▲自民党の石破さんという人も、こう、もう一つ切れのない人だなぁ、と思う。
今度、自民党で幹事長をするのだそうな。
これでは安倍首相の足をひっぱりそうだな。
野田さんが尖閣諸島を国有化したタイミングがどうのこうの—とコメントしている。
いや、ならばいつのタイミングだったらよかったんだ?
いかにも不毛の議論をさらに不毛化しているというか、油を注いているような感じがする。
以下、新聞から抜粋。
自民党の石破茂幹事長は、沖縄県・尖閣諸島の国有化について 「中国で政権が代わろうとし、貧富の差の拡大で不満が鬱積しているときに、国有化が本当によかったのか」と述べ、決定のタイミングに疑問を呈した。
政府は閣議で、尖閣諸島国有化のため購入費用の拠出を決定。
この後、地権者と島の 売買契約を締結し、同諸島を国有化した。
▲補足、感想など
石破さんのコメントも、結局、いかに中国に迎合するか—という話ではないか。
第一、中国側がそんな日本の気遣いなど、気にする訳があるまい。
中国は中国国内の世論・動向とかを背景にして、独自の判断で日本を攻撃するだろうに---。
冒頭に返って、石破さんにお尋ねしよう。
だったら、いつの時点で国有化すればよかったんだ? まず、それに答えて頂きたい。
単に先延ばしをいっているだけであろう。
ならば、東京都が購入することを容認するということだ。
東京都が購入して石原さんが尖閣諸島に東京都の港湾設備などを作れば、それはそれで中国は攻撃してくるだろう。
----つまり、どちらにせよ、中国は日本を攻撃してくるのだ。
だから。
冒頭でふれたように、これはもう「不毛な議論」なのだ。
こういう場合は、もう触れないことだ。
それを敢えて触れるというところで、「切れ」がないのだ。
もう、4年も前か。してはならないタイミングで「麻生おろし」をしたことを思い出すなぁ。
うまいタイミングで、うまいコメントのできない人だな。石破さんって。