▲アメリカ人が、なんとも薄っぺらい考察記事を書いている。
いや。
アメリカ人からは、太平洋を隔ててみていることだ。
日本は、東シナ海を隔てているだけだからな。
距離の大小(遠近?)というのは、考察記事の薄い厚いに関連するのかもしれないな。
まず、その考察記事とやらをご紹介。
歴史問題や日本の謝罪が不十分だと理由で嫌っていると主張している中国ですが、記事では、中国の反日運動が始まったのは民主化運動の過激化によるもので、政治の道具にすぎないとの指摘がなされている。
そんな記事に、中国人からも多くのコメントが寄せられていました。
・どうして中国は日本を嫌い続けるのだろうか。
・合理的な説明としては、第二次大戦での虐殺と、謝罪を拒否し続ける日本に中国人が怒ってるから。
・でもそれでは説明ができない。
・終戦後、中国は公式謝罪を求めてない。トーンを変えたのは中国が力をつけた1980年代になってからだ。
・それどころか、日本は中国の謝罪要求に対して何度も謝罪してるのに、あまり効果が見られない。
・和平の真の障害は、歴史にまつわる争いが両国の内政問題や、アジアの超大国のライバル争いに発展してることだ。
・1989年の反政府デモの後、1990年に中国共産党は権威を取り戻そうとした。
過激な反日プロパガンダを容認。”歴史的な犯罪者”日本に勝るものはないと考えた。
・時とともに日本への政策は厳しさを増していった。
日本との調和を望む政治家は政治生命を失い兼ねない。外務大臣のワン・イは、日本に精通した人物で、日本語もペラペラだが、人前で使うことはない。
・清華大学のチュ氏「日本を褒めようものなら、生徒から怒りを買う」、アメリカのほうが幾分マシらしい。「賛同はしないけど、裏切り者呼ばわりされることはないから」
▲補足、感想など
どのあたりから。
中国が、明確な反日政策を取り始めたのは、天安門事件の後、江沢民国家主席が指導したものだ。1990年頃だったかな。
事実、筆者は、天安門事件の前に中国へ入ったことがあるが、別に反日もへったくれもなかった。
江沢民国家主席が、反日政策を取り始めた理由は、明確ではないが、筆者の推定では2つの理由がある。
1つは、天安門事件の被害者からの怨念などを他者にぶっつけてガス抜きしようとしてもの。
天安門事件での被害者の数は今もってはっきりしない。恐らく数千人(2千人~3千人)くらいか。
北京大学などのエリート達を戦車のキャタピラーで轢き殺したものだ。
2つめは、恐らくアメリカからの唆(そそのか)しだ。
立案及び実行したのは、キッシンジャー博士。承諾をとりつけたのはレーガン大統領。
目的は、日中の離反工作だ。その狙いは、日本と中国とか一体の経済圏を作ることへの恐怖からだ。例えば、日中が共同の経済圏をつくって、共通の通貨(円)を利用するという話となった時、ドルが基軸通貨たる役目を終える可能性があったからだ。
江沢民さんの父親は、戦前、日本が作った傀儡政権のトップだ。
そのあたり、このままでは日本からの工作員だと中国国民に思われますよ—とか、キッシンジャーさんは、言葉巧みに、反日政策を唆したのだ。
こうして、激しい反日政策が始まった。以後、20年以上が経過した。
毎日毎日、日本鬼子なる兵隊が、中国人を殴りけっとばしている「様」をテレビでみていれば、中国人は皆狂ってしまうだろう。
でも。
中国人が共産党からだまされて「狂ってしまって」も、日本人には関係がない。
日本人は、あぁ、「中国人って、共産党に騙されて狂っていますね」と思うだけだ。
騙されて「狂った」のは、中国人自身の問題だし、自己責任だ。
日本と中国との間での戦時賠償問題は、1972年の田中首相-周首相との間で、完全に解決済みだ。
日本・日本人は、いまさら、なにをする必要もない。
謝罪?賠償? 南京大虐殺? 重慶爆撃? 731部隊? なにそれ、美味しいのか。
この1972年の完全に解決済みということに不満があるなら、どうぞ、ハーグの国際司法裁判所へ訴えればいいこと。お気の召すままに。
なお、中国人個人からの請求権は当然残っている。謝罪しろ、お金おくれ--とかいう請求は、1972年時点で、「日本の地位を承継した」中国政府へ言えばいいことだ。
なぜって、個人は国家間の話し合いには参加できない。だから、個人としてああして欲しいというのは当然残る。それは、1972年の締結時に、それぞれ、相手国の地位を承継する政府へ請求すればいい。中国人なら、中国政府へ言えばいいことになる。
なお、中国人個人からの請求権は当然残っている。謝罪しろ、お金おくれ--とかいう請求は、1972年時点で、「日本の地位を承継した」中国政府へ言えばいいことだ。
なぜって、個人は国家間の話し合いには参加できない。だから、個人としてああして欲しいというのは当然残る。それは、1972年の締結時に、それぞれ、相手国の地位を承継する政府へ請求すればいい。中国人なら、中国政府へ言えばいいことになる。
上の記事に中国人からの書込みがあった。ご紹介したい。
--ここから--
・南京大虐殺を否定するからだよ。
・南京大虐殺について読めば分かるよ。
・仮想敵はよく使われる政治の道具だから。そういうことでいいじゃん。
・日本もドイツみたいに事実を認めたら?そして、俺たち中国人に忘れさせてくれよ。
PS。別に日本人は嫌いじゃない。ただ無かったことにはできないだけ。
・心のこもった公式謝罪がないからだよ。”何か間違ったことをしたなら謝罪する。反省して教科書をホワイトウォッシュする”
・↑その通りだね!
・↑深いレベルで、人間は成長できないんだろうな。
もし中国が日本を20年間占領してたら、今の状況はまったく逆になってただろう。
悪いことはすべての戦争で起こってるし、子孫には何も関係ないんだけどね。
・毛沢東政権時代に大勢の中国人を殺したことについて、中国共産党は謝ったの?
もし謝罪してないなら、他の国が謝罪するのを期待するのは意味がわからないよ。
・中国人は忘れることも許すこともできないんだよ。
・被害者は良い意味で、ずっと覚えてるんだよ。忘れるのはドアマットだけだって。
・↑でも目には目をなんてやってたら、誰も目が見えなくなるよ。
・中国人はナショナリストのブタだからだよ。安倍さんが憲法を改正して核武装してくれることを願ってる。それで誰が謝罪するのか分かる。
・中国人が日本に劣等感を抱いてるのかもね。
・一言で言えば、古代からの敵だから。
・中国は日本とお互いを攻撃しあってきたことがわからないんだよ。第二次大戦は最後の衝突だっただけで、2000年前から歪みあってる。
・中国が自分の問題の塊だよ。恨みによる不平等な関係しか頭にない。すべては中国が世界の中心だという神話から来てる。日本が謝罪してもまったく効果はない。
・共産主義者どもめ。
・中国が北朝鮮問題で協力しないのなら、日本の再軍備に喜んで協力するけど。
--ここまで--
上でふれた通りだ。
日中間の戦時賠償問題は、なにもかも、1972年に完全に解決済みだ。
もはや、謝罪も、賠償も、日本人は絶対にしない。
感情を絡めるというのは、中国人の悪い性癖だな。世界では通用しまい。
1972年の解決済が気に入らないというなら、どうぞ、ハーグの国際司法裁判所へ訴えればいいことだ。
日本・日本人は邪魔をしないよ。お気の召すままに。
あぁ、日本にいる中国人の尻の穴でもなんでも喜んで舐めますという媚中派の議員達に工作資金をばらまいて、昨年の三菱マテリアル騒動のごとき、ゴリ押しをしようというなら、どうぞ、ご勝手に。
媚中派の議員の寿命を縮めるだけだ。
今、筆者は毎日、人民元-ドルのチャートを眺めている。
中国人民元が、底もしれない程の大暴落をする瞬間をぜひ、みたいと願っている。