2016年10月12日水曜日

韓国、サムスン電子と現代自動車の危機

韓国の主要企業の危機が叫ばれている。
 それこそ、韓国のgnp の数十%を占めようという企業だ。

 さてさて。
 まず、新聞から抜粋。

 韓国のサムスン電子が、発火事故が相次ぎスマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産と販売を打ち切る。
 サムスン電子と韓国の国家技術標準院は、事故調査合同会議により「新たな欠陥の可能性を確認」とし、同製品の交換と新規販売を中止すると発表。
 スマホ業界で、製品の欠陥により販売が打ち切られるケースは前例がない。

 サムスン電子の「品質第一主義」のイメージにも傷がついた。
 同社は李健熙会長が経営に当たっていた1995年、不良品が見つかった携帯電話「エニーコール」を全量回収し、従業員の前で焼却処分した。
 それから20年、「品質経営」が危機に直面している。
 まだ原因は明らかになっていないが、無理な開発スケジュールや「革新」への過剰なプレッシャーも一因。
 韓国人の「パルリパルリ」という性急さが、サムスンにダメージを与えた。

 看板企業である現代自動車も、韓国病である「労組病」の前になすすべがない。
 同社労組は会社側の賃上げ案を受け入れられないという理由でストを実施し、今も労組内部の争いに明け暮れ会社の事情など関心もない。
 労組のストなどにより、9月の自動車輸出は20%減り、10月初めも50%以上減少。

 韓国経済は、サムスン電子と現代自のおかげで回ってきた。この2社の企業がふらつけば、どの企業が経済を引っ張っていくのかと答えるのが難しい。

 海運、造船、鉄鋼、石油化学、建設など韓国の主力産業に赤信号がともって久しい。
 海運業と造船業は構造調整の対象だが、「枯死」直前だ。
 鉄鋼業も同じ状況になりつつある。韓国の上場企業10社のうち3社が利益で利子さえ返済できない、「ゾンビ企業」に転落。
 慢性的な供給過剰と世界的な低成長の持続で、ゾンビ企業は6年間に46%も増えた。

 金利を最低水準に引き下げても投資につながらず、カネは不動産にばかり集まり住宅価格と賃貸保証金が上昇を続け、国民は心配を募らせる。
 その間に、家計負債と企業負債は時限爆弾のごとく膨れ上がっている。

 韓国経済は五里霧中だが、政府の経済担当チームは国民の目によく見えない。
 リーダーは、安心感を与えねばならない。国と経済が軸のないまま漂流しているという印象を与え、国民を狼狽させることはしてほしくない。

補足、感想など

 今年9月頃、中国の新聞がサムスンなどの危機を記事にしていた。

 --ここから--

 2016919日、新華網は韓国のロッテ、サムスン電子、韓進海運について、 「いずれ業績悪化で倒れる恐れがある。朴大統領は慌てふためくだろう」と予測する記事を掲載。
 韓国ロッテグループのナンバー2、李仁源副会長が8月、遺体で発見された。
 自殺とみられる。資金疑惑をめぐり取り調べを控えていた。

 サムスン電子は、8月に発売したスマートフォンの「ギャラクシーノート7」の電池に異常が生じ、発火する恐れがあるとして、販売済みのほぼ全製品を回収。
 韓進海運は経営破たんし、世界中で所有する船舶の入港が拒否される事態となった。
 問題を起こした3社のいずれも、家族経営の大企業だ。

 中国社会科学院の朴健一氏は「1998年のアジア金融危機の際、韓国では家族経営が原因の倒産に大きな批判が集まった。 現在世界経済全体が疲弊する中、韓国の家族経営企業で問題が拡大している。

 グループ内に多くの事業、 子会社を抱え、互いに負債を押し付け合わせる手法だ。
 一度問題が起きればグループ総崩れになる恐れがある」 と警鐘を鳴らしている。

 --ここまで--

 文章では茫洋としているなぁ。
 掲示板の書き込みを見てみようか。

 --ここから--

2016/10/12()
 もう売春婦カードはない。また使ったら始めたら日本の信用失うだけ。
 売春婦は韓国国内問題に化けたし。

2016/10/12()
 《サムスン電子・現代自動車の共通点》
 サムスン電子、日本企業の技術を盗んで、半導体ビジネスに参入。
 現代自動車、日本の技術を盗んで自動車生産。
 いずれも、日本から盗めなくなると、企業経営が危機に陥った。

 つまり「韓国企業は、自力で技術開発ができず、産業発展は、日本に対する技術窃盗に起因している」 ということ。

2016/07/22()

 中国製は、品質が悪いだけ。
 だが韓国製は、日本向けにわざと欠陥品を送り込んでくる。
 サムスンが、初期不良で他国で返品された製品を、すべて日本の ドコモに押し付けていたのは有名。

 --ここまで--

 さて、この先どうなるのか。
 筆者には見えない。

 注意深くみている以外にない。