▲民主党の党首選が事実上始まっている。
野田さんという人は、民主党の中ではまぁ、傑出した人だと思える。(中国へのあの異様な配慮の根底にあるのはなんだろう。野党時代に中国から資金を随分もらっているのだろうなぁ—中国に敵対的な行動にでれば、お金のことをバラスぞ—とか威しがあったりして)
対抗する候補として、いろんな名前が挙がるのだが、無理だろう—という名前ばかり。田中真紀子さんの名前があがったときビックリした。--冗談だろう--
民主党という政党の人材難を如実にあらわしている。
野田さんが、谷垣さんと「ちかいうち解散」を約束しているため、野田さんが再任されれば、約束は守らなければ、仁義がたたない—とばかりに実行するだろう。
そこで、反野田勢力は、野田さんに勝てる対抗馬を探すのにやっきとなっている。
以下、新聞から抜粋。
民主党の輿石東幹事長は、料理店で樽床伸二幹事長代行、細野豪志原発事故担当相、松本剛明国対委員長代理らと懇談。
9月の党代表選について、出席者から「野田佳彦首相が再選すれば、党は次期衆院選で壊滅状態になる」との意見が出たのに対し、輿石氏は黙って聞いていたという。
樽床、細野、松本3氏の中から対抗馬を出すべきだとの声も上がった。
会合には松井孝治総括副幹事長、三井辨雄政調会長代理、伴野豊衆院国土交通委員長も出席した。
▲補足、感想など
じゃ細野さんが民主党党首となって、野田さんの「ちかいうち解散」なんて、知ったことではない—と言えばいい。
でも、長くは続かない。
年内には追い詰められて追い詰められて、解散せざるをえなくなるだろう。
つまり、野田さんであろうが、細野さんであろうが大差なし—ということだ。
民主党は、なにか北朝鮮との間で、拉致被害者を日本に帰国させる—というような奇策をうてば、支持率が上がるかもと--一発逆転の策を考えているようだが、それは北朝鮮から足元を見られるだけだ。
もう、ここまできて一発逆転のようなことを考えるなよ。粛々と解散へ向かって行動せよ。