2014年3月4日火曜日

ケリー米国国務長官は頭が悪い。

▲いや、失礼な表題ではある。
 でも。
 この人の言葉って、軽すぎる。

 ブッシュ大統領と大統領戦を争ったとき、「ベトナムでどれだけ勇者であったか」などという比較論にもっていくなど、方向違いであろう。

 今、ロシアのプーチン大統領への言葉など「失言」としかいいようがない。
 いまこそ、プーチン大統領を混じえて、交渉しなければならない時期ではないか。

 アメリカは軍事行動にはでない。
 ロシアは、クリミア半島のロシア系住民を守りたいだけだ。

 どこかで、住民の投票をして、ウクライナから分割するとか自治政府を作る—とかの選択肢しかあるまい。
 その交渉の相手を排除しようとして、どうするのか。
 アメリカの立ち位置というものが、読めない人ではある。

 1960年代-1970年代のアメリカとはもう違うのだ。
 いつまでも、1970年代のベトナム戦争の頃のことが忘れられない—そんな人ではないか。

 以下、新聞から抜粋。

 ケリー米国務長官は2日、ウクライナに軍事介入の構えを見せるロシアに経済制裁を科す用意を表明、 主要国(G8)からのロシア除外もあり得ると警告した。
 NBCテレビの番組で語った。

 また、G8のうち米国とカナダ、フランス、英国の4カ国がロシア南部ソチで 6月開催予定のG8首脳会議に向けた準備会合への参加について見合わせる方針を決定した。

▲補足、感想など

 どうも、アメリカのオバマさん、ケリーさん、駐日大使のケネディさんなど、「頭のキレ」がもうひとつ—ではある。
 なぜなのだろう。

 どうも、核心は中国人のようだな。

 欧米から中国人をみた時、「日本人の姿」を通してみているのだろう。
 顔などが似ているから。

 「日本人の姿を通して」--という部分に説明が必要か。
 日本人は、英国の産業革命に約100年遅れて、西欧化を目指して富国強兵を急いだ。
 中国人は、産業革命に200年遅れた民族だ。

 でも、今、100年遅れの日本人の姿をみよ。
 中国人も、200年遅れとは言いながら、もうすぐ、日本人のようになるのではないか---と想像してしまう。
 で。
 10億人以上の「次の日本人」が中国大陸というところにいるのだ。
 これを顧客としてうんぬん--

 つまり、中国人を「次世代の日本人」として捉えているのではないのかな。
 だから。中国人の「動向」に振り回されるのだ。
 その部分に。アメリカのオバマさん等の「判断ミス」があるのではないのか。

 大いなるカンチガイというべきだろうな。

 いや、話がとんでもないところへ。

 ロシアの話だった。
 クリミア半島の件は、冒頭でふれたとおりだ。
 ロシアもことを大きくしたくはない。

 現地住民の投票 → 分離独立 という方向へいかざるをえまいな。