2012年9月30日日曜日

安全な原発は再稼働していく—と。民主党政府。


▲なにかやっと、めぐりめぐって本道へ帰ってきたなぁ、と思う。
 昨年3月の東日本大震災以来、原発をどうするかという問題は、左右に振れつづけてきた。
 ここにきて、やっと技術的な目からみて、「常識内」に納まってきたようだ。
 これまでは、やれ「原発ゼロ」等という非科学的な文言が大手を振って歩き回っていて、筆者など不愉快そのものであった。
 大震災以来、約1年半、アメリカ政府からの干渉もあって、原発の再稼働へ順調へ移行していくようだ。
 ヤレヤレ。
 子供の夢物語のような「原発ゼロ」という文言を聞かないだけでもこころ安らぐ。
 以下、新聞から抜粋。

 日本政府が米政府に対して「安全が確認された原子力発電所は引き続き重要な電源として再稼働させていく」方針を伝えていた。
 日本側が9月中旬に「2030年代に原発稼働ゼロをめざす」新戦略をまとめたことに米側から懸念が強まり、原発ゼロに直結する政策ではないことを明確にした。

▲補足、感想など
 なにか、ニュースをみていて、日本の国民はエネルギー問題を安易に考えすぎるという印象をもつ。
 もっと、国家の命運すらも左右することなのだということを理解して頂きたい。
 日本人として理解すべきことは3点かな。
あ、まず、現在の通常の生活を維持することの大事さを理解すること。
い、原発に代替するエネルギー源を実用化するとしても、もう20-30年は充分にかかるということ。
う、この20-30年の間は、エネルギーを確保する主たる手段としては「原発」しかないのだということ。
 以上を理解すれば、「原発ゼロ」という言葉がいかに荒唐無稽か分かるであろう。
 まず、毎日の通常の生活を守ろう。
 その通常の生活の継続の中から、次世代のエネルギー源を実用化することができるようになるのだ


だったら、いつ国有化すればよかったのだ? 石破さん。


▲自民党の石破さんという人も、こう、もう一つ切れのない人だなぁ、と思う。
 今度、自民党で幹事長をするのだそうな。
 これでは安倍首相の足をひっぱりそうだな。
 野田さんが尖閣諸島を国有化したタイミングがどうのこうのとコメントしている。
 いや、ならばいつのタイミングだったらよかったんだ?
 いかにも不毛の議論をさらに不毛化しているというか、油を注いているような感じがする。
 以下、新聞から抜粋。

 自民党の石破茂幹事長は、沖縄県・尖閣諸島の国有化について 「中国で政権が代わろうとし、貧富の差の拡大で不満が鬱積しているときに、国有化が本当によかったのか」と述べ、決定のタイミングに疑問を呈した。 
 政府は閣議で、尖閣諸島国有化のため購入費用の拠出を決定。
 この後、地権者と島の 売買契約を締結し、同諸島を国有化した。


▲補足、感想など
 石破さんのコメントも、結局、いかに中国に迎合するかという話ではないか。
 第一、中国側がそんな日本の気遣いなど、気にする訳があるまい。
 中国は中国国内の世論・動向とかを背景にして、独自の判断で日本を攻撃するだろうに---
 冒頭に返って、石破さんにお尋ねしよう。
 だったら、いつの時点で国有化すればよかったんだ? まず、それに答えて頂きたい。
 単に先延ばしをいっているだけであろう。
 ならば、東京都が購入することを容認するということだ。
 東京都が購入して石原さんが尖閣諸島に東京都の港湾設備などを作れば、それはそれで中国は攻撃してくるだろう。
 ----つまり、どちらにせよ、中国は日本を攻撃してくるのだ。
 だから。
 冒頭でふれたように、これはもう「不毛な議論」なのだ。
 こういう場合は、もう触れないことだ。
 それを敢えて触れるというところで、「切れ」がないのだ。
 もう、4年も前か。してはならないタイミングで「麻生おろし」をしたことを思い出すなぁ。
 うまいタイミングで、うまいコメントのできない人だな。石破さんって。


習近平さんが総書記に就かない—とか観測。


▲なにか奇妙なニュースだな。
 先日、このブログで習近平という人は、破滅型・冒険型の政治家だなぁと書いた。
 筆者が思うだけでなく、中国国内のある勢力がそう思ったのかもしれない。
 もしかして、胡錦濤国家主席がそう思ったのかもなぁ。
 破滅型と書いたのは、日米中―及びヨーロッパ諸国という全体を大きく俯瞰する目に欠けているのではないかと感じたからだ。
 また、中国という国のもつポテンシャルを冷静に判断する目にも欠けていないか。
 いや、もっとつっこんで言うと、自己肥大化した「中華思想」の持ち主ではないかという印象を国外の要人達に与えたのではないだろうか。
 そのあたりを危惧した中国国内の勢力が流した「反習近平」デマではあるまいか。
 以下、新聞から抜粋。

 香港の中国人権民主化運動情報センターは、11月の中国共産党大会で李源潮党中央組織部長が党トップの総書記に就任するという観測を伝えた。
 総書記就任が確実視される習近平国家副主席は国家主席に昇格するものの、最高指導者の党最高ポストに就かないという。
 胡錦濤氏は総書記と国家主席から退く後も軍トップの中央軍事委主席の座を保つとしている。
 同センターは、習氏の動静が一時途絶えた理由について、健康診断で肝臓に「極めて小さながん」が見つかり手術で摘出したとする関係者の話を伝えていた。
 新人事に関しては、党最高指導部にあたる政治局常務委員を現在の9人から7人に減らし、李氏と習氏のほか、李克強副首相、劉雲山党中央宣伝部長、劉延東国務委員、王岐山副首相、汪洋広東省党委員会書記が選ばれる見通しという。
 党副総書記のポストを新設し、汪氏が就くとしている。


▲補足、感想など
 いや、習近平さんは国家主席になるだろうな。
 核心は、先日来の「反日運動のやりかた」の不始末の責任を問われたということであろう。
 筆者は、彼を「破滅型」「冒険型」の政治家だと書いた。
 習近平という人は、反日運動を指導して、結果として日本・日本人はどう出ると考えたのだろうなぁ。
尖閣諸島の問題で日本を突っついていれば、日本は譲歩する筈とか考えたのか。また、アメリカは中国を恐れて出てくる筈もないとか考えたのか。
 日本が更に硬化するとか考えもしなかったのか。
 このあたりだろうなぁ。
 この習近平副国家主席の頭の中を、自己肥大した中華思想とか、強・大国意識のようなものが占めていると感じないか。
 また、世界全体を俯瞰するような視点に欠けていると感じないか。
 これを胡錦濤現国家主席が「危惧」したと考えるのが妥当ではあるまいか。
 ”ちょっと能力としてどうかな”ということだろう。
 それが、上で掲げた記事の本当の意味であろう。
 肝臓ガンの話は完全なウソだろうな。いかな手術であってもそう速くは復帰できない。


原発の再稼働は、野田さんが決定すべきこと


どこからエネルギーを得るかという問題は、国という単位では、最重要な、国の命運を左右するような問題だ。
 このブログでなんども触れた。
 先の大戦の初め、日本が南進作戦を採用した理由が分からないのか。
 石油の一滴は、血の一滴とかいっていなかったか。
 現在でも、基本的に状況が変わったわけではない。
 日本は、国の領土から石油がでる訳ではない。天然ガスがでる訳ではない。
 電力については、多少とも大きな河川ではダムなどほぼ建設済みだ。
 つまり、現在では拡大するエネルギー需要に供給が可能なのは主として原発、ついで火力発電のみなのだ。
 未だに、原発に代替するエネルギー源の実用化は目処がついていない状況だ。
 以下、新聞から抜粋。

 原子力発電所の再稼働を認める判断を誰が行うのか、政府と原子力規制委員会の見解が分かれている。
 政府は「再稼働は、規制委 が安全基準に基づいて判断するのがルール」(野田佳彦首相)と、規制委の役割だと主張。
 規制委は「安全性は判断するが、再稼働の 判断はしない」(田中俊一委員長)との立場だ。
責任の押しつけ合いにも見える状況に、原発が立地する自治体からは戸惑いの声も 上がっている。
 枝野幸男経済産業相は28日の記者会見で、「原発の安全性について(規制委の)ゴーサインが出て、自治体の理解が得られれば、 重要電源として活用する」と述べた。
 安全性を地元自治体に説明するのは「電気事業者だ」という。
 原子力規制委は来春までに原発の新しい安全基準を策定した上で、既存の原発の安全性を判断する。
しかし、田中委員長は 「私たちが再稼働の是非は判断しない」と説明し、規制委には原発の安全性を専門的に判断する権限しかないことを強調している。
 今年7月の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働では、政府が関係閣僚会合で安全性や必要性を判断し、地元の了解もとりつけた。
 枝野氏は28日の会見で「規制委が安全性を判断する以上、内閣の誰かが『この原発は安全だ』と説明することはできない」と述べた。
 自民党などの「規制委は独立性の高い機関にすべきだ」との主張を受け、規制委が内閣から独立した「3条委員会」として19日に発足した経緯があるためだ。
 北海道電力泊原発が立地する北海道の高橋はるみ知事は26日の記者会見で「規制委と政府が再稼働についてキャッチボールしている」と、戸惑いを隠さなかった。「原発の再稼働をどちらが判断するのか」などを今後、政府に確認していく考えだ。


▲補足、感想など
 分かりきったことをと思う。
 これは野田首相が決断すべきことだ。
 冒頭でふれたように、エネルギー問題は一国家の命運を賭けるほどの問題だ。
 これこそ、国のリーダーである首相が決断すべきことだ。
 当然、リスクはある。そのリスクを背負いこんでの決断ではないか。
 首相とは、それだけ重い責任を負っているのだ。
 なにをカンチガイしているのか。
 日本のリーダー達の顔がアメリカとか中国などのリーダーよりも緩いというか、厳しさが足らないのは、まだ逃げようという気持ちがあるからなのだな。
 首相には、逃げていくところなどどこにもない。
 首相とは一国家の命運を左右する「ハンドル操作」を国民から付託されているのだ。
 野田さんが決断すべき。


2012年9月29日土曜日

日本で絶対に怒らせてはならない集団。


▲なんというかなぁ。
 この日本で、絶対に怒らせてはならないという集団が存在する。
 それが日本のインターネットを駆使できる500万人からの主婦層という集団だ。
 kというお笑い芸人がいる。
 先日、生活保護不正受給の問題で糾弾されたタレントだ。
 今、彼がテレビにでるとその度に300通からの苦情のメールが届くのだとか。
 彼もまた、上の「主婦層」を怒らせた存在だ。
 そういえば、花王もなにか減益だとか新聞にのっていなかったか。
 主婦層はしっこいぞ。これから何年も何年も反撃を受け続けるぞ。
 以下、新聞から抜粋。

 10月の番組改編で、お笑いコンビの次長課長のk(37)がレギュラー出演の番組を降板する。
 テレビ誌編集者が事情を明かす。
 「インターネットの時代になってから、芸能ニュースが“消費”されるスピードはアップした。
 パッと騒がれて、すぐ忘れられる。
 半面、ツイッターなどで繰り返し、問題を蒸し返されたり、放送局へメールで直接苦情をアクセスすることが容易になった。
 kの件では今も出演するたびに300通近い苦情メールが届くそうです。ちょっと酷な気もしますが…」

▲補足、感想など
 記事は核心を知った上で、とばけているのだろう。
 思わず、笑ってしまった。
 苦情のメールの差出人って誰さ。
 先日、掲示板にこんな書き込みがあった。
--ここから--
 ○女は勢いだけじゃなく、粘着力も半端ないからな。kが復帰を狙っても、 番組やイベントのスポンサーに「御社は生活保護の不正受給を容認していると 理解してよろしいでしょうか?」てな感じで、ずっと凸され続けるだろう
--ここまで

 そう言えば、花王の244-6月の決算も発表されていたなぁ。記事をご紹介しよう。
--ここから
 花王〈4452〉=2012年4~6月期連結業績は減収減益。
 11年4~6月期との比較で売上高が0.1%減、営業利益が29.1%減、経常利益が27.3%減となった。
 東日本大震災後に新商品の広告宣伝費や販売促進費の投入を抑制した前年同期に比べ、諸費用が膨らんだことが響いた。
 健康食品やサニタリー製品を中心にヒューマンヘルスケア事業の売り上げは好調だったが、原料価格の低下に伴い工業向け化成品の価格を一部値下げしたため、海外のケミカル事業などが売上高全体を下押しした。
--ここまで--

 花王も主婦層に対してケンカを売り続けている会社だ。
 上でもふれたが、相手は500万人の主婦層なのだぞ。
 いかな一兆円企業でも、太刀打ちできる訳があるまい。これからも粘着されて、減益を続けるだろう。
 まぁ、因果応報というところか。k-というタレントを含めて。



2012年9月28日金曜日

映画-天地明察—感想。


▲天地明察という映画を見た。
日曜日だったのだが、その映画館の観客は数名だった。そんなに人気がないのかな。
筆者は面白く感じた。
以下、粗筋とか、筆者が気に入ったところとか箇条書きにしてみたい。

あ、タイトルがなにか特徴的だと思わないか。
 明察ってなんだろう。
 どうやら、和算と算額とに関係がある言葉らしい。
 算額というのは、和算を趣味とする人が、自分で難問を作り、神社などに絵馬として掲げ、解けるものなら解いてみろを世間に挑戦するものだ。この算額に解答を記しておくと、算額を掲げた人が解答をみて、正しければ、ご明察と書くのだという。--う~ん、難問を解いたぞ。お見事!!--という感じかな -- これが「明察」の意味だ。

い、主人公は、安井算哲という人。
 ウィキペディアでその概略を押さえてみよう。
--ここから--
 江戸幕府碁方の安井家・一世安井算哲の長子として京都四条室町に生まれた。
慶安5年(1652年)二世安井算哲となるが、当時13歳であったため、安井家は一世算哲の養子・算知が継いで、算哲は保井姓を名乗った。
そして万治2年(1659年)に21歳で幕府より禄を受け、御城碁に初出仕、本因坊道悦に黒番4目勝ちした。
この後、算知、弟の知哲、春知などとともに御城碁に出仕する。
延宝6年(1678年)に本因坊道策が碁所に任じられた際には、これに先の手合、上手並み(七段)とされた。
数学・暦法を池田昌意に、天文暦学を岡野井玄貞・松田順承に、垂加神道を山崎闇斎に、土御門神道を土御門泰福に学んだ。
当時の日本は貞観4年(862年)に唐よりもたらされた宣明暦を用いていたため、かなりの誤差が生じていた。
そこで21歳の時に中国の授時暦に基づいて各地の緯度を計測し、その結果を元にして授時暦改暦を願い出た。
ところが、延宝3年(1675年)に春海が授時暦に基づいて算出した日食予報が失敗したことから、申請は却下された。
春海は失敗の原因を研究していくうちに、中国と日本には里差(経度差)があり、「地方時」(時差)や近日点の異動が発生してしまうことに気づいた。
そこで、授時暦に通じていた朱子学者の中村惕斎の協力を得ながら、自己の観測データを元にして授時暦を日本向けに改良を加えて大和暦を作成した。
春海は朝廷に大和暦の採用を求めたが、谷宜貞が、春海の暦法を根拠のないものと非難して授時暦を一部修正しただけの大統暦採用の詔勅を取り付けてしまう。
これに対して春海は「地方時」の存在を主張して、中国の暦をそのまま採用しても決して日本には適合しないと主張した。
その後、春海は暦道の最高責任者でもあった泰福を説得して大和暦の採用に同意させ、3度目の上表によって大和暦は朝廷により採用されて貞享暦となった。
これが日本初の国産暦となる。
--ここまで
 映画もほぼ、このウィキペディアの内容に沿う形で進行していく。

う、ウィキペディアの記事だけでは、映画の面白さが理解できない。
 どこに核心があるのだろう。
 それは、日本人のもつ知性主義というものが江戸時代の始め、1600年代の中頃に、明瞭に発輝されているところが興味深く感じるのだろう。
 安井算哲という稀有な才能をもった若者を見出し、彼を援助し、大きな仕事を任せようと周囲のものが思うのだ。ここだなと思った。日本人という民族のもつ「知性主義」というか「優れた才能の見出し方・育て方」というところに特徴があるのだ。山崎闇斎も彼を可愛がったようだ。

え、日本ではまだ地球が丸いということさえ、一般常識化していない時代だ。
 安井算哲という人は、日本で最初に地球儀を作った人でもある。 → 映画では、この地球儀をつくった段階で、北京との経度差(グーグルのマップで、経度をみていると北京で116度、日本の京都で135度くらいだ。経度差として19度あるのだな。映画では確か15度補正を考えるとかいっていた筈。1600年代の中頃だ。それでも正解に随分近づいた)に気づいたというような内容となっている。
 授時暦(中国製だ)というものに内在するキズ(日本人にとって)の理由がやっと分かったという瞬間である。
 まさに、「天地明察」の瞬間でもある。

お、まとめ---
 最終的に貞享暦(大和暦)というものにたどり着くまで20年位かかったという。
 一つのことに執着できるというのはまさに「才能」そのものだ。
 日本人は、こういう人を大事にしてきたのだろうな。その積み重ねの結果が現在というものを作り上げているのだ。

 
 

 

2012年9月27日木曜日

滋賀の平和堂って、頭おかしくないか。


平和堂の社長の言葉を聞いていて、熱海のなんとかいうスーパーの社長だった和田さんという人を思い出した。
 確か、ここは、成長の家とかいう宗教を信じていたのだっけ。
 いや、日本で経営するというならこれでも大丈夫さ。
 でもなぁ、中国人って、日本人とはまったく異なる感覚・常識をもつ民族だぞ。
 日本人に通用するなら、中国人にも通用するとか思っていないか。
 人類は皆兄弟---とかまさか思っているのじゃあるまいな。
 以下、新聞から抜粋。

 中国湖南省で起きた反日デモで、暴徒化したデモの参加者に現地のデパートの店舗を壊された滋賀県彦根市の「平和堂」は、今回の建物や商品の被害が5億円に上ることを明らかにした。
 「平和堂」は、今月15日に中国で起きた反日デモで、湖南省にある3つのデパートの店舗が暴徒化したデモの参加者から建物を壊されたり商品を奪われたりする被害を受け、店舗は今も休業しています。
 中間決算の発表の場で、平和堂の夏原平和社長は、反日デモによる今回の建物や商品の被害は、およそ5億円に上るとし、3店舗ともことし12月1日まで休業した場合の損失はおよそ13億円になる見込みだと明らかにした。
 夏原社長は、3つの店舗のうち1つは11月1日の営業再開を目指し、残る2店舗についても年内の営業再開を目指すことを明らかにした。
 夏原社長は「現地を訪れ被害状況の確認を行った。湖南省のトップから今後、財産や利益は守るということばをもらったので、安心して営業再開を目指したい」と述べました。
 また、来年の夏に現地にオープンするとしている新しい店舗も、予定どおり準備を進めるとしています。

補足、感想など
 この人も「成長の家」に類する新興宗教を信じているのか。
 地元のトップがなんとか言ったから、「安心してなんとか」なんて、気が狂っているのか。
 いや、平和堂という一企業の経営判断だから、他から言うことはない。
 でも、もう、この平和堂という会社が「大きな損失」を出すことは確実だな。
 これは「善悪」の問題ではない。
 中国人を「悪人」だと言っているのではない。
 そうではなくて、民族としての「常識」の違いなのだ。
 それが理解できないような企業のトップとはなんであろうか。
 平和堂の中国進出のとっかかりの裏話のようなものが掲示板にあった。ご紹介したい。

--ここから--
 当時は中国進出は危険だ、ダマされた、という話がいっぱいありましたから。
 私は中国出店反対を会長に進言しました()
 もちろん、銀行マンや商社マンなど、中国とのビジネス経験のある方々にも話を聞きました。
 すると、一番頼りにしていた銀行マンも反対するのです。
 理由を聞くと、中国で尽力してビジネスが軌道に乗った途端、中国側から『もうお前たちに用はないから、帰れ! 』と追い出されたという。
 そんな話を聞いても、会長は『やる』といって引かない。
 最終的に『もし失敗したら、自分が持っている自社株を処分して弁済する』といい出しまして。
 そこまでいわれたら、もう反対のしようがありません。
--ここまで
 どうやら、会長の独断専行のようだ。
 自社株でとかいっても、会社自体が傾いてしまえば、株価もなくなる。
 これはもう、と思う。
 う~ん。
 あれこれ思ったが、冒頭でふれたように一企業の経営判断だったなぁ。
 中国というカントリーリスクと将来への見込みとの天秤か。
 経営者の判断は、将来的にプラスにせよ、マイナスにせよ、みずから刈り取るしかないか。


2012年9月26日水曜日

安倍さんが、自民党新総裁に。


▲なによりも、安倍さんを信頼してあげて欲しい。
今から、マスコミに巣食う韓国系・北朝鮮系・中国系の帰化人・在日等が、盛んに安倍さんを攻撃したり・捏造したなにかで足をひっぱろうとするだろう。
確かに、安倍さんって、こう切れる人ではない。
記者会見でも、言い間違いとか言葉がへんな時もある。それをマスコミが針小棒大にして、攻撃するだろう。
それでも、安倍さんを信じてあげて欲しい。
そういう国民からの信頼の上に立って、安倍さんはまともに確実な仕事ができるのだ。
以下、新聞から抜粋。

決選投票となった自民党総裁選は、国会議員による第2回投票が行われ、第1回投票で 2位だった安倍晋三元首相が1位だった石破茂前政調会長を逆転、第25代の新総裁に選出された。
自民党新総裁に選出された安倍晋三元首相は、本部であいさつし、「経験、 責任をしっかりと胸にきざみ政権奪還に向け、皆様とともに全力を尽くす」と述べた。
安倍氏は、「この3年間、野党のリーダーとして大変なご苦労をされ、自民党を守って頂いた谷垣禎一 総裁に心から感謝したい」と語った。
その上で、5年前に首相を辞任したことに触れ、「総理を突然 辞任する結果になり皆様に本当にご迷惑をおかけした」と陳謝した。
安倍氏は、「政権奪還することは私たちのためではない。自民党のためでもない。日本を取り戻す、 強い日本を作る、豊かな日本を作る、そして日本人が日本に生まれたことに幸せを感じる、そういう 日本を作る」と訴えた。


▲補足、感想など
一度、挫折した人間は強い。
安倍さんは、潰瘍性大腸炎という持病を抱えている。
前回の時は、自分が持病を抱えているということを国民の前で言えなかったのだろう。
今は誰もが知っている。
誰もが知っているということは強い。
弱みが弱みではないからだ。
宴会の途中から抜けだそうとその理由が明らかだからだ。
ぜひ、自ら節制しつつ、自民党総裁---近い将来、総選挙があれば、即、日本の首相という立場となるのだ---の職責を果たして頂きたい。

2012年9月25日火曜日

明日、自民党総裁選、安倍さんが有利か。


▲いよいよ、自民党の総裁選が明日に迫った。
とうとうというか、当然にというか、安倍さんの有利が明らかになりつつあるようだ。
韓国系、中国系の人間から、盛んに邪魔されているようだが、まぁ、大丈夫だろう。
以下、新聞から抜粋。

民主党代表選は、野田佳彦首相(55)が圧勝。
問題は自民党総裁選(926日投開票)だ。
今回の総裁選では、地方票を含めた1回目の投票で過半数を制する候補者は出そうにない。
石破茂前政調会長(55)に地方票でリードされても、2位になって決選投票に残り、派閥連合を組んでひっくり返す――。
石原伸晃幹事長(55)の陣営が想定したシナリオだ。
支持を打ち出している額賀派に加え、町村派、 古賀派が乗り、脱派閥を訴える石破氏を一気に突き放す、というわけだ。
ところが、石原氏自身の舌禍のオンパレードで、決選投票に残れるかどうかすら怪しい。
石原氏の失速に反比例して、勢いづいたのが安倍晋三元首相(58)だ。
当初は「3位になっても、決選投票で石破さんを推せば、少なくとも長老支配は打破できる」(周辺)と低めの目標設定だった。
ところが、尖閣問題でにわかに元気に。
安倍氏は「ひ弱な印象が致命的」 と言われてきたが、「元首相」の肩書で「自分には経験がある」と訴え始めた。
陣営内では、「石破さんとの決選投票になれば、『どちらの候補が嫌いか』投票になり、安倍さんに票が集まる」といった"勝利宣言"すら出る始末。
高揚感の高まりを懸念した側近議員が、「決選投票のことを口にするのはまだ早い。
まずは2位に入ることだ」と周囲にくぎを刺すほどだ。

▲補足、感想など
まぁ、確かに投票までなにがあるかは分からない。
それでも、もう、大勢は決定したろう。
しかし、石原伸晃さんはピエロ扱いだなぁ。
どうしてあれだけ発言がおかしくなるのだろう。
父親と同一視されるのがいやということか。
まぁ、もう泡沫候補と考えていいだろう。
安倍さんが首相となれば、もう、グダグタいう長老も少ないだろう。
森さんも引退するし。青木さんは議員じゃないし。
町村さんは軽い脳梗塞だろうし---
なにか、一挙に対抗馬が自滅した感じだなぁ。
ぜひ、自主憲法の制定、河野談話の見直し---を実行して頂きたい。
今なら、なんでもできる。
韓国の李大統領の天皇陛下侮辱発言を受けて、日本人の大勢が「反韓国・嫌韓国」だからだ。
また、中国の反日運動を受けて、対中国でもなんでもできる---
なにか、世間を巻き込んで大きなうねりが、安倍さんを押し上げているようだ。
ぜひ、頑張って頂きたい。






横綱になったけれど----。


▲日馬富士関の横綱昇進をお祝いしたい。
でも---、と筆者は思う。
身体が小さい、年齢がすでに28才、張り手などを禁じられた----など。
余り、長くはできそうもないな、と思う。
確かに過去身体の小さな横綱もいた。
しかし、長く続いた人を知らない。
昭和30年代であれば、栃錦とか若乃花とか、全体が小さかった。
もう、あの時代ではない。
また、相撲には従量制というものはない。総当りなのだ。
横綱であろうと、張り手、けたぐりなどなんでもありにしてやらないと、日馬富士があまりに不利ではないのか。
以下、新聞から抜粋。

日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会は、両国国技館で 委員全員が出席して定例の会合を開き、秋場所で2場所連続全勝優勝を果たした大関・日馬富士(28)を満場一致で横綱に推薦した。
第70代横綱の誕生が事実上決定したが、その一方で張り手やけたぐりなどの 「禁止令」が出るなど品格を不安視する意見も出た。
番付編成会議と 理事会を開き、昇進を正式決定する。
日馬富士への「技量審査」はわずか16分で終了。
横審は 2場所連続で全勝優勝の力量を評価したが、一方で「品格審査」には注文をつけた。
鶴田卓彦委員長は「一人横綱で寂しいときもあった。
2人になって花が2輪咲いた。土俵が華やかになり、より熱がこもってくる」と歓迎。
ただし、大関が得意とする張り手やダメ押しなどについて質問が及ぶと 「技にはあるが、見ていて気持ちは良くない。張り手やけたぐりは使ってはいけない。禁じ手とは言わないが、自覚を促したい」と。
横綱免許状には「品格、力量抜群につき」の文言がある。
張り手を多用する日馬富士の相撲態度について 秋場所直前には審判部長が「品格」に苦言を呈し、この日の会合でも、一部委員から 「けんかみたい」との意見も出た。
沢村田之助委員は「いろいろなタイプの力士がいてこそ面白い。ただ、張り差しなんかはしない方がいい。横綱は横綱の自覚を持って張り手は慎んでほしい」と口調で指摘した。
大関昇進後の成績を不安視する声もあった。
岡本昭委員は 3場所前の夏場所が千秋楽でやっと勝ち越したことに言及。
「2場所連続優勝する前の星が悪い。 平均10勝以上挙げてきたならいいが、今後は安定感について心配している。
今まで横綱になって 1回も優勝できなかった力士もいる」と奮起を促した。
土俵の内外全てでお手本となることを求められる横綱の地位。その重みを痛感するときは遠くないはずだ。

▲補足、感想など
まぁ、横綱になれば、もう言い訳はできない。もはや、降格はないのだ。
3場所前は8勝だ。
8 → 15 → 15って。
本当に大丈夫かなぁ。
また、冒頭にふれた不安に戻る。
身体が小さくて、28才で、張り手を禁じられて----と。
う~ん。長くはできないだろうなぁ。