2014年3月13日木曜日

原発は危険物だと—その通りだ。

原発は危険物だ。
 まったくその通りだ。

 しかし。
 それを言うなら、火力発電所も危険物だし、水力発電も危険物だ。
 ボイラーなんて危険極まりない。

 原発の再稼働を考える上で、最低限、知っておくべき事をなんどでも列挙しよう。

あ、どこからエネルギーをもってくるか—ということは、一国の命運を左右するほどの国レベルの重大な事項であるということ。先の大戦で、開戦早々、石油を求めて南進作戦を採用した理由を考えてみよ。

い、エネルギーは外国からもってくるということはできない。韓国からロシアから電力をひっぱってくるということはできない。一国の安全を脅かされるからだ。

う、日本人の通常の生活(電車が動き、食事の準備もできることなど)を維持するためには、ある絶対量のエネルギーが必要だ。そして、通常の生活を維持しなければ、原発の代替するエネルギー源をみつけ、実用化するという作業も維持できなくなるということ。

え、現在の時点で、原発に代替するエネルギー源はみつかっていない。代替するエネルギー源をみつけ、実用化するまでにはもう数十年という歳月が必要だ。その数十年の期間、エネルギーを確保する手段としては、原発を稼働するしか選択肢がない—ということ。

 以下、北海道新聞から抜粋。

★じゅもん

 また聞かされてしまった。「じゅもん」のように繰り返されるあのフレーズ。
 安倍晋三首相はあらためて宣言した。
 「原子力規制委が最も厳しい規制基準で徹底的に審査し、適合すると認めた原発は再稼働を進める」と

▼私たちは、「世界で最も」とか「世界一」という言葉に弱い。
 首相が「『最も厳しい』というなら、安全、安心だ」と思う人がいるかもしれないが、ちょっと待ってほしい

▼規制委の審査の厳しさは本当に世界一なのか。
 世界一厳正だとしても、そもそも原発は「危険物」。
 危険な者同士が競い合って、「俺が1番安全だ」と胸を張ったところで、それが「危険」であることに変わりはない

▼国も原子力ムラも、福島第1原発の大事故以前に、
 「日本の原発の安全性はとてもじゃないが世界一ではありません」とは説明していなかった。
 もしも真実を知らされていたら、日本列島に50基を超える原発が林立したろうか。
 泊原発はできていたろうか

▼「鏡よ鏡。1番美しいのはだあれ」―。
 グリム童話の鏡は、嫉妬深く残忍な妃(きさき)の問いにも、「それは白雪姫です」と正直に答えた

▼原発を再稼働させたくてたまらない政権が、「1番安全なのは日本でしょ?」と、
 にらみをきかせて判断を迫る中で、鏡(規制委)が割られるのも恐れず真実を答えるとも思えない。

 2014・3・12

▲補足、感想など

 なんだ、この記事は。
 戦後レジームを代表したような朝鮮系洗脳工作員の書いた記事ではある。
 日本を、日本人を貶(おとし)めてやりたくてたまらないのだな。
 こういう記事を書くと、朝鮮系工作員として楽しくてたまらないのだろう。

 冒頭でふれた。
 たしかに、原発は危険物だ。
 そして、また同様に、もう数十年間は、原発にたよるしか日本はエネルギーを確保する手段がない。

 で。
 このブログで、日本の原発技術者を信頼してあげて欲しいと訴えた。
 今もその気持ちに変わりはない。

 筆者も技術系の人間だから、原発技術者の気持ちがよく分かる。
 100パーセント安全だとは言い切れない。
 しかし、安全性を100パーセントに近づけるべく最大限の努力はする—そう言うしかない。

 そこに、技術者としての矜持というか誇りがあるのだ。
 その技術者としての誇りを信頼してあげて欲しい。

 大切なことを繰り返したい。
 もう数十年、日本という国にとって、エネルギーを確保する手段としては「原発の再稼働」しかない。
 そして、原発を稼働させるべき努力している「原発技術者達の誇り」を信頼してあげて欲しい。