
剣道および杖道においては、共通して目指すべき目標に「気剣体の一致」というものがあります。 このうち気の部分に関わってくるのが声=気合いとなります。
なお、人間の筋肉には無意識下に力を抑制する保護機能が働いており、この保護機能を解除して本来の力を発揮する最も簡単な方法は大声を出す事だそうです。
このため、剣道や杖道の修行者は、「狙った瞬間に本来の力を発揮しつつ、心と身体の動きを一致させる」べく気合を発しての稽古に励んでます。
--ここまで--
武道って、今はきれいごとになっているが、基本は相手を「斬り殺す」技ではないか。
自分自身を「狂状態」にもっていかずして、殺せるとは思わない。
その典型的な例が、冒頭でもふれた示現流の「猿叫(えんきょう)」であろう。
幕末、生麦事件に端を発した薩英戦争というものがあった。
イギリスの軍艦が、島津藩を攻撃した事件だが、上陸したイギリス人に対して、トンボの構えをして、猿叫を上げながら単身、突っ込んでくる薩摩人達に相当の被害を受けたようだ。
因みに示現流には防御という発想はない。
剣道をしているイギリス人が、声を出す意味を書いていた。ご紹介したい。
--ここから--
叫んでいるのは、"気合"といって、多くの武道で使われるものだ。
剣士は普通、技を打つ前に発するんだよ。
決して相手を馬鹿にしてるわけじゃなく、
自分のエネルギーを集中させ、渾身の一撃を声に乗せて解き放つんだ。
□猿叫についても。これは日本人の言い。
2017年02月21日
元は猿叫から来てるんじゃなかったっけ?
アレ意外に人間の潜在能力引き出すとか言われて普通に広まったとか聞いたこと有るけど
今の研究じゃ猿叫により集中力格段に上がったり場合によっては人間の力のリミッター解除したりと意外に有用らしいからね
叫ぶだけで今の自分の限界超えれるのならそりゃ昔なら普通にするわな
--ここまで--