▲ワードで長文を書くことが多い仕事なもので、ワードは慣れているつもりだった。
でも。
以前に書いた文章を部分的に変更したり、新しく画像、グラフを挟み込むことが多い業務だ。
こういう前に書いた文章を変更するという形をとるとき、最後に体裁を整えるというのが、ワードではなかなか難しい。
特に、文章の先端に、例えば 【2】 (3) というような数字をつけて、続いて文章をいれて、先端を揃えるというのが、面倒くさいというか、なかなかうまくいかなかった。
一体、何年、ワードを使ってんだ? という声が頭の中で聞こえてきて、これは—というので、ネットで「インデント」というキーワードで検索してみると、でてくる・でてくる。
で。
ネットでひっかかった記事を読みつつ、自分でワード(あぁ、2007を使用している)で試してみると、なんとなく次のようなことではないか-と感じた。
1.インデントは、段落(ひとつづきの文章ということ)に対応している。
2.ワード → ホーム でみると、「段落」と表示された部分が水平ルーラーの上にみえる。この右端部分に小さなボックスがみえる。
これを段落ダイアログボックスといい、これをクリックすると、書式設定ダイアログが開き、インデントという項目がある。
ここで、数字で例えば 左インデント「3字」 という具合に、「数字」で決定しておくと便利だ。
どうしても、ルーラーを水平に左右するだけだと、挟み込んだ画像の上と下では微妙に異なるという場合もおおそうだ。(数字を決定しておくと、別の場所でダイアログボックスを開き、同じ数字を使えばいい--という意味)
3.上でふれた【4】とそれに続く文章を、数字ごと、揃えようとするときは、文章全体を指定しておき、「altキーを圧しながら、ルーラーを動かす」ことで、目視ではあるが揃えることができる。
4.それでも揃わないという場合は、フォントが異なることがある。
例えば、ms明朝と msp明朝 の違いで、先端が揃わないということがある。
5.ルーラーの印は、最上部の逆三角形を「1行目のインデント」、真ん中の三角形を「ぶら下げインデント」、一番下の四角形を「左インデント」という。詳しくはネットで。
筆者には、ワードのインデントが「分かった」という自信はない。
でも。
既存の文章を利用しながら、画像・グラフ・表などを挿入して、最後に全体の体裁を整えるという程度に利用するには、上のことぐらいで、とりあえず、対応できるかと思っている。