2016年10月11日火曜日

チープカシオ、チープヒタチ

妙な表題となった。
 なにかというと、価格がとんでもなく安いのに、性能だけは抜群という話だ。

 カシオの方は推定できるだろうが、腕時計だ。
 数千円の時計なのだが、バリエーションも豊富で、性能もいい。

 そのあたりが記事となっていた。

 数百円から数千円程度で購入できるカシオ計算機の腕時計「チープカシオ」が注目されている。
 インターネット上のSNSに取り上げられ、人気だ。
 シチズンが同価格帯で展開するブランドにも影響が及び、「チープシチズン」の呼称も定着。

 両社とも「宣伝も広告も出していないのに」と驚きを隠さないが、腕時計の主戦場ば数十万円以上の高級時計で、“チープ”では業績アップにはつながりにくい。
 昨年秋、大阪市中央区のビックカメラなんば店の売り場に「チープカシオ」コーナーが登場。
 十数種の腕時計が並ぶが、モノによっては棚に空きも目立つ。

 担当は「入荷して1~2週間もすれば、品切れが出てしまう」と。
 チープカシオを購入するのは、主に10代~30代の若い世代で、カシオというメーカーの信頼性もあって、台湾や東南アジアから訪れる観光客も買っていくという。
 こうした人気に、カシオの担当者も「何の広告も宣伝もしていないのに」と。

 チープカシオという名称も厳密な定義がなく、「どこまでがチープカシオなのか把握しきれていない」状態。
 陳列ケースに飾られる高級時計とは異なり、チープカシオは家電量販店やホームセンターでケースごとフックにかけられて売っているイメージだ。
 販売価格も最安で千円を下回り、高くても4千円ほどに収まる。

補足、感想など

 価格機能比が高くてお買い得ということだろう。
 ブランドを売る一つの戦略ということかな。

 表題で、チープヒタチと書いた。
 これは筆者のつかぅているシェーバーなのだ。
 これも数千円なのだが、価格に比較して、とんでもなく機能が高い。

 ヒタチがブランドを売る—という必要があるのかどうか知らないが、チプカシと同様にチプヒタ--てなことを言われるのかもしれない。

 しかし。
 このようなことが可能なのはどこに核心があるのかな。
 例えば、ロボットを使っての組み立てですべて自動化した—とかの秘密がその背景としてありそうだな。