2017年9月2日土曜日

イヤホンについている微妙な角度

いや、奇妙な表題となった。
 どのあたりから。

 筆者はピアノ曲が好きで、ウォークマンにいれて、通勤の際に聴いていた。
 ところが、通勤途中だから、他者とアチコチですれ違う。
 ために、イヤホンのケーブルがひっかかるということが重なった。

 で。
 イヤホンの片側が聞こえなくなってしまった。

 アマゾンで、イヤホンの新しいものを探して購入したのだが、このイヤホン、微妙に角度がついている。<ソニーのオリジナルのイヤホンは、まっすぐになっている>
 最初、この角度のついている意味が分からなかった。
 イヤホンを耳に装着してアレコレ、試してみると、ぴったり耳にはまる場所(イヤホンのはずれにくい場所)があるのだ—と気がついた。

 なるほど。
 このメーカーは、原型として幾種類かを作って、試してみているのだな。
 角度をつけるというのも、その試行錯誤の結果だろう。

 こういう工夫って、目立ちはしない。
 誰もニュースとして取り上げもしないだろう。
 でも。
 こういう工夫こそ、日本人らしいなぁと感じる。
 ほんのちょっとの工夫・改善が、他者との差をつけるのだな。